a-blog cms zoom up 2020/09 が開催されました
a-blog cmsでは、9月8日に「a-blog cms zoom up 2020/09」を開催いたしました。
a-blog cms zoom upは、a-blog cmsのユーザーの皆様と開発者がZoomに参加し、a-blog cmsの活用方法や、利用した感想などを発表する、オンラインのイベントです。
今回は以下2つのセッションと、パネルディスカッションを行いました。
- 「a-blog cms のパフォーマンスチューニングについて」 有限会社アップルップル 伊藤 淳 さん
- 「ナレッジ共有にも使えちゃうa-blog cms」 株式会社ルーコ 鈴木 孝明さん
- 「a-blog cms を利用するディレクターさんのパネルディスカッション」ONiWA株式会社 稲葉 智宏 さん / 株式会社Gazi工房 原 一宣 さん / 株式会社テリムクリ 山田 恵理子 さん / 株式会社ルーコ 鈴木 孝明さん
a-blog cms を利用するディレクターさんのパネルディスカッションの要約
a-blog cms を利用するディレクターさんを集め、パネルディスカッションはが開かれました。ファシリテーターはONiWA株式会社 稲葉 智宏 さんにお願いしました。
パネルディスカッションの内容は各パネラーに許可をいただき、内容を元に要約したものを掲載しております。
まずはそれぞれのパネラーの働き方からご紹介します。
株式会社Gazi工房 原 一宣さんの働きかた
原さんは山形県でディレクターとして活躍されています。
- 実装は社員の赤井さんが担当している
- 原さんは営業も行っている
- 二人体制で頑張っている
株式会社テリムクリ 山田 恵理子さんの働きかた
山田さんは香川県でディレクターとして活躍されている方です。
- 社内に営業の方が別でいるので、山田さん自体は営業はしてない
- プロジェクトもキツくないので、ほどほどに働くことができる
- 実際にはマーケティングや、UI/UXを考えてウェブサイトのワイヤーを書くのが主な仕事
- お客さんは継続と新規の両方
株式会社ルーコ 鈴木 孝明さんの働きかた
鈴木さんは愛知県でディレクターとして活躍されています。
- 軌道に載せたいときや結果を出したいときに自分でテンプレートを書いている
- 実はプロジェクト管理は苦手
- まずはクライアントに小さく成功してもらい、その後から素敵なデザイナーさんをアサインするワークフローを実施している
- 7つ、8つが定期のお客さん、他は新規のお客さんや相談のみのお客さん
クライアントへの対応
コロナ渦に入った今、どのようにクライアントとコミュニケーションをしているのかという話題になりました。
既存のクライアントはSlackに移行し、新規のお客様は電話での対応を行っている方がいらっしゃる中、Slackが使えるレベルに到達するのも難しいので電話で当然だと思うようにしている方もいらっしゃいました。既存のお客様に合わせて対応手段を変更されているようです。
また、コミュニケーション手段により、サービス化するようにしている方もいらっしゃいました。たとえば遠くても実際に訪問して打ち合わせを望むクライアントもいれば、なんとか自分で動いて対応してくれる人もいるので、運用規模やお客さんに合わせてサービス化して対応しているそうです。
社内にディレクターを増やしたいけど難しい
社内にディレクターを増やすためにどうしているのかという話題になりました。ディレクターは、デザイナーやエンジニアとは異なり、技術的な知識は体系化されていない職種なのでどうやって求人や教育をしているのでしょうか。
人を育てるのは難しいかもしれないという意見や、そもそも定義がわからないといった意見も。お話を聞いている中で、ディレクターの方々のお仕事を定義するのは難しそうな印象を筆者も受けました。
そんな中で、ディレクターの仕事について話し合っていただきました。
- ディレクターに必要なスキル:「Web制作のしくみ、マーケティングの流れ、リソース管理ができる、見積もりができる」(山田さん)
- コストパフォーマンスが高い仕事はネーミングを設定すること。例えば、なにも考えていないサービスに対して、名前をつけて、広告をするのがコストパフォーマンスを出す。普段お客さんがやってることで利益を出すのが無理がない。(鈴木さん)
- ゴールを設定する。達成方法はWebには拘らず、チラシ作成なども提案する。Webに固執することはない(山田さん)
- やめたほうがいいことはちゃんと止めることが仕事(坂本さん)→なのでお客さんの立場をちゃんと考えることが大事(稲葉さん)
ディレクターをやっていてよかったこと
今まで、ディレクターという職種はなんだか大変そうな印象を受ける中で、最後はディレクターをやっていてよかったことについてお答えいただきました。
- クライアントからダイレクトで感謝を伝えてもらえる
- いろいろな業界のことに詳しくなれる
- 様々な業界について詳しくなれるので、転職しやすそう(稲葉さん)
- クライアントのサイトを制作した際に結婚式場の競合調査をしていたので、自信が結婚するときにすでにデータを洗い出していて、結婚式場がすぐに決まり、自分の生活が豊かになった(山田さん)
- サイトが役立つものになって、デザインを当てられるときになったらとても嬉しい。つまり、最初が成功して、次につながったときによろこびを感じる。(鈴木さん)
パネルディスカッションのまとめ
このパネルディスカッションを通して、会社によってもディレクターという職種が担う範囲が異なることや、デザイナーやエンジニアでは味わえないよかったことなど、さまざまなことがわかりました。パネラーの皆様、この度は貴重なお話をありがとうございました!
次回の a-blog cms zoom up について
次回の a-blog cms zoom up は10月13日(火)に行います。
現在登壇者を募集中です。ご興味ある方はDoorkeeperのお問い合わせからご連絡ください。