Ver. 3.1.27 リリースのお知らせ


この記事では、2024年10月7日にリリースした Ver. 3.1.27 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.1.27 リリースノート

修正点

  • CMS-6928 Ver. 3.1.23 より、一部のDatePickerでinputに直接値を入力したときにカレンダーに値が反映されない問題の修正
  • CMS-6919 name属性が field となっている フォームコントロール要素の値に [] がついていると php エラーが発生する場合がある問題の修正
  • CMS-6929 pngのリサイズを行うとjpegになる問題を修正
  • CMS-6927 Ver. 3.1.23 より、JavaScript のバンドルサイズが肥大化してしまっている問題の修正
  • CMS-6934 Ver. 3.1.23より、メディアのフィールドグループが動作していない問題の修正
  • CMS-6935 テーマインストール時に、カスタムフィールドグループのメディア画像のデータが壊れた状態でインストールされる問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6934 Ver. 3.1.23より、メディアのフィールドグループが動作していない問題の修正

Ver. 3.1.23 の修正により、フィールドグループ内でメディアの JavaScript が動作しておりませんでした。


フィールドグループで追加した項目内にメディアのドロップエリアが表示されていない様子

フィールドグループで追加した項目内にメディアのドロップエリアが表示されていない様子


最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

モジュールID編集画面のモーダル

a-blog cmsでは、モジュールID編集モーダルを表示する機能が実装されています。(Ver. 1.6.0より)

Ver. 1.7.0より、モーダルをより簡単に実装するテンプレートがsystemテーマの中に入っています
設置箇所:themes/system/admin/module/setting.html



デフォルト設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

  moduleManagementMark: '.js-module_management',

moduleManagementMark モジュールID編集モーダルを表示するボタン要素につけるクラス名

使い方

使い方

moduleManagementMark で設定したクラスを、モジュールID編集モーダルを表示する場合にクリックする要素に指定します。

編集したいモジュールID のモジュールIDを data-mid 属性に、ブログIDを、data-bid 属性に指定することで、モジュールID編集モーダル機能を実装することができます。

マウスオーバー時に表示されるウインドウをカスタマイズする場合以下のテンプレートを編集してください。

themes/system/admin/module/setting.html

<!-- BEGIN_MODULE Touch_NotPreview -->
<!-- BEGIN_MODULE Touch_SessionWithAdministration -->
<!-- BEGIN module_setting -->
<!-- BEGIN_IF [{admin_module_mid}/nem] -->
<p class="{{class|default('acms-admin-module-edit')}}"><a href="#" class="js-module_management" data-bid="{admin_module_bid}" data-mid="{admin_module_mid}"><!--T-->モジュール<!--/T--></a></p>
<!-- ELSE -->
<p class="{{class|default('acms-admin-module-edit')}}"><a href="{admin_module_url}" class="js-dialog-btn js-link_no_rewrite"><!--T--><!--$1-->{admin_module_name}<!--/$1--> を編集<!--/T--></a></p>
<!-- END_IF -->
<!-- END module_setting -->
<!-- END_MODULE Touch_SessionWithAdministration -->
<!-- END_MODULE Touch_NotPreview -->

モジュールID編集画面へのモーダルを設置する

モジュールのスニペットには、標準でモジュール設定画面へのリンクが記述してあります。旧バージョンからのアップデートや昔に作成したサイトをベースに構築する場合は個別にモジュール設定画面へのリンクを設置してください。

通常のモジュールの記述

<!-- BEGIN_MODULE Entry_List -->
<div>
  <ul>
    <!-- BEGIN entry:loop -->
    <li><a href="{url}">{title}</a></li>
    <!-- END entry:loop -->
  </ul>
</div>
<!-- END_MODULE Entry_List -->

モーダルを設置した記述

3行目が追加されています。BEGINブロックとENDブロックの間にインクルード文を挿入します。 親の要素に相対した位置に表示されるためインクルード文をdiv要素で囲んでおくと(2行目と9行目)、マウスをホバーした際にモジュールの右上に編集ボタンが表示されます。

<!-- BEGIN_MODULE Entry_List -->
<div>
@include("/admin/module/setting.html")
  <ul>
    <!-- BEGIN entry:loop -->
    <li><a href="{url}">{title}</a></li>
    <!-- END entry:loop -->
  </ul>
</div>
<!-- END_MODULE Entry_List -->

Ver. 3.1.28 リリースのお知らせ


この記事では、2024年10月10日にリリースした Ver. 3.1.28 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.1.28 リリースノート

修正点

  • CMS-6893 キャッシュ周りのパフォーマンス改善(キャッシュへのアクセス数を減らすように改善)
  • CMS-6938 会員限定記事の表示・非表示を行う組み込みJS(js-members-only-entry)が、Ver. 3.1.17で追加されたAjaxのセキュリティ対応に対応しておらず、タイミングによって会員限定コンテンツを表示できない問題を修正
  • CMS-6939 メルマガ機能で、無効ユーザーも対象になってしまっている問題を修正
  • CMS-6940 メールマガジンテンプレートを調整(metaタグ調整、tableユニット対応など)

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6938 会員限定記事の表示・非表示を行う組み込みJS(js-members-only-entry)が、Ver. 3.1.17で追加されたAjaxのセキュリティ対応に対応しておらず、タイミングによって会員限定コンテンツを表示できない問題を修正

Ver. 3.1.0 で追加された、エントリー本文の途中から会員限定にする機能が、Ver. 3.1.17 で追加されたAjaxのセキュリティ対応が影響して、正しく動作しなくなっていた問題を修正いたしました。


memberテーマの会員限定記事

memberテーマの会員限定記事

CMS-6939 メルマガ機能で、無効ユーザーも対象になってしまっている問題を修正

メルマガ送信の対象者に、ステータス無効のユーザーや、有効期限切れユーザーも対象になっていた問題を修正いたしました。


ユーザーの編集画面

ユーザーの編集画面


最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

エントリーの自動保存

動作環境

HTML5の「Web Storage」が利用できるブラウザのみで動作します。


ブラウザ 対応バージョン
Internet Explorer 8以降
Firefox 3.6以降
Google Chrome 8以降
Safari 5以降
Opera 11以降

設定項目

基本的には、デフォルトでこの機能はONになっています。 設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。

//--------------
// web storage
webStorage          : 'on',
webStorageType      : 'local', // local or session
webStorageCapacity  : 'one', // one or limitless
webStorageInterval  : 2000,

項目 説明
webStorage on/off 自動保存機能を使うかどうか設定します。
webStorageType local/session ストレージタイプの設定をします。
webStorageCapacity one/limitless エントリーの保存数を設定します。
webStorageInterval 数値 保存する間隔を設定します。

webStorage

ローカルとセッションがあり、タイプによって保存される期間が異なってきます。


local 永続的
session ウィンドウやタブを閉じるまで

webStorageCapacity

one/limitlessを設定できます。oneの場合は、一つのエントリーのみ保存します。limitlessの場合は、エントリー毎に自動保存を行うことができます。

webStorageInterval

保存する間隔をミリ秒で指定します。