2.0系のRSSモジュールで不具合が見つかりました。

2.0系の一部モジュールに不具合が見つかりました。

バージョン2.0.0、2.0.0.1, 2.0.0.2のRSSで本文が表示されない不具合が 発見されました。2.0.0.3にアップデート、または2.0.0.3の特定のファイルを差し替えて 対応をお願いいたします。

対応方法

以下のダウンロードページよりv2.0.0.3をダウンロード。

http://www.a-blogcms.jp/download/

v2.0.0.3にアップデート。または、/themes/system/rss2.xml をv2.0.0.3のものに置き換える。

この度は大変ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。

今後ともa-blog cmsをよろしくお願い致します。

Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 リリースのお知らせ


この記事では、2022年3月29日にリリースした Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.8 リリースノート

  • CMS-5885 BeginnerテーマでナビゲーションのJSが動いていない問題を修正
  • CMS-5886 位置情報系のモジュールをコンフィグに追加
  • CMS-5890 IE11でJSが動作しない問題を修正
  • CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意
  • CMS-5897 LiteEditorのshowSourceがtrue(textrarea要素)のときフォントが変わってしまう問題を修正
  • CMS-5900 LiteEditorの追加入力欄の高さを修正
  • CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
  • CMS-5888 数値によるフィールド絞り込みのパフォーマンス改善
  • CMS-5887 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
  • CMS-5877 メルマガでHTMLテンプレートの設定を空にすることで、テキストメールを送れるように改良
  • CMS-5802 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
  • CMS-5878 User_Profileモジュールで、メールマガジン受け取るかの情報を出力できるように改良
  • CMS-5866 拡張アプリのインストール・アンインストール・アップデート時にコンフィグのキャッシュをクリアするように修正
  • CMS-5810 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
  • CMS-5824 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
  • CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去

Ver. 2.11.45 リリースノート

  • CMS-5848 静的書き出しを改修・不具合修正(JSONのテンプレートの解決に対応。除外パスと必須パス機能を追加。storageを書き出すように修正。メディアのファイルリンク書き換えに対応。)
  • CMS-5856 ブログのインポートでモジュールIDのブログ引数の値は変更しないように変更
  • CMS-5892 GoogleMapの編集画面で場所検索時にマーカーが移動しない問題を修正
  • CMS-5901 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
  • CMS-5902 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
  • CMS-5905 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
  • CMS-5904 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
  • CMS-5903 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
  • CMS-5874 ユーザー編集画面で、メルマガのチェックボックスが表示されない場合がある問題を修正
  • CMS-5832 エントリー項目設定の「選択肢を子カテゴリーに限定」設定がうまく動作していない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。

Azure サーバーにて、間違ったMySQLのバージョンを取得してしまう問題がありました。
Microsoft から発表されている下記問題に該当します。
CMS側の取得方法を変更することで、Azure サーバーでも正しいMySQLのバージョンを取得できるよう対応しました。

Current known issues
MySQL server instance displays the wrong server version after connection is established. To get the correct server instance engine version, use the select version(); command.

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/mysql/concepts-limits#current-known-issues

CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去

Ver. 3系 の標準テーマ全てに、ビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)が入っていましたが、Beginnerテーマからは削除しました。

Beginnerテーマは a-blog cms の学習用テーマとして用意されていました。
そこで、よりCMSの学習に集中できるようビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)を削除し、JS/CSSについてもリテラシーに学習コストが左右されることが無くなるよう圧縮などをしていない状態で同包しています。

今回の改修でBeginnerテーマの使用感がどう変わったか、SNSやコミュニティなどでぜひ声を聞かせてください。

CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意

エントリーの表示順には、

  • 何も絞り込みをしていない状態の表示順
  • 各カテゴリーで絞り込みをした時の表示順
  • ユーザーで絞り込みをした時の表示順

の3種類あり、
エントリーの一覧を表示するモジュールの絞り込み状況によってそれぞれの表示順が適用されます。

しかし、絞り込み状況にかかわらず常に表示順を統一したい場合の対応ができていなかったため、モジュールの設定の表示順を[表示順]にした時には、常に「何も絞り込みをしていない状態の表示順」にするオプションを追加しました。
設定場所は エントリー一覧系モジュールID設定 > 表示設定タブ > 絞り込み時の表示順 です。


絞り込み時の表示順設定


最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

Ver. 3.0 へメジャーアップデート時にマークダウンの文章が崩れるケースについて


a-blog cms Ver. 3系では、PHP8系に対応するために、マークダウンのパーサーの変更が行われています。その影響で、稀なケースではありますが Ver. 3系へメジャーアップデートをした場合に、マークダウンでデータを登録している部分の表示が崩れるといったケースを弊社で確認いたしました。

