Ver.2.11.32とVer.2.11.33リリースのお知らせ


この記事では、2021年4月2日にリリースした Ver.2.11.32とVer.2.11.33の改善・修正内容について紹介いたします。 現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.11.32のリリースノート

  • CMS-5605 Ogpモジュールのルートブログのタイトルがカスタムフィールドを参照しない問題を修正
  • CMS-5607 Category_Listのglueブロックが複数階層だと正しく表示できない問題を修正
  • CMS-5610 システムテーマから拡張アプリの余分なテンプレートを削除
  • CMS-5609 拡張アプリの更新処理の不具合を修正
  • CMS-5608 resizeImgをImagick対応し、Imagickでwebpを生成できるように修正
  • CMS-5611 メディアユニットのサイズ変数で、小さい画像や元画像サイズからの変化が少ない場合、指定したサイズではなく元画像のサイズが指定されてしまう問題を修正
  • CMS-5565 テキストユニットの属性入力欄で日本語入力の変換が効かない問題を修正
  • CMS-5606 多言語ユニットで、メイン言語が空のメディアユニットだと、メイン画像に設定できない問題を修正
  • CMS-5612 CSVインポートで位置情報をインポート出来るように修正

Ver. 2.11.33のリリースノート

  • CMS-5617 多言語のメディアユニットで編集画面で画像がファイルとしてプレビューされてしまう問題を修正
  • CMS-5619 フィーチャーフォンの判定IPアドレスを更新
  • CMS-5621 エントリ編集設定の「ファイル名拡張子」を空にすると、拡張子つきのエントリーコードが設定できなくなる問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5605 Ogpモジュールのルートブログのタイトルがカスタムフィールドを参照しない問題を修正

ルートブログのカスタム設定でSEOのタイトルを指定したときに、子ブログを持つサイトでデフォルトの設定のまま出力される問題を修正しました。

修正前

エントリータイトル(カスタム設定 > デフォルト)|カテゴリー(カスタム設定 > デフォルト)|子ブログ(カスタム設定 > デフォルト)|ルートブログ(デフォルト >カスタム設定

修正後

エントリータイトル(カスタム設定 > デフォルト)|カテゴリー(カスタム設定 > デフォルト)|子ブログ(カスタム設定 > デフォルト)|ルートブログ(カスタム設定 > デフォルト

CMS-5608 resizeImgをImagick対応し、Imagickでwebpを生成できるように修正

Ver. 2.11.31まではresizeImgはGDのみの対応でしたが、Imagickで出力できるように修正しました。

CMS-5611 メディアユニットのサイズ変数で、小さい画像や元画像サイズからの変化が少ない場合、指定したサイズではなく元画像のサイズが指定されてしまう問題を修正

元画像が小さい場合、それに近い表示サイズを選択すると、一定条件の時に選択したサイズではなく元画像のサイズで表示される問題を修正しました。

メディアユニットは、元画像の縦横サイズを元に表示サイズを計算して出力する仕組みとなっています。 しかしVer. 2.11.31までは縦サイズの計算方法の一部に誤りがあったため、計算後の縦サイズがオリジナルサイズより大きくなってしまう場合がありました。

そこでVer. 2.11.32では、縦サイズの計算方法を見直し、小さい元画像においても縦サイズを正しく計算できるよう修正しました。

CMS-5621 エントリ編集設定の「ファイル名拡張子」を空にすると、拡張子つきのエントリーコードが設定できなくなる問題を修正

コンフィグ > 編集設定 > ファイル名拡張子 を空欄としている場合、エントリー編集画面で拡張子がついたエントリーコードを登録しようとすると「システムで予約されているキーワードです。」とエラーが出る問題を修正しました。

Ver. 2.11.33 からは、デフォルトの拡張子の設定を空欄にしていても、エントリー編集画面で拡張子がついたエントリーコードが登録できます。



最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

Ver. 2.11.34 リリースのお知らせ


この記事では、2021年4月19日にリリースした Ver. 2.11.34 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.11.34 のリリースノート

