Ver. 3.2.12 & Ver. 3.1.65 リリースのお知らせ


この記事では、2026年2月18日にリリースした Ver. 3.2.12Ver. 3.1.65 の変更内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。


リリースノート

Ver. 3.2.12 の変更点

features

  • CMS-7521 タグの入力UIで、カンマ・スラッシュでのペースト入力に対応

fixed

  • CMS-7503 画像エンジンに ImageMagick を利用している場合サーバー環境によってはリサイズに失敗する問題の修正

  • CMS-7504 ファイル名やカテゴリーコードなどに ../ など不正な文字列が入力できてしまう問題の修正

  • CMS-7507 Storage ファサードの exists メソッドに空文字を指定すると true になる問題の修

  • CMS-7509 ページキャッシュ以外も、ドライバー未指定(空)で無効化できるように修正

  • CMS-7506 連続スラッシュを単一スラッシュに正規化し、正規URLへリダイレクト

  • CMS-7510 Unit type is not registered というエラーが発生する問題の修正

  • CMS-6404 インストーラーの動作条件チェックを Ver. 3.2 の要件と合わせて見直し

  • CMS-7511 サーバーにインストールされている libxml2 のバージョンによっては、ブロックエディターで保存しているHTML出力時にタグで囲まれていないデータが消失する問題の修正

  • CMS-7513 シークレットブログ/カテゴリー未ログイン時はサインイン画面を優先して表示するよう判定順を変更

  • CMS-7516 メディアの画像差し替え → タグを編集するとプレビューが差し替え前の画像に戻ってしまう問題の修正

  • CMS-7518 子ブログでTwigテンプレートを使用時にメディアやストレージのパスも変換してしまうため SmartPhoto がリンク切れになる問題

  • CMS-7520 Entry_ArchiveListでフィールド設定をしているときに、Field_Search モジュールが見つからず常にフィールド設定がされていない状態になってしまう問題

  • CMS-7522 GETモジュールのctx解析でスペースを含む値が切れる問題の修正

  • CMS-7524 safe_html校正オプションでdl直下にdivがあると解析に失敗する問題

  • CMS-7525 開発モード時にmetaタグにindexのテキストが含まれている場合削除される問題

  • CMS-7527 Entry_ArchiveList モジュールで scope を biz_year(年度)に設定しても、年度の日付範囲フィルターがSQLクエリに反映されず、全期間のデータが表示されてしまう不具合の修正

Ver. 3.1.65 の変更点

fixed

  • CMS-7508 Storage ファサードの exists メソッドに空文字を指定すると true になる問題の修正

  • CMS-7505 ファイル名やカテゴリーコードなどに ../ など不正な文字列が入力できてしまう問題の修正

  • CMS-7514 シークレットブログ/カテゴリー未ログイン時はサインイン画面を優先して表示するよう判定順を変更

  • CMS-7515 インストーラーの動作条件チェックを Ver. 3.1 の要件と合わせて見直し

  • CMS-7517 メディアの画像差し替え → タグを編集するとプレビューが差し替え前の画像に戻ってしまう問題の修正

  • CMS-7523 GETモジュールのctx解析でスペースを含む値が切れる問題の修正

  • CMS-7526 開発モード時にmetaタグにindexのテキストが含まれている場合削除される問題


リリースノートの補足

CMS-7521 タグの入力UIで、カンマ・スラッシュでのペースト入力に対応

タグの入力フィールドで、カンマ(,)またはスラッシュ(/)を入力すると、自動的にタグとして確定されるようになりました。

これまでタグを入力する際は、一つずつ入力してEnterキーで確定する必要がありましたが、区切り文字を使用することで複数のタグを連続して素早く入力できるようになりました。

対応する区切り文字:

  • カンマ(,) : タグ1,タグ2,タグ3, と入力すると3つのタグが自動で作成

  • スラッシュ(/) : タグ1/タグ2/タグ3/ と入力すると3つのタグが自動で作成

また、他のツールやスプレッドシートからカンマ・スラッシュ区切りのテキストをコピー&ペーストした場合も、同様に自動的に分割されて個別のタグとして登録されます。

利用シーン

  • 複数のタグを一度に入力する際、Enterキーを押す手間を削減

  • Excelやスプレッドシートで管理しているタグリストをコピー&ペーストで入力

  • 他のCMSやツールからタグ情報を移行する際の作業効率化


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Zoho拡張アプリ v3.0.0 リリースのお知らせ 2026年3月


