拡張アプリ reCAPTCHA を公開しました

この記事は公開日より6年以上経過しているため、現在の内容と異なる可能性があります。


この記事は「reCAPTCHA V2」の説明となり、古い内容になっています。現在は「reCAPTCHA V3」が利用できますので、 詳しくは、https://github.com/appleple/acms-recaptcha をご覧ください。

今年、2018年3月26日に公開された a-blog cms Ver.2.8ではより外部サービスと連携しやすい仕組みを用意しています。そこで今後いくつかの連携機能をa-blog cmsの本体とは別に拡張アプリという形で配布することにしました。 その第二弾として今回は拡張アプリ「reCAPTCHA」を用意しました。拡張アプリ「reCAPTCHA」を使うとGoogleのreCAPTCHAを使用してボットからの フォームアクセスを防御することが出来るようになります。 これによりお問い合わせフォームなどへのボットからの攻撃を防ぐことができます。

ダウンロード

reCaptcha for a-blog cms

利用するためにはダウンロード後、解凍して extension/plugins に設置してください。

  • extension/plugins/ReCaptcha

インストール

管理ページ > 拡張アプリより「拡張アプリ管理」のページに移動します。そのページより下の図のようにreCAPTCHAをインストールします。



API登録とキーの取得

まずreCAPTCHAを導入するために、reCAPTCHA にアクセスして、必要な情報を取得します。

reCAPTCHA V2 を選択し、Domainを登録します。


Register a new site

Site keySecret key をコピーしてメモしておきます。



メモする情報

  • Site key
  • Secret key

使い方

設定

管理ページ > reCAPTCHA に移動し、Site keySecret key を設定します。



JavaScript

以下コードを ご利用のテンプレートのhead要素内に読み込んでください。

<script src="https://www.google.com/recaptcha/api.js" async defer></script>
<script>
  function validateRecaptcha ( code ) {
    if ( !!code ) {
      var form = document.querySelector(".recaptcha");
      form.removeAttribute('disabled');
    }
  }
</script>

HTML

フォーム送信時(確認画面)の form要素を修正します。ReCaptcha モジュールをformの中に置き、 送信ボタンに recaptcha クラスを追加。また disabled 属性を追加します。

<form action="thanks.html" method="post" enctype="multipart/form-data">
	<!-- BEGIN_MODULE ReCaptcha -->
	<div class="g-recaptcha" data-callback="validateRecaptcha" data-sitekey="{sitekey}"></div>
	<!-- END_MODULE ReCaptcha -->
 
	...
 
	<input type="submit" name="ACMS_POST_Form_Submit" value="送信する" class="recaptcha" disabled />
</form>

確認

クライアントサイドは完成です。フォームの確認画面まで行くと、reCAPTCHAが表示され、送信ボタンが押せないようになっているかと思います。reCAPTCHAで承認が通ると送信ボタンが押せるようになります。



注意

config.server.phpでHOOKを有効にしておく必要があります。

define('HOOK_ENABLE', 1);

拡張アプリの今後の配布について

拡張アプリは今後 applepleのGitHubのページに公開していく予定です。 またGitHubに公開されているアプリは下の拡張アプリ一覧ページからダウンロードできるようになりますのでよかったら訪れてみてください。


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