  • CMS-5634 CMS-5630 セキュリティアップデート
  • CMS-5622 メディアのファイルダウンロードで、mp3などがインラインで展開できない問題を修正(ファイルダウンロードして扱われてしまう問題を修正)
  • CMS-5625 Comment Body の変数表に status 追記
  • CMS-5636 メディアアップロードでファイル名にドットが含まれる場合、それ以降のファイル名が消える問題を修正
  • CMS-5635 CSVインポートのtargetBidが正しく動作するように修正(通常動作は問題ありません。)
  • CMS-5626 エントリ一覧で、更新日付の投稿日時の変数を常に用意(updated_datetime, posted_datetime)
  • CMS-5637 テキストユニットにバックスラッシュが入力できない問題を修正
  • CMS-5629 SEO設定のカスタムフィールドでタイトルの入力欄に出力されない情報があり混乱しやすい問題を修正
  • CMS-5638 カテゴリーのサジェストで、重複した選択肢がある問題を修正
  • CMS-5639 エントリーページでのページャーなどのリンクにtplがついてしまう問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5622 メディアのファイルダウンロードで、mp3などがインラインで展開できない問題を修正(ファイルダウンロードして扱われてしまう問題を修正)

サーバー環境によっては、メディアに追加した音楽や動画がaudioタグやvideoタグなどで再生できない問題を修正しました。

また、メディアユニットで音楽などを追加した時に表示されるSVG画像をクリックすると以前はダウンロードされましたが、本バージョンよりデフォルトで別ウィンドウ再生画面が開く仕様に変更しました。
ダウンロードのみの動作をするように変更する場合は、config.system.default.yaml の下記場所をconfig.system.yamlにコピーし、該当の箇所を消してください。

# メディアをインラインでダウンロードする拡張子とMIME設定
media_inline_download_extension :
  - pdf
  - mp3
  - mp4
media_inline_download_mime:
  - application/pdf
  - audio/mpeg
  - video/mp4

音楽ファイルをダウンロードのみにする例) `

メディアをインラインでダウンロードする拡張子とMIME設定

media_inline_download_extension : - pdf - mp4 media_inline_download_mime: - application/pdf - video/mp4 `

CMS-5639 エントリーページでのページャーなどのリンクにtplがついてしまう問題を修正

エントリーに設置されたページャーリンクをクリックした時に、以前は「/tpl/***.html」という余分なリンクがついてしまっていました。
修正前例)
http://example.com/sample.html/page/2/tpl/sample.html

tplがついていても表示に問題はありませんでしたが、URLとして不要なものであったためtplがつかないよう修正しました。
修正後例)
http://example.com/sample.html/page/2/

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

Ver.2.11.36とVer.2.8.72、Ver.2.9.36、Ver.2.10.40リリースのお知らせ


この記事では、2021年4月23日にリリースした Ver.2.11.36、Ver.2.8.72、Ver.2.9.36、Ver.2.10.40 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver.2.11.36 のリリースノート

  • CMS-5646 acms-form-width-**クラスがselect要素に適用できるように修正
  • CMS-5647 承認依頼POST後に404ページになってしまう問題を修正
  • CMS-5648 @include で、値0の変数が渡せない問題を修正

Ver.2.8.72、Ver.2.9.36、Ver.2.10.40 について

セキュリティアップデートを行いました。
2.8系〜2.10系をご利用の方はアップデートをご検討ください。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

Ver. 2.11.37 リリースのお知らせ


この記事では、2021年5月17日にリリースした Ver.2.11.37 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.11.37のリリースノート

  • CMS-5651 静的なindex.html がindex.htmlをつけない、スラッシュで終わるURLでテンプレートとして認識しない問題を修正
  • CMS-5653 Safariでメディアのファイルダウンロードに失敗する場合がある問題を修正
  • CMS-5652 パスワード保護付きのPDFがメディアにアップロードできない問題を修正
  • CMS-5650 下書き、非公開、承認中などのステータスが出る校正オプションを追加 例: {eid}[entryStatusLabel]