この記事では、Zoho拡張アプリ について、2026年2月25日にリリースした  Ver. 3.0.0 をリリースいたしました。


Ver. 3.0.0 のリリースノート

Featured

  • a-blog cms 3.2 に対応

  • フォームID設定画面で項目名をセレクトで設定できるようにUI改善

  • フォームID設定画面からフォーム送信の値を設定できるように設定項目を追加

  • フォームIDごとに連携の有効化機能を追加

主なリリースノート内容

Zoho拡張アプリ Ver. 3.0.0 の注意事項です。

a-blog cms 3.2 及び php 8.4 対応(a-blog cms 3.2 未満 の対応は廃止 )

Ver. 2.4.0 より a-blog cms 3.2 に対応いたしました。併せて、PHP の対応バージョンも8.1 ~ 8.4 に変更されております。また、a-blog cms 3.2 未満 の対応は廃止いたしました。Zoho拡張アプリのアップデートの際はご注意ください。

バージョンアップにあたって注意事項

Zoho拡張アプリ 3.0 よりフォームID の Zoho連携方法が、 API名の入力からセレクトでのタブ名選択へ変更になり、開発者でない方でも設定のしやすように改善をいたしました。

そのため、アップデートを行うと一度設定が解除されてしまいますので、お手数ですがアップデート前の設定情報を控えた上で、アップデート作業をお願いいたします。

また、設定方法について開発ブログを公開いたしましたので、連携のご参考にいただければと思います。

Zoho拡張アプリ v3.0 の設定方法

Zoho拡張アプリ v3.0 の設定方法


Zoho拡張アプリ Ver. 3.0.0 がリリースされました。それにより、ZohoCRM v8 に対応し一新されたこと、フォームの設定方法がわかりづらかったので、こちらのドキュメントでご説明させていただきます。

拡張アプリのインストールと認証方法は GitHub の README をご確認ください。

a-blog cms で扱う Zoho CRM のデータ

まずは Zoho CRM の簡単な説明です。

a-blog cms で扱うZohoのデータには、タブ / レコード / 項目 というデータの構造があります。

1

タブ

データの種類を表す単位で、連絡先や取引先など同じ形のデータをまとめるもの。

2

レコード

タブに属する1件分のデータで一意のIDを持つ。

3

項目

最小単位のカラムで、氏名やメールなどが当たり、様々なタイプ(型)を持つ。

以下の画像は、実際の Zoho CRM管理画面です。(2026/2/26 時点)

また、タブと項目には API名 という識別子が付いています。Zoho CRM の管理画面「設定 > 開発者向け情報 > API と SDK」で等タブの一覧と各タブに対応する項目一覧のAPI名を確認できます。a-blog cms 側の設定でこのAPI名を使う場面があるため、確認方法を覚えておいてください。

フォーム設定

Zoho拡張アプリがインストールでき認証が完了すると、管理画面「フォーム管理」から対象のフォームIDを開くと、【Zoho Form 設定】 という見出しの設定項目が表示されます。

この画面では認証済みの Zoho CRM の情報(タブ一覧・項目一覧)を自動で取得しており、ドロップダウンで選択できるようになっています。また、「Zoho CRM連携を有効にする」にチェックを入れると連携が有効になります。

設定は以下の 3つのセクション で構成されています。

  1. タブのユニークキー設定

  2. Zohoと連携するa-blog cmsフィールドの設定

  3. Zohoリレーショナル設定

1. タブのユニークキー設定

「ユニークキー」とは、Zoho CRM 上でレコードを一意に識別するために使う項目のことです。このセクションでは どのタブに対してレコードを「追加」または「更新」するか を設定します。同じユニークキーを持つレコードがすでに存在する場合は「更新」、存在しない場合は「追加」という動作になります。

