Ver. 3.0.23 フィックスバージョンリリースのお知らせ


2023年03月24日にリリースした Ver. 3.0.23 の修正内容についてご紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.23 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6303 Topicpath モジュールの表示設定でカテゴリーとエントリーの「フィールド」のツールチップ内容が間違っている問題の修正
  • CMS-6297 Entry_Body でエントリーを複数表示した場合に、SmartPhoto で表示する画像をエントリー毎にグループ化する機能が動作していない問題の修正
  • CMS-6309 ロールを削除した場合のアラートにスタイルが適用されていない問題の修正
  • CMS-6310 PHP バージョンが 8.1 の場合、Feed_ExList モジュールで PHP エラーが出る問題の修正
  • CMS-6312 メディアのキャプション・代替テキスト・リンクのプレースホルダーの意図がわかりづらい問題を修正
  • CMS-6307 標準テーマのキーワード検索結果ページで「noindex」のmetaタグが出力されない場合がある問題を修正
  • CMS-6314 エイリアスにコードを設定している場合、リンクがエイリアスのリンクにならない問題を修正
  • CMS-6315 メンテナンスメニューから使用していないデータベースのテーブルを削除するときにPHPエラーが出る問題の修正
  • CMS-6318 .htaccess の index.html なしへの正規化を修正(ディレクトリを切ってa-blog cmsをインストールしている場合、リダイレクトがおかしくなる問題への対応)
  • CMS-6319 画像ユニットで登録した画像が存在しない場合、PHPエラーが出る問題を修正
  • CMS-6320 PHP8.1 で SMTP 経由でメール送信時にPHPエラーが発生する問題の修正
  • CMS-6323 /include/edit/module-custom-left.html をinclude しても「編集する」が左側に配置されない問題の修正
  • CMS-6329 画像ユニットで登録した画像が存在しない場合、PHPエラーが出る問題を修正
  • CMS-6330 エントリーのインポートで、古いバージョンのエクスポートデータだと、画像のインポートに失敗する場合がある問題を修正

主なリリースノート内容

CMS-6297 Entry_Body でエントリーを複数表示した場合に、SmartPhoto で表示する画像をエントリー毎にグループ化する機能が動作していない問題の修正

SmartPhotoを拡大表示した時、下側に表示されるサムネイルが、エントリー毎にグループできていない問題を修正しました。



問題

Entry_Body の モジュールID設定のイメージビューアーにはデフォルトで data-rel="smartPhoto[{unit_eid}]" という値が設定されています。

これは、Entry_Body でエントリーを複数表示した場合(一覧ページなど)に、SmartPhotoで表示した時の下側に表示されるサムネイル画像を、そのエントリーに限定するために設定されていましたが、この機能が動作していなく、他のエントリーも一緒にサムネイル表示される状態となっていました。

* この仕組みは、SmartPhoto以前の prettyPhoto による仕様で、SmartPhotoでは対応できていなかったことになります。

修正内容

「SmartPhoto」では data-group 属性 でグループ化できる仕様になっているため、テンプレート(system/_layouts/unit.html)にて直接 data-group 属性にエントリーIDを記述するようにしました。

<a href="{url}" {viewer}[raw] data-group="{link_eid}">

* 以前の仕様だと、link#front ブロック内で {unit_eid} 変数が解決されないため、link#front ブロックでエントリーIDを表示できるように、{link_eid} を追加しました。

次にデフォルトの Entry_Body の イメージビューワー の設定(config.system.default.yaml と各テーマの初期データ)を data-rel="SmartPhoto" へ変更しております。

また、Entry_Body以外のSmartPhoto起動場所には、class属性に「js-smartphoto」を指定するように変更しました。

テンプレートの修正が必要な場合

今回の問題は、基本的にはCMSアップデートにより自動で対応されますが、メディアユニットや画像ユニットを独自にカスタマイズしている場合は、カスタマイズしているユニットテンプレートに、 data-group="{link_eid}" を追加するようにお願いいたします。