この記事では、Ver. 3系へメジャーアップデート時にマークダウンでデータを登録している部分への確認の呼びかけと、弊社で確認している表示が崩れるパターンを2パターン紹介します。

また、正しいマークダウンの形式でデータ登録ができている場合には、この記事で言及するような表示崩れが起きることはありませんので、ご安心ください。

マークダウンのパーサーを変更したことにより、Ver. 2系とVer. 3系のマークダウンパーサーでマークダウンの形式が間違っていたときにどこまでよしなに判断してくれるかというところが変わることにより、表示崩れが起きる可能性があるということです。そのため、正しいマークダウンの形式でデータ登録をしていれば問題はありません。

Ver. 3系へメジャーアップデートをする際には、マークダウンでデータを登録している部分の表示崩れがないか確認をしてください

冒頭でもお伝えしましたが、a-blog cms Ver. 3系では、PHP8系に対応するために、マークダウンのパーサーを変更しています。その影響で稀なケースではありますが Ver. 3系へメジャーアップデートをした場合に、マークダウンでデータを登録している部分の表示が崩れるといったケースを弊社で確認いたしました。

弊社で確認している限りでは、適切にマークダウンを記述している場合には表示が崩れるといったことはありませんが、Ver. 2系で使用しているマークダウンパーサーと Ver. 3系で使用しているマークダウンパーサーでは、インデントの数などが間違っている場合にマークダウンパーサーがよしなにその間違いを吸収して、HTMLを出力してくれる基準が異なるようです。

そのため、Ver. 2系のマークダウンパーサーでは多少インデントがマークダウンのルールとことなっていても問題なかった部分が、Ver. 3系のマークダウンパーサーでは、データ登録者側の意図と異なるHTMLを出力してしまい、表示崩れが発生していまうことがあります。

Ver. 3系へメジャーアップデートを行う際には、お手数ですが、テスト環境などでマークダウンでデータを登録している部分の表示崩れがないか確認することを推奨いたします。

マークダウンの表示崩れが発生する条件について

マークダウンの表示崩れが発生する条件について、弊社では2パターン確認することができたのでそちらをご紹介いたします。

リストをネストして表示している場合に、前の階層から次の階層の半角空白が6個以上存在すると、pre タグで出力される

以下は、リストのネストをマークダウンで記述する際に、1階層目から2階層目のインデントが半角空白で6個以上存在している場合の例です。

記入例

- マークダウンリスト
      - マークダウンリスト
      - マークダウンリスト

上記のようなマークダウンを登録している場合、Ver. 2系では、登録者が意図するようなネストされた ul タグが出力されていましたが、 Ver. 3系では以下のように preタグになって出力されていまいます。

出力例

<ul>
  <li>マークダウンリスト<pre><code> - マークダウンリスト
  </code></pre>
<ul>
<li>マークダウンリスト</li>
</ul>
</li>
</ul>

このように、マークダウンでネストしたリストを記述している場合には、バージョンアップ時に確認をすることを推奨いたします。

空行を挿入せずにコードブロックやテーブル、引用を記述すると、テキストとして出力される

以下の例のように、テキストに空行を空けずに続けてコードブロックを記述すると、テキストとして出力されてしまいます。

記入例

ダミーテキストダミーテキストダミーテキスト
```
console.log('a-blog cms最高!!')
```

出力例

<p>ダミーテキストダミーテキストダミーテキスト<code>console.log('a-blog cms最高!!')</code></p>

Ver. 2系で使用しているマークダウンパーサーでは空行を空けなくても、コードブロックとして出力してくれていましたが、Ver. 3系で使用しているマークダウンパーサーではテキストとコードブロックの間に、空行を空けて以下のように記述する必要があります。

ダミーテキストダミーテキストダミーテキスト

```
console.log('a-blog cms最高!!')
```

また、この現象はコードブロックだけでなく、テーブルや引用でも同様の現象が確認されました。

コードブロックや、テーブル、引用をマークダウンで記述している場合には、バージョンアップ時に確認をすることを推奨いたします。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。
Ver. 3系へバージョンアップ予定のサイトでマークダウンでデータを登録している箇所がある場合、テストサイトなどで表示崩れが起きてないかのご確認をお願いいたします。
今後とも a-blog cms をよろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先

本件についてご不明点などありましたら以下のお問い合わせよりご連絡ください。

有限会社アップルップル
メールアドレス:info@a-blogcms.jp
お問い合わせフォーム:https://www.a-blogcms.jp/contact/