Ver. 3.1.22 リリースのお知らせ


この記事では、2024年7月30日にリリースした Ver. 3.1.22 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.1.22 リリースノート

修正点

  • CMS-6892 Ver. 3.1.21 でコンフィグ・テーマ・編集画面セットの選択肢が出てこない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6892 Ver. 3.1.21 でコンフィグ・テーマ・編集画面セットの選択肢が出てこない問題を修正

Ver. 3.1.21 の修正が原因でブログ・カテゴリー編集画面でコンフィグ・テーマ・編集画面セットを選択できない状態になっていたのを選択できるように修正いたしました。


ブログの編集画面

ブログの編集画面


最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

キーワードをハイライトする

a-blog cmsでは、CMSでの検索結果ページで検索キーワードにマッチしている文字列をハイライト表示する設定が標準で実装されています。(Ver.1.2.1より)
この設定をおこなうと、検索キーワードにマッチした文字列に独自のスタイルを設定することができるため、検索結果内のどこに検索キーワードがマッチしているのかが分かりやすいというメリットがあります。

デフォルトの設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

config.jsの内容

// 検索ワードのハイライト
searchKeywordHighlightMark: '.entry, .entryColumn, .entryTitle', 
searchKeywordMatchTag: 'mark',
searchKeywordMatchClass: 'highlight'

searchKeywordHighlightMark 検索結果ページで、ここで指定したセレクタ内に検索ワードが含まれているときに、該当部分がハイライトします。「.entry」の場合は、class="entry" の要素内に検索ワードが含まれていたらハイライトします。
searchKeywordMatchTag ハイライト部分に付与されるHTMLタグを指定します
searchKeywordMatchClass ハイライト部分に付与されるclass名です。ドット「.」なしで指定します。

設定のカスタマイズ

config.jsのデフォルトの設定からカスタマイズする場合、JSファイルに下記のように記述します。

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config.searchKeywordHighlightMark = '.sample-contents'';
  ACMS.Config.searchKeywordMatchTag  =  'mark';
  ACMS.Config.searchKeywordMatchClass = 'sample-highlight';
});

検索文字列の指定

ACMS.Config.keywordに検索対象文字を代入

検索する文字列は「ACMS.Config.keyword」に検索対象の文字を代入することで指定できます。

例)「いろ」と「ほへ」を検索文字列として指定する

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config.keyword = "いろ ほへ";
});

URLコンテキストにkeywordを指定

URLの末尾に「/keyword/検索したい文字列」を追記することで、ACMS.Config.keywordに自動で値が設定され、上記のJavaScriptを書かなくても文字列の検索が可能です。

https://example.com/keyword/いろ%20ほへ

keywordを検索するためのフォームを作成

また以下のようなフォームを用意することで自動でURLを組み立てることも可能です。ポイントとしては、1つのinput要素のname属性には「query」とvalue属性に「keyword」を指定し、もう1つのinput要素にはname属性に「keyword」とvalue属性に「検索したい文字列」を指定したものを用意することです。

<form action="" class="search-form" method="post" role="search" aria-label="検索フォーム">
  <input type="hidden" name="tpl" value="/entry.html">
  <input type="hidden" name="query" value="keyword">
  <input type="hidden" name="bid" value="6">
  <input type="text" name="keyword" class="search-form-text" value="" size="15" placeholder="検索キーワード">
  <span class="search-form-btn-wrap">
    <button type="submit" name="ACMS_POST_2GET" class="search-form-btn"><span class="acms-icon-search"></span></button>
  </span>
</form>

HTMLとCSSの編集

HTML

config.jsで指定したクラスをHTMLに記述します。

例)「.entry」を指定した場合 検索対象:

いろはにほへと

検索キーワード:「いろ」「ほへ」

検索結果:

<span class="highlight1">いろ</span>はに<span class="highlight2">ほへ</span>と

項目1の内容で指定した場合、class="entry"のあるdivが検索対象となり、検索キーワードにマッチしている文字列がある部分に自動でハイライト表示のスタイルが付与されます。