設定項目

項目名

説明

ユニークキーにする項目のAPI名

Zoho CRM側で一意性を判断するための項目のAPI名。例:Email

追加を許可するタブ名

このユニークキーを使ってレコードを新規追加するZohoのタブを選択

更新を許可するタブ名

このユニークキーを使ってレコードを更新するZohoのタブを選択

API名の確認方法

Zoho CRM の「設定 > 開発者向け情報 > API と SDK」を開き、対象のタブを選択すると項目一覧が表示されます。「API名」の列の値をコピーして使用してください。

標準的な項目のAPI名の例:

  • メール … Email

  • 姓 … Last_Name

  • 名 … First_Name

  • 電話 … Phone

2. Zohoと連携するa-blog cmsフィールドの設定

このセクションでは a-blog cms のフォームフィールドと Zoho CRM の項目を紐づける 設定を行います。フォームが送信されると、ここで設定したマッピングに従って Zoho CRM にデータが送られます。

同じフォームフィールドを複数のタブに紐づけたい場合は、行を追加して同じフィールド名で別のタブ・項目を設定します。

ユニークキーとの組み合わせ

設定項目

項目名

説明

a-blog cmsのフォームフィールド名

a-blog cms のフォームで使用しているカスタムフィールド名(例:nameemail

固定値チェックボックス

チェックを入れると、フィールド名に入力したテキストをそのまま値として送信。グローバル変数(例:%{BLOG_NAME})も使用可能

タブ名

送信先の Zoho CRM タブを選択

項目名

タブ内の送信先の項目を選択

追加

このフィールドをレコード追加時に送信するか

更新

このフィールドをレコード更新時に送信するか

3. Zoho リレーショナル設定

Zoho CRM では、タブ間のデータを ルックアップフィールド を使って関連付けることができます。例えば「商談タブ」に「この商談は誰(連絡先タブのレコード)との商談か」という紐付けを持たせることができます。

このセクションでは、フォーム送信時に Zoho CRM 上のタブ間の関連付けを自動で行う ための設定をします。

Zoho CRM のルックアップフィールドについて

ルックアップフィールドとは、あるタブのレコードから別のタブのレコードを参照するための特殊な項目です。例えば商談タブに「関連見込み客」というルックアップフィールドがある場合、そこには見込み客タブのレコードIDが格納され、2つのレコードが紐づきます。

設定項目

項目名

説明

a-blog cmsのカスタムフィールド名

関連付けのキーとなるフォームフィールド名(例:email

関連元タブ名

ルックアップフィールドを持っている側のタブ(例:商談)

ルックアップID

関連元タブに存在するルックアップフィールドのAPI名(例:Contact_Role

関連先タブ名

ルックアップフィールドが参照する先のタブ(例:連絡先)

比較フィールド

関連先タブの中から該当レコードを特定するために使う項目(例:Email

上記の例では「フォームの email フィールドの値と、連絡先の メール項目が一致するレコードを検索し、商談タブのルックアップフィールドに紐づける」という設定です。

ポイント: 関連先タブのレコードがすでに存在している必要があります。フォーム送信時に自動的に依存関係が解決され、正しい順序でAPIが呼び出されます。

フォーム送信の流れ

設定が完了すると、a-blog cms のフォームが送信されたときに以下の順序で処理が実行されます。

  1. フォーム送信データを受け取る

  2. フィールド設定に従って Zoho CRM へ送信するレコードを構築

  3. ユニークキー設定を元に、各タブへの追加・更新を判断

  4. リレーショナル設定を元に、タブ間の関連付けを解決

  5. Zoho CRM API へデータを送信(依存関係のある順に実行)

また、見込み客と連絡先は顧客情報を扱う特別なタブです。見込み客タブと連絡先タブ共に連携設定されている場合、連絡先タブに一致する情報がなければ見込み客タブを検索し、見込み客にも一致する情報がなければ見込み客タブに追加します。これでフォームから送られてきた顧客情報が、すでに取引がある顧客なのか自動で判別がつくようになります。

トラブルシューティング

タブや項目がドロップダウンに表示されない場合
認証情報が正しく設定されているか確認してください。また、ドロップダウン横の「キャッシュクリア」ボタンをクリックすると最新データを再取得できます。

フォーム送信後に Zoho CRM にデータが反映されない場合
config.server.phpHOOK_ENABLE が有効になっているか確認してください。

define('HOOK_ENABLE', 1);