プレースホルダー

現在は各ブラウザでplaceholder属性が実装されているため、HTMLのplaceholder属性の使用を推奨しております

a-blog cmsでは、フォームのテキスト入力エリア内にあらかじめ任意の文字を表示しておくプレースホルダーの機能の設定が標準で実装されています。(Ver. 1.3.0より)

デモ

<input type="text" name="iebug" value="" style="display:none;" class="iebug" />
<input type="submit" name="ACMS_POST_2GET" value="検索" />
<input type="hidden" name="tpl" value="/search.html" />
<input type="hidden" name="bid" value="%{BID}" />

デフォルトの設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

//-------------
// placeholder
placeholderMark   : '.js-placeholder',
placeholderColor  : 'silver',


placeholderMark ここで指定したセレクタがプレースホルダーになります。
placeholderColor プレースホルダーの文字色です。色のキーワードやRGB値(#FF0000, rgb(255,0,0),rgb(100%,0%,0%))で指定できます。

使い方

HTML

指定したクラスをHTMLのinput要素もしくはtextarea要素に記述します。プレースホルダーとして表示する文字列は、title属性に記述します。

例)placeholderMarkで「.js-placeholder」と指定した場合

<form action="" method="post" name="searchForm">
  <input type="text" name="keyword" value="" size="15" class="js-placeholder" title="キーワードを入力" />
  <input type="text" name="iebug" value="" style="display:none;" class="iebug" />
  <input type="submit" name="ACMS_POST_2GET" value="検索" />
  <input type="hidden" name="tpl" value="/search.html" />
  <input type="hidden" name="bid" value="6" />
</form>

a-blog cmsの脆弱性対応バージョンの不具合について

サムネイル

2025年3月22日に重大な脆弱性に対応したバージョンがリリースされました。

ただ、脆弱性対応により以下のような不具合が発生したため修正バージョンをリリースいたしました。

修正された不具合

  • フォームログやカスタムユニットのデータが復元されない問題
  • 正常のアクセスでもエラーログが出力されてしまう問題
  • インストーラーが動作しない問題を修正
  • スケジュールモジュール、スケジュール登録画面でエラーが出る問題
  • 管理系JS周りが動作しない問題(Ver. 3.0系)

お手数ですが、各バージョンのフィックスバージョンがリリースされていますので、アップデートをお願いします。

各バージョンの最新バージョン

  • Ver. 3.1.41(Ver. 3.1.x系)
  • Ver. 3.0.45(Ver. 3.0.x系)
  • Ver. 2.11.74(Ver. 2.11.x系)
  • Ver. 2.10.62(Ver. 2.10.x系)
  • Ver. 2.9.50(Ver. 2.9.x系)
  • Ver. 2.8.84(Ver. 2.8.x系)

phpのバージョンは7.0以上にすることでよりセキュリティが高まりますので、できればPHP7.0以上へのアップデートをご検討ください。

またアップデート後であっても、不審なファイルがないかご確認を必ずお願いします。

必ず確認してください。

CMS アップデート後、ドキュメントルートなどに見覚えのない php などのファイルがありましたら、必ず削除をお願いします。

SSHで接続する必要がありますが、以下のようにファイルを検索することで、問題があるファイルの検索に役立ちます。

cacheを除いて、ここ7日間で作成・更新されたファイルを列挙する

$ find . -type d -name "cache" -prune -o -type f  -mtime -7 -print
$ find . -type d -name "cache" -prune -o -type f  -ctime -7 -print

cacheディレクトリを除いて検索していますので、念の為cacheディレクトリ内は「.htaccess」を残して全て削除ください。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。
重大の問題になりますので、お早めにバージョンアップのご対応をお願いいたします。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

本件に関するお問い合わせ先

本件についてご不明点などありましたら以下のお問い合わせよりご連絡ください。

有限会社アップルップル
メールアドレス:info@a-blogcms.jp
お問い合わせフォーム:https://www.a-blogcms.jp/contact/

PDFのプレビュー

PDFをプレビュー表示する機能です。Ver.2.11より利用可能です。

使い方

基本的な使い方

以下のように全体をjs-pdf-viewerというclass属性で囲み、その中にimgタグを記述して、data-pdfにPDFへのパスを記述します。

<div class="js-pdf-viewer">
  <img class="js-preview" data-pdf="/path/to/pdf" >
</div>

ページ番号を指定してPDFをプレビューする

さらにimgタグに data-page 属性を適用することでページ番号を指定してPDFをプレビューすることができます。

また、ページ送りするためのボタンを追加することも可能です。

<div class="js-pdf-viewer">
  <img class="js-preview" data-pdf="/path/to/pdf" data-page="2" >
  <button class="js-prev">前へ</button>
  <button class="js-next">次へ</button>
</div>

機能の編集

この機能の編集設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

  pdfPreviewConfig: {
    mark: '.js-pdf-viewer', // PDFプレビューの親要素につけるクラス名
    previewMark: '.js-preview', // 実際にプレビュー画像を表示する img 要素のクラス名
    prevBtnMark: '.js-prev', // 次ページのボタンにつけるクラス名
    nextBtnMark: '.js-next', // 前ページのボタンにつけるクラス名
    pdfAttr: 'data-pdf', // 対象のPDFのパスのdata属性名
    widthAttr: 'data-width', // 幅指定のdata属性名
    pageAttr: 'data-page', // 表示するページ数のdata属性名
    lazyAttr: 'data-lazy', // lazy load するかどうか(1 or 0)のdata属性名
    showBtnClass: 'acms-admin-block' // PDFのページ送りボタンがある場合につくクラス名
},

デモ