CSS

ハイライト表示のスタイル指定はCSSで以下のように記述します。例えば、「いろ」「ほへ」の検索結果では、「いろ」に「.highlight1」というクラスが付与され、「ほへ」に「.highlight2」というクラスが付与されます。 複数キーワードで検索されることが予想されるならその分スタイルを用意する必要があります。

例)

/* ハイライト */
.highlight1 {
	color: #000;
	background: #ffff66;
}
.highlight2 {
	color: #000;
	background: #a0ffff;
}
.highlight3 {
	color: #000;
	background: #99ff99;
}
.highlight4 {
	color: #000;
	background: #ff9999;
}
.highlight5 {
	color: #000;
	background: #ff66ff;
}
.highlight6 {
	color: #000;
	background: #880000;
}

Shoping Cart拡張アプリ アップデートのお知らせ 2024年9月


この記事では、ShoppingCart 拡張アプリ について、2024年9月10日にリリースした  Ver. 2.2.5 の内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.2.5 のリリースノート

Fixed

  • build: 依存関係をアップデート
  • fix: Ver. 2.2.2 より、一時キャッシュのドライバー設定が memory 以外になっている場合、他のユーザーのカートの情報が表示されてしまう可能性がある問題の修正
  • fix(theme): メールテンプレート及び確認画面で、address3 や deliver-address3 が表示されない箇所が存在する問題の修正

主なリリースノート内容

ShoppingCart 拡張アプリ Ver. 2.2.5 の内容について一部紹介いたします。

Ver. 2.2.2 より、一時キャッシュのドライバー設定が memory 以外になっている場合、他のユーザーのカートの情報が表示されてしまう可能性がある問題の修正

Ver. 2.2.2 以上のShoppingCart をご利用の場合、キャッシュ機能で一時キャッシュのドライバー設定が memory 以外になっていると、他のユーザーのカートの情報が表示されてしまう可能性がある問題を修正いたしました。

Ver. 2.2.2 よりカートの情報を一時キャッシュを利用して1リクエスト内で2回目以降のカートの情報を取得する場合には、キャッシュからデータを取得することでパフォーマンスを向上させていました。

一時キャッシュのデフォルトのキャッシュドライバーは「memory」で、キャッシュの有効期限は同一リクエスト内となるため、問題になることは少ないですが、万が一、キャッシュドライバーを「memory」以外の値に変更した場合や、CMS側で一時キャッシュのデフォルト設定が「memory」以外に変更される可能性があることをを踏まえ、修正を行いました。

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ロールオーバー

a-blog cmsでは、画像をロールオーバーする(hover時の画像切り替え)設定が標準で実装されています。(v1.2.1より)マウスカーソルを画像にhoverしたとき、画像ファイルの名前が自動で切り替わることでロールオーバーが実現できます。Webサイトのナビゲーション画像を切り替える場合などに利用できます。

デモ

デモ画像

デフォルトの設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

rolloverImgMark    : 'img.js-rollover, img.imgover',
rolloverImgSuffix  : '_o',

rolloverImgMark ロールオーバーを適用させるセレクタを指定します。
rolloverImgSuffix ロールオーバー時に表示する画像ファイル名の末尾に付与される接尾辞です。

設定のカスタマイズ

config.jsのデフォルトの設定からカスタマイズする場合、JSファイルに下記のように記述します。

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config.rolloverImgMark = 'img.js-sample-rollover, img.js-sample-imgover';
  ACMS.Config.rolloverImgSuffix =  '_sample'
});

使い方

config.jsで指定した要素・属性をHTMLに記述します。

例)rolloverImgMarkを「img.js-rollover」、rolloverImgSuffixを「_o」と指定した場合

通常時(テンプレートに記述するソース):

<img src="xxx.gif" alt="xxx" width="100" height="15" class="js-rollover" />

ロールオーバー時(表示画面上でのソース):

<img src="xxx_o.gif" alt="xxx" width="100" height="15" class="js-rollover" />