CMS-6307 標準テーマのキーワード検索結果ページで「noindex」のmetaタグが出力されない場合がある問題を修正

標準テーマでは、キーワード検索結果ページはインデックスされないようにテンプレートが仕込まれています。

理由

ユーザーによる好きな検索ワードで検索されるので、悪意のあるユーザーが、イメージダウンするようなワードで検索し、そのワードがタイトルに入った状態でインデックスされてしまうためになります。また似たようなページのインデックスが大量にできてしまうので、SEO的にもインデックスさせないようにしています。

該当テンプレート

themes/該当テーマ/include/head/robots.html

今回問題となっていた内容

エントリ詳細URLだと問題はなかったのですが、一覧ページの場合インデックスされていました。

インデックスされない例
https://example.com/search.html?keyword=xxxx
インデックスされていた例
https://example.com/?keyword=xxxx

上記の問題がこのバージョンで修正されました。

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.25 フィックスバージョンリリースのお知らせ


2023年04月28日にリリースした Ver. 3.0.25 の修正内容についてご紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.25 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6359 拡張アプリの状態が「要アップデート」の場合に、拡張メニューに、有効化がされていない拡張アプリのメニューが表示されてしまう問題の修正
  • CMS-6357 Entry_Summary, Entry_GeoList, Entry_Photo, Entry_List, Entry_Headline, Entry_TagRelational, Category_EntrySummaryモジュールの変数表を更新(sort, usort, csort, ecd)
  • CMS-6363 多言語ユニットの場合、ブログ・エントリーのインポートで、ID(メディアなど)がずれて正常にインポートできない問題を修正
  • CMS-6364 レンタルサーバーによって、sendmailではメールが送信できない場合がある問題を修正
  • CMS-6369 pdfjsをアップデート

主なリリースノート内容

CMS-6363 多言語ユニットの場合、ブログ・エントリーのインポートで、ID(メディアなど)がずれて正常にインポートできない問題を修正

多言語ユニットの利用している時、ブログ・エントリーのエクスポートをして、インポートをすると、メディアIDがずれてしまい、元と違った画像やファイルが表示されてしまう不具合を修正しました。


CMS-6364 レンタルサーバーによって、sendmailではメールが送信できない場合がある問題を修正

Ver. 3.0.24 での「CMS-6331 メールライブラリを変更 swiftmailer -> symfony/mailer & メールのISO-2022-JP文字コードを廃止」が影響して、レンタルサーバーによっては、メール送信ができない不具合を修正しました。

メール送信できない条件

  • a-blog cms のバージョンが、Ver. 3.0.24
  • sendmailを利用(管理ページのメールのコンフィグで、SMTPを設定していない)
  • 再現する一部レンタルサーバー(現状ヘテムルで確認されています。Xserverは問題ありません)

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Shoping Cart拡張アプリ アップデートのお知らせ 2023年5月


この記事では、ShoppingCart 拡張アプリ について、2023年5月9日にリリースした  Ver. 2.1.0、Ver. 2.1.1 の内容及び、5月15日にリリースした Ver. 2.1.2 について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.1.0 のリリースノート

Added

  • Order_Summaryモジュールで注文商品・決済方法・追加手数料・配送地域・総注文商品(エントリー)数合計・総注文商品の数量合計のデータを出力できるブロック、変数を追加
  • ShoppingForm モジュールで適用中の決済方法の説明用画像を表示できるように改良
  • 決済方法に利用条件を設定できる機能及び、利用条件を満たした決済方法を表示するモジュール(Payment_Select)を追加
  • フォーマットした送料無料のしきい値(小計)を表示するグローバル変数(%{SHIPPING_FREE_SUBTOTAL_FORMATTED} )を追加
  • ShoppingCart 及び ShoppingCart_Summary モジュールで配送グループ(shippingGroup)ブロックを表示できるように改修
  • 決済方法・配送グループ・追加手数料にステータス設定を追加(公開 or 非公開)& Payment_Selectモジュールでステータスを考慮した決済方法のみを表示するように改修 & ステータスを考慮した配送グループ・追加手数料を表示するモジュール(ShippingGroup_AdminSelect・Addition_Select)を追加
  • Squareで決済をした場合、レシート番号(square-receiptNumber)とレシートURL(square-receiptUrl)をメール用の変数として表示できる機能を追加
  • ShoppingCart_Summary モジュールで税金情報と小計を表示できる変数を追加(taxAmount:loop, subtotal)

