エントリー保存時や設定変更時に固まってしまう(Ver. 2系)

* この内容は Ver. 3系では、この機能自体廃止されているので発生しません。

サーバーの構成変更時などに、エントリー保存や設定変更などPOST操作を行うと固まってしまい、タイムアウトエラーが出る時があります。

この場合、ダッシュボードから設定できる「キャッシュ生成リスト」が設定されていないかご確認をお願いします。 この機能は、POST時に自動的にキャッシュを生成するようにHTTPリクエストが飛ぶようになっているのですが、 サーバーの変更でこの機能が動作しなくなってタイムアウトしている可能性が考えられます。


バックアップに失敗する

バックアップ機能が途中で止まってしまう場合、zipへの圧縮に失敗している可能性があります。圧縮に失敗する理由として圧縮に一時領域を使用するのですが、サーバーによって一時領域が足りず失敗してしまうことがあります。

これを解決するために、一時的に一時領域の場所を変更することで解決することがあります。

config.server.php に以下1行を追記します。「/path/to/tmp」は環境に合わせたパスを設定ください。(ドキュメントルートの一階層上など)

putenv('TMPDIR=/path/to/tmp'); // ドキュメントルートより上の階層を設定ください

エントリーの自動補完リダイレクト機能

リニューアル時やサイト構造変更時などに、記事(エントリー)のカテゴリーやブログが変更になることはよくあることだと思います。 この時そのままだと、以前のURLが404になってしまいます。404にならなためには、.htaccessなどで旧URLから新URLへのリダイレクト処理を書く必要がありますが、記事ごとに毎回設定するのは大変です。

そこで、エントリーの自動補完リダイレクト機能を使用すれば、ブログやカテゴリーが変更になったエントリーでも自動で旧URLから新URLにリダイレクトをしてくれるようになります。

例:ある記事(entry-10.html)のカテゴリが「news」から「topics」に変更になった場合
「https://example.com/news/entry-10.html」にアクセスすると、「https://example.com/topics/entry-10.html」に自動で301リダレクトされます。

有効化の方法

「private/config.system.yaml」に以下記述を追加します。

entry_301_redirect: on

注意事項

リダイレクトは、エントリーコード(xxxx.html)をもとにデータを検索しリダイレクトをかけています。 この仕様により以下3つの注意点があります。

  • 以前のカテゴリーを削除してしまうとカテゴリーが 404 エラーになってしまいリダイレクトされません。上記の例の場合 news を残して topics を作成ください。
  • エントリーコードを変更した場合は、リダイレクトされない
  • 重複するエントリーコードがある場合、どのエントリーにリダイレクトされるかはコントロールできない

Ver. 2.11.0 未満からアップデートしたらHTMLタグが表示されるようになってしまった

Ver. 2.11.0 から 校正オプションの仕様が変わり、校正オプションが指定されている場合も自動でサニタイズ(エスケープ)処理がされるようになりました。 これにより、アップデート後に閲覧画面を表示すると意図していないHTMLがタグのまま表示されてしまう可能性がございます。

詳細・対応方法は以下をご覧ください。

オンラインアップデートやバックアップ、リストア、CSVインポートなどで、プログレスバーが動かなくなる

オンラインアップデートやバックアップ、CSVインポートなどのバックグラウンドでプログラムを実行する機能を使用し、何かしらの理由により処理が止まってしまった場合、プログレスバーがそのままの状態で動かなくなってしまう場合があります。

バックグラウンドで実行される機能例

  • オンラインアップデート
  • バックアップ
  • リストア
  • CSVインポート

修正方法

この場合、a-blog cms 設置場所にある、cache ディレクトリ内にあるファイル(.htaccess以外)を削除していただくことで、プログレスバーを止めることができます。

.htaccess は削除しないでください。