ライト版からスタンダード版へのアップデート

ライト版の提供終了

2016年3月末日をもちましてライトライセンスの提供は終了となりました。これによりCMSのバージョンアップを行いたい場合や、管理ユーザー数を増やしたい場合などには、スタンダード版へのアップデートが必要になります。

a-blog cms ライト版の終了のお知らせ

スタンダード版へのアップデート方法

ライト版とスタンダード版では、パッケージの内容が違うため、ライセンスファイルだけ置き換えればアップデート出来るわけではありません。パッケージの更新が必要になってきます。

パッケージの置き換え

以下パッケージの置き換えの流れになります。基本的にはスタンダード版のバージョンアップと同様になります。

  • スタンダード版のパッケージの最新バージョン(アップデート版)をダウンロード
  • パッケージに同梱されているバージョンアップマニュアルに沿ってバージョンアップを実行
  • ライセンスファイルを購入したスタンダードライセンスのものに置き換え

ダウンロードページ

バージョンアップを行った段階でライト版でなくなりますので、ライトライセンスでは表示がされなくなります。 必ずスタンダードライセンスをご準備の上、アップデートを行ってください。

拡張アプリ Slack を公開しました


今年、2018年3月26日に公開された a-blog cms Ver.2.8ではより外部サービスと連携しやすい仕組みを用意しています。そこで今後いくつかの連携機能をa-blog cmsの本体とは別に拡張アプリという形で配布することにしました。 その第一弾として今回は 拡張アプリ「Slack」を用意しました。拡張アプリ「Slack」を使うとお問い合わせフォームなどから送信された内容をSlackに通知することができます。たとえばフォームから「資料請求」などがあれば「資料請求がありました。」などの簡単なメッセージや、メールの本文をそのまま、好きなチャンネルに通知できます。

ダウンロード

ダウンロード

利用するためにはダウンロード後、/extension/pluginsに設置してください。

使い方

以下の3つのステップで a-blog cms と Slack を連携します。

  1. Slackへの登録
  2. Webhook URL の取得
  3. a-blog cmsの拡張アプリ Slackに Webhook URL を登録

1. Slackへの登録

Slackのアカウントをお持ちでない方は下記のURLにてアカウントを作成しましょう。ある程度の機能までは無料で使うことができます。 https://slack.com/

2. Webhook URL の取得

下記のURLにてチャネルを指定して Webhook URL を取得します。ここで登録したチャネル以外のチャネルにもメッセージを飛ばすことはできますので好きなチャネルを指定して作成しましょう。 https://slack.com/services/new/incoming-webhook

3. a-blog cmsの拡張アプリ Slackに Webhook URL を登録

管理ページ > 拡張アプリより「拡張アプリ管理」のページに移動します。そのページより下の図のようにSlackをインストールします。



インストール完了後は、管理ページ > フォーム > 連携したいフォームID よりSlackの管理ページに移動します。その後、「Webhook URL」という項目がありますので、その項目に先ほど覚えておいた Webhook URL を入力します。

あとは、Slackに通知したいフォームIDに移動し、メッセージの送信先チャネルを「Channel」に送信元の名前を「From」に設定します。またメッセージにはフォームモジュールの変数と、グローバル変数を使用することができます。 「Message」の項目にはグローバル変数やフォーム内の変数も利用することができます。



これでa-blog cmsとSlackを連携させる準備は整いました。あとは先ほどの設定がされたフォーム「お問い合わせフォームなど」に移動し普段通り情報を入力します。



お問い合わせ完了後、以下のようなメッセージがSlackに通知されていれば成功です。



注意

config.server.phpでHOOKを有効にしておく必要があります。

define('HOOK_ENABLE', 1);

拡張アプリの今後の配布について

拡張アプリは今後 applepleのGitHubのページに公開していく予定です。 またGitHubに公開されているアプリは下の拡張アプリ一覧ページからダウンロードできるようになりますのでよかったら訪れてみてください。


拡張アプリ一覧ページ

地図(Google Map)ユニット

地図ユニットは、下の図のように緯度と経度または住所を入力すると該当の箇所の地図をGoogle Mapを用いて表示するユニットです。


経度と緯度の指定、住所の検索、ピンの移動で位置を指定できる

入力例


編集設定

地図ユニットを利用するには管理画面のコンフィグ > 編集設定画面から設定をしてください(新規インストール時には、すでに地図ユニットの設定はあるはずです)。図の下に位置している追加ボタンをクリックし、モードから「地図」を選択し、それに対するラベルの名前を決めてください。保存をすれば設定したラベル名のついたボタンがエントリーの編集画面で使えるようになります。



エントリーの編集画面



API Key の設定

2016年6月22日より、Google Map を使うためには API Key が必須となりました。これにより、API Key をCMS側に設定する必要があります。


API Key が設定されていないと、公開されているエントリーページでもアラートが表示される

API Keyが登録されていない状態のユニット


※以下、手順を紹介しておりますが、Ver.2.6.1.2以降の対応方法となります。それ以前のバージョンに対応するには、開発ブログ「Google Mapsの仕様変更により、地図が表示されない場合がある問題が確認されました」をご覧ください。

設定の手順

  1. API Key の取得
  2. API Key をCMSのプロパティ設定で登録する

1. API Key の取得



まずは、Google API Console にアクセスしてログインしてください。ログイン後、任意の名前でプロジェクトを作成します。


右上のセレクトメニューから、先ほど作成したプロジェクトを選択します。



Google Maps JavaScript API と Google Static Maps API と Google Maps Geocoding APIを有効かしてください。必ず3つも行ってください。



認証情報に移動し、APIキーを作成します。複数のキーがありますが、「APIキー」を選択してください。


ブラウザキーを選択します。



名前を適当に入力し、受け入れリファラーの設定をしてください。



作成したAPI キーをコピーします。


2. API Key をCMSのプロパティ設定で登録する



管理ページに移動したらコンフィグ>プロパティ設定の順に移動し、「Google Maps API Key 」の入力欄に作成したAPIキーを貼り付けてください。


正常に表示しなかった場合


もし、以下のような不具合があった場合、APIキーの設定に不備があるかもしれません。以下の問題と該当するものがあった場合、対応方法をご確認ください。

  • 地図の画像が表示されない方:Google Static Maps API が有効になっていない可能性があります。再度ご確認ください。
  • 動的な地図が表示されない方:Google Maps JavaScript API が有効になっていない可能性があります。再度ご確認ください。
  • エントリー作成画面の地図ユニットの検索フォームが使用できない方:Google Maps Geocoding API が有効になっていない可能性があります。再度ご確認ください。
  • API Keyの設定が有効にならない その1:API Key が有効になるには少し時間がかかるようです。すこし待ってから有効になるかご確認ください。
  • API Key の設定が有効にならない その2:指定したリファラーURLが異なっている場合があります。