Changed

  • ECテーマのカート追加・更新・削除時にJavaScriptを触らずにバリデーションを追加できる用に変更
  • 管理画面のタブの分け方を変更
  • ECテーマでOrder_SummaryモジュールからAPI経由で取得していたカート内商品のデータをShoppingCart_Summary に置き換え
  • ECテーマの決済フォームのカテゴリーを cart → shopping に変更
  • ECテーマ決済フォームにおいて、注文情報を Order_Summaryモジュールで表示するように変更
  • ECテーマの不要なCSS及びJavaScript を削除など整理

Fixed

  • ECテーマのカート追加時に、カラーとサイズの必須チェックをするように修正
  • 送料無料のしきい値に0を設定した場合に、送料無料にならない問題の修正
  • ShippingCart_Summaryモジュールの変数表に(sort, usort, csort, ecd)を追加
  • 設定されている決済方法・配送グループ・追加手数料が0個の場合、エラーが出る問題を修正

Ver. 2.1.1 のリリースノート

Fixed

  • fix: PHP7.4で syntax error, unexpected '|', expecting variable (T_VARIABLE) が発生する問題の修正
  • ECテーマ詳細ページの Entry_Summary で ページネーションが表示されてしまう問題の修正

Ver. 2.1.2 のリリースノート

Fixed

  • ECテーマ: IOSでモーダルの背景がスクロールできてしまう問題の修正
  • ShippingGroup_AdminSelect モジュールの変数表が間違っている問題の修正
  • Firefox でクレジットカード決済が必ずエラーになってしまう問題の修正
  • Ver. 16 未満の Safariで Square の クレジットカード情報取得時にフォームが送信されない問題の修正
  • カート及び決済フォームを表示するページはページキャッシュされないように修正

主なリリースノート内容

今回のリリースではいくつか新しい機能が追加されていますが、新しい機能を利用するためにテンプレートの変更が必要になることがあります。

そのため、この記事では、テンプレートの変更が必要になる部分について詳しく説明いたします。

決済方法に利用条件を設定できる機能及び、利用条件を満たした決済方法を表示するモジュール(Payment_Select)を追加

Ver. 2.1.0 より、決済手数料を利用条件毎に設定できるようになりました。

具体的には、注文の合計金額(決済手数料を含めます)が0円 ~ 9999円の場合の決済手数料は 330 円、10000円 以上の場合の決済手数料は 440 円 のような要件が実現可能になりました。

特に、代引き手数料では、実際に購入者が支払う金額によって決済手数料が変動する場合があるため、決済手数料を利用条件毎に設定することで、販売者側が損をしてしまうといったことをなくすことが可能です。

Ver.2.1.0 より前のバージョンに同梱の EC テーマをご利用の場合、決済手数料を利用条件毎に設定できるようにするためにはテーマのテンプレートを変更する必要があります。

変更点としては、決済フォームで決済方法の選択肢を表示するために利用しているモジュールを ShoppingCart_Settings モジュールから Payment_Select モジュールに置き換える必要があります。

ECテーマで決済方法を表示しているところを、Payment_Select モジュールに置き換えてください。以下はサンプルコードになります。

        <!-- BEGIN_MODULE Payment_Select -->
        <ul class="form-table-list">
          <!-- BEGIN payment:loop -->
          <li class="form-table-list-item">
            <div
              class="acms-form-radio payment-method-select"
            >
              <input
                id="input-radio-payment-method-{block}"
                type="radio"
                name="payment-method"
                value="{block}"
                \{payment-method:checked#{block}\}
                <!-- BEGIN_IF [\{payment-method\}/em/_and_/{payment.i}/eq/1] -->
                checked="checked"
                <!-- END_IF -->
                data-validator="payment-method"
              />
              <label for="input-radio-payment-method-{block}">
                <i class="acms-ico-radio"></i>{name}<!-- BEGIN_IF [{commissionPaid}/gt/0] -->:手数料 ¥{commissionPaid}[number_format]<!-- END_IF -->
              </label>
              <!-- BEGIN description:veil -->
              <div class="form-table-description">
                <!-- BEGIN_IF [{description}[delnl]/nem] -->
                <div class="form-table-message">{description}[nl2br]</div>
                <!-- END_IF -->
                <!-- BEGIN_IF [{image@path}/nem] -->
                <img
                  src="%{MEDIA_ARCHIVES_DIR}{image@path}"
                  class="acms-img-responsive"
                  alt="{image@alt}"
                  width="{image@width}"
                  height="{image@height}"
                >
                <!-- END_IF -->
                <!-- BEGIN_IF [{block}/eq/creditcard] -->
                @include("/include/parts/card-form.html")
                <!-- END_IF -->
              </div>
              <!-- END description:veil -->
            </div>
          </li>
          <!-- END payment:loop -->
        </ul>
        <!-- END_MODULE Payment_Select -->

