パスワード認証によるGmail SMTPが使用できなくなります
パスワードを使ったGmail SMTPの利用が不可に
Gmailの仕様変更により、2024年9月30日より GmailのSMTP サーバー(smtp.google.com)でパスワードを利用した認証が利用できなくなります。 a-blog cms で、GmailのSMTPをご利用の皆様は、2024年9月30日までに対策をお願いします。
2024 年 9 月 30 日以降: パスワードのみを使用して Google アカウントおよび Google Sync にアクセスするサードパーティ アプリのサポートを終了
Google Workspace Updates JA
この記事は 9 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事 を翻訳したものです。 概要 ユーザーの安全性に関わる取り組みの一環として、Google Workspace では、Google のユーザー名と...
対応方法1: Gmail SMTP の利用をやめる
パスワード認証が使える他のSMTPサーバーに変更いただくか、SMTPを使用せずSendmailを利用します。
この変更により、送信元メールアドレスのドメインが送信元サーバーと違ってしまう可能性があります。その際は、SPFレコード(DNS)などを設定して「なりすましメール」の防止を行ってください。
対応方法2: Gmail SMTP を OAuth認証で利用する(Ver. 3.1.19 以降)
a-blog cms を Ver. 3.1.19 以降にアップデートすることで、OAuth認証を使った Gmail SMTPが利用できるようになります。
管理画面 > コンフィグ > メール設定 にある Google SMTPサーバー設定を行ってください。
OAuthクライアントJSONの取得方法
「Google Cloud」の「API とサービス」管理ページにアクセスします。
https://console.cloud.google.com/apis/?hl=ja
Gmail API の有効化
ライブラリから「Gmail API」を検索し、「有効化」しておきます。
OAuthクライアントJSONの取得
認証情報より「OAuthクライアントID」を作成し、OAuthクライアントJSONファイルをダウンロードし、サーバーに設置後、管理画面にJSONまでのパスを入力ください。
設定項目 | 値 |
---|---|
アプリケーションの種類 | ウェブアプリケーション |
承認済みのリダイレクト URI | a-blog cms管理画面に記述されているコールバックを入力 |
以上になります。 今後とも a-blog cms をよろしくお願いいたします。