静的書き出しをしてみよう [Pro版以上]
Ver. 2.8.0 より プロ版以上になりますが、ブログを静的なHTMLに書き出す機能が追加されます。静的に書き出すことによりパフォーマンスやセキュリティ面で有利になります。ハンズオン的な内容ではありませんが、どのように書き出せらるか体験してみましょう。
静的書き出しの仕様
- アーカイブ(画像、ファイル)の書き出し
- テーマのテンプレートの書き出し(ランディングページなど)
- ドメインの書き換え(設定したドメインに書き換えます)
- リンク、パスの書き換え(書き出し先設定に合わせて自動的に書き換えます)
- CSSのURL属性の書き換え(画像パスなどを自動的に調整します)
- トップ、インデックス、エントリーの書き出し(カテゴリートップも含む)
- カテゴリー毎のページの作成
- カテゴリー毎のアーカイブの作成(日付による絞り込み表示)
設定
同時ページ生成数
同時に書き出すページ数の指定です。数値を大きくすると書き出しスピードが上がりますが、大きすぎるとサーバーに負荷がかかり逆に遅くなる可能性があります
書き出し先ドキュメントルート
書き出し先ドキュメントルートを指定します。同じサーバー内になります。
オフセットディレクトリ
ドキュメントルート直下ではなく、ディレクトリを設置した中で表示したい場合には、ここでディレクトリを指定します。
書き出し先ドメイン
書き出し先ドメインを指定します。ここで書いたドメインにテンプレートからドメインを置換します。
ページ書き出しカテゴリー
指定したカテゴリーのページ数を、何ページまで書き出すかの設定です。
アーカイブ書き出しカテゴリー
指定したカテゴリーのアーカイブ(年、月表示)をいつから書き出すか設定します。
例: http://example.com/2017/, http://example/com/2017/11/
ablogcms.io で試してみよう
以下の設定にして書き出しを実行してみてください。
同時ページ生成数 | 2 |
書き出し先ドキュメントルート | /var/www/vhost/xxxx.ablogcms.io/html |
オフセットディレクトリ | static |
書き出し先ドメイン | xxxx.ablogcms.io |
xxxx.ablogcms.io の xxxx は自分の環境(ドメイン)のものに差し替えてください。
オフセットディレクトリは 環境の都合で static のみでしか動きません。
書き出しが終了したら、 http://xxxx.ablogcms.io/static/ にアクセスして静的に書き出されているか確認しましょう。