Payment_Select モジュールに置き換えることで、利用条件に当てはまる決済方法のみを選択肢として表示することができます。また、{commissionPaid} 変数で表示される決済手数料においても利用条件を考慮した金額が表示されます。

また、購入者が決済方法の選択を行うステップより前に配送先や追加手数料を選択するフォームのステップを設置する必要があることに注意してください。

これは決済手数料の利用条件として設定する金額は配送手数料や追加手数料を含んだ購入者が支払う合計金額のことになり、決済手数料を計算するためには配送手数料や追加手数料が決定している必要があるためです。

決済方法の利用条件設定についての詳しい内容はドキュメントに記載しましたので、以下のリンクからご確認ください。


決済方法・配送グループ・追加手数料にステータス設定を追加(公開 or 非公開)& Payment_Selectモジュールでステータスを考慮した決済方法のみを表示するように改修 & ステータスを考慮した配送グループ・追加手数料を表示するモジュール(ShippingGroup_AdminSelect・Addition_Select)を追加

Ver. 2.1.0 より、決済方法・配送グループ・追加手数料にステータス(公開 or 非公開)を設定できるようになりました。

これにより、管理者側としては設定画面に登録しておきたいが、閲覧者には表示させたくないといった仕様を実現できるようになりました。

Ver.2.1.0 より前のバージョンに同梱の EC テーマをご利用の場合、ShoppingCart 設定画面で設定した決済方法・配送グループ・追加手数料のステータスを考慮した選択肢を表示するためには、それぞれ Ver. 2.1.0 で新しく追加されたモジュールに置き換える必要があります。

決済方法の場合

ステータスが「公開」の決済方法のみを購入フォームで表示するためには Payment_Select モジュールを利用する必要があります。こちらの変更方法については、先程、「決済方法に利用条件を設定できる機能及び、利用条件を満たした決済方法を表示するモジュール(Payment_Select)を追加」で説明いたしましたので割愛させていただきます。

配送グループの場合

ステータスが「公開」の配送グループのみをエントリー編集画面で表示するためには ShippingGroup_AdminSelect モジュールを利用する必要があります。

Ver. 2.0.0 に同梱の EC テーマのエントリー編集画面で配送グループの選択肢を ShoppingCart_Settings モジュールで表示しているテンプレートを、 ShippingGroup_AdminSelect モジュールに置き換えてください。以下はサンプルコードになります。

<select name="item_shipping_group_id">
  <!-- BEGIN_MODULE ShippingGroup_AdminSelect -->
    <!-- BEGIN shippingGroup:loop -->
    <option value="{id}" \{item_shipping_group_id:selected#{id}\}>{name}</option>
    <!-- END shippingGroup:loop -->
    <!-- END_MODULE ShippingGroup_AdminSelect -->
  </select>
<input type="hidden" name="field[]" value="item_shipping_group_id" />

ShippingGroup_AdminSelect モジュールに置き換えることで、ステータスが「公開」の配送グループのみをエントリー編集画面で表示することができるようになります。

追加手数料の場合

ステータスが「公開」の追加手数料のみを購入フォームで表示するためには Addition_Select モジュールを利用する必要があります。

Ver. 2.0.0 に同梱の EC テーマの購入フォームで追加手数料の選択肢を ShoppingCart_Settings モジュールで表示しているテンプレートを、 Addition_Select モジュールに置き換えてください。以下はサンプルコードになります。

