a-blog cms が ITreview Grid Award 2021 Summer のCMS部門で初受賞しました


こんにちは、開発スタッフです。

この度、2021年7月14日(水)に発表された ITreview Grid Award 2021 Summer において、満足度において優れた製品であると評価され、 CMS部門で初受賞しました。

ITreview Grid Award 2021 Summer について

ITreview Grid Awardとは、ビジネス向けIT製品・クラウドサービスのレビュープラットフォーム「ITreview」で投稿されたレビューをもとに四半期に一度ユーザーに支持された製品を表彰する場です。 2018年10月~2021年6月までに掲載されたレビューをもとに、 ITreview Grid に掲載された製品のうち満足度と認知度の高い製品を「Leader」、満足度が高い製品を「High Performer」としてそれぞれ表彰しています。

ITreview Grid Award 2021 Summer CMS部門一覧

a-blog cms の ITreviewのレビューはこちら

a-blog cms のレビューを書いてくれた方々、ありがとうございました。
いただいたレビューを参考にし、製品の改善に繋げたいと思います。

引き続きみなさまのWeb制作のお役に立てるよう、システム・サービスの向上に取り組んでまいります。
今後とも、a-blog cms のことをよろしくお願いいたします。

Ver. 2.7.x 系でデータベースのインデックスが張られない不具合が見つかりました

Ver. 2.7系を 新規インストール した場合に、データベースのインデックスが生成されない場合がある不具合が確認されました。このパッチはインデックスを再生成するためのものになります。

対象

Ver. 2.7.0 〜 Ver. 2.7.15 を新規インストールした環境。Ver. 2.7系にアップデートや Ver. 2.7系を新規インストールした後に一度でもバージョンアップを行なっている環境であれば問題ありません。

不具合内容

インストール時に MySQLのインデックスが高確率で張られない問題。 これにより、記事数が増えてきた場合、表示速度のパフォーマンスに影響が出ます。

インデックス再生成方法

パッチファイルのアップロード

phpのバージョンに合わせたディレクトリを a-blog cms を設置したディレクトリにアップロードしてください。

  • php5.3.x 〜 php5.5.x: setup_php53xディレクトリ
  • php5.6.x 〜 php7.0.x: setup_php56xディレクトリ

ファイルを開く

パッチファイル

インデックスの再生成実行

http(s)://example.com/setup_php53x/index.php もしくは http(s)://example.com/setup_php56x/index.php にアクセスします。

注意

* setupプログラム自体は、Ver. 2.7.15 の物ですので、Ver. 2.7.15 未満の場合、 「アップデートしてください」と表示されますが、無視してください。

ログイン画面が出現しますので、管理者アカウントでログインしてください。

次に、システムの修正ツール > インデックスの修正 のリンクを踏んで、 インデックス再生成ボタン を実行します。これには時間がかかる場合があります。



これで、インデックスが再生成されました。このsetupは削除していただいて構いません。

この度はご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございません。 ご対応お願いいたします。

組み込みJSの modal-video で YouTube動画が再生されない問題がみつかりました。

Modal Video

現象

YouTube側の仕様変更により、YouTube動画が再生できなくなる問題が確認されました。

対応方法

js/config.js の modalVideoConfig.youtube 内の listplaylist の2つのオプションを削除ください。

 modalVideoConfig: {
    channel: 'youtube',
    youtube: {
      autoplay: 1,
      cc_load_policy: 1,
      color: null,
      controls: 1,
      disablekb: 0,
      enablejsapi: 0,
      end: null,
      fs: 1,
      h1: null,
      iv_load_policy: 1,
      // list: null,  この行を削除
      listType: null,
      loop: 0,
      modestbranding: null,
      origin: null,
      // playlist: null, この行を削除
      playsinline: null,
      rel: 0,
      showinfo: 1,
      start: 0,
      wmode: 'transparent',
      theme: 'dark'
    },
    ....

Ver. 2.11 の 次期フィックスバージョン でも修正を行います。

この度は、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。
今後ともa-blog cmsをよろしくお願いいたします。

位置情報を付加してポストインクルードする

ポストインクルードを使うことで、検索結果など別コンテンツをページを移動することなく引っ張ってくることができます。技術的にはAjaxを使って実現しています。

このポストインクルードはJavaScriptで動いているため、端末の位置情報を取得して、ポストインクルード先に位置情報を渡すことができます。そうすることで、現在位置から近い店舗を表示するなどといった、ユーザーに優しい機能を作ることができます。(Ver. 2.7.0 以上)

注意点

最近のブラウザは https(SSL/TLS対応)でないと、位置情報を取得できない事が多くなっています。この機能を使用する場合は、httpsの環境をご用意ください。

また、最初にアクセスするときにブラウザが、位置情報を取得してもいいか、許可を求めてきます。ここでユーザーが許可を行わないと、位置情報の取得はできません。


位置情報の取得許可の確認画面

位置情報の取得許可の確認画面


実装方法

ポストインクルードの formのデータ属性に 「data-geo="true"」 を追加する事で、自動的に組み込みJSが自動で位置情報を取得してポストインクルードしてくれます。

位置情報の指定のされ方

formのデータ属性に 「data-geo="true"」 を追加する事で、位置情報を付加して指定されたテンプレートにアクセスするのですが、以下のようにクエリストリングとして付加されます。

?lat=xxxxxx&lng=xxxxxx

位置情報のグローバル変数

a-blog cms では、クエリストリングを自動的にグローバル変数化しますので、ポストインクルード先で、 %{lat}, %{lng} などとすることにより、位置情報が取得できます。

サンプル

以下、緯度・経度を表示するサンプルになります。

ポストインクルード

<h2>位置情報</h2>
<form action="" method="post" class="js-post_include" data-geo="true">
  <input type="hidden" name="bid" value="%{BID}">
  <input type="hidden" name="tpl" value="/include/geo.html">
  <input type="submit" name="ACMS_POST_2GET" value="緯度・経度を取得">
</form>

読み込みテンプレート

<ul>
	<li>緯度: %{lat}</li>
	<li>経度: %{lng}</li>
</ul>

動作サンプル(緯度・経度を表示)



Entry_GeoListとの組み合わせ

Entry_GeoListモジュールは、エントリーに位置情報を付加して、ある場所(エントリーや個別指定)から近い順番でエントリーを表示できるモジュールです。このEntry_GeoListと位置情報付きのポストインクルードを使うことで、現在位置から近いエントリーを引っ張ってくる事ができるようになります。

実装方法

Entry_GeoListモジュールIDを作成し、設定の基準点を「URLコンテキストを参照」から「URLクエリストリングを参照(?lat=xxx&lng=xxx)」に変更してください。これでモジュールは、エントリー基準ではなくURLの情報から基準点をとってくるようになります。


URLクエリストリングを参照に変更

URLクエリストリングを参照に変更


そして、Entry_GeoListモジュールが書かれたテンプレートを、位置情報付きのポストインクルードで読み込めば、現在位置から近い順で表示する事ができるようになります。