CMS-5651 静的な index.html が index.html をつけない、スラッシュで終わるURLでテンプレートとして認識しない問題を修正

従来の動作ではディレクトリ内に静的なHTMLをindex.htmlというファイル名で設置するとURLが「/」が末尾についた状態でページが表示されていましたが、この機能が正常に動作していない問題が確認されました。
たとえば、通常であればhttps://example.com/contact/のURLにアクセスすると/contact/index.htmlのテンプレートが表示されますが、今回の問題が発生した場合は404のテンプレートが表示されます。

この問題はconfig.system.yaml で指定できる forbid_tpl_inheritance_when_path_unresolved が有効になっている場合に発生します。

この問題が発生している確率が高い条件

  • Ver. 2.11.25以降に新規インストールしたもの(新規インストールしていると設定がデフォルトが有効になっています)
  • 静的サイトや一部静的サイトの箇所があるもの

旧バージョンからアップデートした場合や、すべて動的サイトであければ問題になりません。

解決策

forbid_tpl_inheritance_when_path_unresolvedの設定を無効にする、もしくは Ver.2.11.37 以降のバージョンへアップデートする

CMS-5650 下書き、非公開、承認中などのステータスが出る校正オプションを追加 例: {eid}[entryStatusLabel]

下書き、非公開、承認中などのエントリーのステータスを出力する校正オプションを追加しました。eidをキーにして表示できるため、eidを表示する変数に適用可能です。

使用例

 {eid}[entryStatusLabel]

例えば、多言語サイトなどの実装をした際にはタイトルをカスタムフィールドで表示するため従来の動作では実現できませんでしたが、ステータスを表示できるようになります。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

Ver. 2.11.38 リリースのお知らせ


この記事では、2021年6月1日にリリースした Ver.2.11.38 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 2.11.38のリリースノート

  • CMS-5654 php7.4環境だとUser_Searchモジュールでphpエラーが出てしまう問題を修正
  • CMS-5656 メディアファイルのダウンロードリンクが、常時SSL時に組み込みJSによって、httpのリンクに書き変わってしまう問題を修正
  • CMS-5657 組み込みJSのhttpsリンク書き換え機能(linkHttpsDisablerMark)をデフォルトオフに変更
  • CMS-5658 キャッシュ削除のSQLをチューニング
  • CMS-5659 Entry_Bodyのnewブロックの変数表、スニペットを修正 new:touch -> new(new:touchも利用できます)
  • CMS-5660 組み込みJSのmodal-videoの閉じるボタンのスタイルを調整
  • CMS-5655 csvインポートでcsvファイル以外をアップロードした場合に固まってしまう問題を修正
  • CMS-5661 Tag_FilterにTag_Cloudと同様の「しきい値」を設定できるように修正
  • CMS-5664 Tag_Cloud, Tag_Filter モジュールを カテゴリー情報で絞り込めるように改修

CMS-5657 組み込みJSのhttpsリンク書き換え機能(linkHttpsDisablerMark)をデフォルトオフに変更

https://developer.a-blogcms.jp/document/reference/builtinjs/#linkHttps の組み込みJSをデフォルトOFFにしました。これは常時SSLがあたりまえになり、httpsとhttpを混合する必要はなくなったためになります。

CMS-5661 Tag_FilterにTag_Cloudと同様の「しきい値」を設定できるように修正

Tag_Cloud同様、「しきい値」を設定できるようにして、数が少ないタグは出ないようにできるようにしました。

CMS-5664 Tag_Cloud, Tag_Filter モジュールを カテゴリー情報で絞り込めるように改修

Tag_Cloud, Tag_Filter モジュールで、タグがついているエントリーのカテゴリーによって、絞り込みができるようになりました。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。