<!-- BEGIN_MODULE Addition_Select -->
<!-- BEGIN addition:veil -->
<h3>追加手数料</h3>
<table>
  <tbody>
    <tr>
      <th></th>
      <td>
        <ul>
          <!-- BEGIN addition:loop -->
          <li class="form-table-list-item">
            <div class="acms-form-checkbox">
              <input type="checkbox" name="addition[]" value="{id}" \{addition:checked#{id}\} id="input-checkbox-addition-{id}" />
              <label for="input-checkbox-addition-{id}">
                <i class="acms-ico-checkbox"></i>{name}(¥{fee}[number_format])</label>
            </div>
          </li>
          <!-- END addition:loop -->
        </ul>
        <input type="hidden" name="field[]" value="addition" />
      </td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<!-- END addition:veil -->
<!-- END_MODULE Addition_Select -->

Addition_Select モジュールに置き換えることで、ステータスが「公開」の追加手数料のみをエントリー編集画面で表示することができるようになります。

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.26 フィックスバージョンリリースのお知らせ


2023年05月19日にリリースした Ver. 3.0.26 の修正内容についてご紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.26 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6370 php8.0 以上でPHP Warningエラーが出る問題を修正
  • CMS-6371 メールの重要度(X-Priority)を設定しないように修正
  • CMS-6372 フォームのTo, Cc, Bcc に「ラベル <メールアドレス>」のフォーマットでアドレス指定すると、メールが送信できない問題を修正
  • CMS-6373 テキストユニットで、入力エリアの高さ調整が保存後効かない場合がある問題を修正
  • CMS-6374 動的フォームで入力チェックのフィールドを削除して1つもない状態にすると、PHP8.0以降でエラーが出る問題を修正
  • CMS-6375 メディアアップロードで、MIMEタイプの取得方法を改善
  • CMS-6376 スケジュールモジュールで「七曜表時の曜日始まり」を月曜日にしていると、最後のタグが表示されない問題を修正
  • CMS-6377 コンフィグ > ユニット設定でテキストタグセレクトのデフォルト値を、ACMS.Config.LiteEditorSourceModeTags で設定したタグに設定している場合、追加したユニットのテキストタグセレクトを ACMS.Config.LiteEditorSourceModeTags で設定したタグ以外のタグに変更した場合に、入力した値が消えてしまう問題の修正(wysiwyg の場合は例外的に発生しません。)
  • CMS-6378 「投稿者以上の権限であっても管理画面、編集画面以外は、読者(閲覧者)と同じ条件で表示する」設定がONだと、カテゴリーの選択肢が動作しない問題を修正

主なリリースノート内容

CMS-6371 メールの重要度(X-Priority)を設定しないように修正

フォームなどのメール送信で、重要度(X-Priority)が設定されている影響で、Outlookなど「X-Priority」が有効なメーラーで、優先度が自動的に「高」になってしまう問題を「X-Priority」ヘッダーを削除することにより修正しました。

CMS-6372 フォームのTo, Cc, Bcc に「ラベル <メールアドレス>」のフォーマットでアドレス指定すると、メールが送信できない問題を修正

問題のバージョン

  • Ver. 3.0.24
  • Ver. 3.0.25

フォームのTo, CC, Bcc に以下のフォーマットのメールアドレスを指定した場合、メールが送信できない不具合を修正しました。

"ラベル" <info@example.com>

CMS-6376 スケジュールモジュールで「七曜表時の曜日始まり」を月曜日にしていると、最後のタグが表示されない問題を修正

スケジュールモジュールで「七曜表時の曜日始まり」を「月曜日」に設定してしまうと、出力されるテーブルの最後の1日のタグが出力されない問題を修正しました。


CMS-6378 「投稿者以上の権限であっても管理画面、編集画面以外は、読者(閲覧者)と同じ条件で表示する」設定がONだと、カテゴリーの選択肢が動作しない問題を修正

コンフィグ > ログイン設定 にある「投稿者以上の権限であっても管理画面、編集画面以外は、読者(閲覧者)と同じ条件で表示する」にチェックが付いていると、カテゴリーの選択肢が出てこない問題を修正しました。


最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

a-blog cms Ver. 3.1.0 アルファ版 を公開しました

Ver 3.1.0-alpha.2

a-blog cmsの次期バージョンであるa-blog cms Ver. 3.1.0のパブリックアルファをダウンロード出来るようにしました。

このバージョンは開発版になりますので、運用中のサイトにはインストールしないで下さい。このバージョンはサポート対象ではありません。

新規インストール

以下より新規パッケージをダウンロードしてお使いください。インストール方法は 3.0.x と同様になりますので、インストール をご覧ください。

php7.2.5 - 8.1.x

https://developer.a-blogcms.jp/_package/3.1.0-alpha.2/acms3.1.0-alpha.2.zip

簡単セットアップ

簡単セットアップでテスト環境に新規にインストールする際には、8行目のバージョンをしているする部分に以下のように指定ください。

$ablogcmsVersion = '3.1.0-alpha.2';

新機能

  • CMS-6136 バージョン管理でバージョンの公開予約機能を追加
  • CMS-6125 プロフェッショナルライセンス以上で監査ログ機能を追加
  • CMS-6126 エントリーの排他制御機能(編集ロック機能)を追加(プロフェッショナルライセンス以上)
  • CMS-6135 同一ブログ内でのカテゴリーコードの重複許可オプション(category_order_strict_mode)を追加(新規インストール時デフォルトON)
  • CMS-6194 登録ドメイン以外でもサイトが表示できるように仕様変更(ライセンスと違うドメインの場合はnoindexとなる)
  • CMS-6308 バージョン管理機能で、バージョンを上書き出来るように仕様変更
  • CMS-6379 wysiwygエディタを「CKEditor」から「Trumbowyg」に変更
  • CMS-6123 ライセンス切れ時にもキャッシュが効くように修正 & デバッグモードとベンチマークモードをユーザー詳細ページでユーザーごとに設定できるように改修(管理者のみ)

変更点

  • CMS-6188 エイリアス機能を管理画面でも有効になるように改修
  • CMS-6244 ログイン制限機能で、ログイン画面の表示・表示も制御するように修正
  • CMS-6216 タグフィルターとタグクラウドで、複数のブログ・カテゴリーを選択できるように改修
  • CMS-6215 WordPressのXMLインポートで、サムネイル画像URLをインポートできるように改善
  • CMS-6130 メディア編集画面でファイル名を変更する機能を追加
  • CMS-6252 acms.css のメディアクエリーで使用しているmax-widthの変数の値を小数点に変更
  • CMS-6267 Twitter Cardのsiteとcreatorの指定方法を見直し
  • CMS-6300 .htaccessによる、メンテナンス表示を.htaccessにコメントで追加
  • CMS-6173 ユーザーアイコンで大きいサイズが使えるように変数を追加
  • CMS-6301 .htaccess に隠しファイルへのアクセスを禁止にする記述を追加
  • CMS-6340 カテゴリーの選択肢のソート降順に変更(category_select_global_order: sort-asc -> sort-desc)
  • CMS-6400 デフォルトコンフィグ(config.system.yaml 及び config.system.default.yaml)の取得タイミングを 早めることで、standalone.php や setup でもデフォルトコンフィグが利用できるように改良
  • CMS-6405 Entry_Summaryのスニペットから、関連エントリー表示のコードを削除
  • CMS-6406 developテーマ以外の各テーマのjsをビルドしないように修正 & CSSをminifyしないように修正

バグフィックス

  • CMS-6304 メディアファイルを削除した時に、サムネイル画像が消えない問題を修正
  • CMS-6390 セットアッププログラムの入力値にHTMLの特殊文字が含まれているとHTMLエンティティに変換されて評価されてしまう問題の修正
  • CMS-6392 インストーラーで設定するデータベース情報にシングルクオートが含まれていると、config.server.php が壊れてしまう問題の修正
  • CMS-6347 メディアが出力するURLのファイル名をURLエンコードするように修正
  • CMS-6316 JSがオフまたはロードされていない状態で、エントリー保存するおメディアユニットと関連エントリーのデータが消えてしまう問題を修正

紹介動画

a-blog cms LIVE Vol.14(YouTube Live) で、Ver. 3.1 の機能をご紹介させていただきました。ぜひ試しながらご覧ください。 17:25 から 始まります。