Ver. 3.0.11, Ver. 3.0.12 で、ページがnoindexになってしまう問題がみつかりました


現象

以下のバージョンで、ページキャッシュなしのレスポンスで、noindexとしてページを出力してしまう問題が確認されました。 ページキャッシュ有りでのレスポンスは問題なく出力されております。

  • Ver. 3.0.11(7/2 15:00 以前にダウンロードしたパッケージ)
  • Ver. 3.0.12(7/2 15:00 以前にダウンロードしたパッケージ)

これによりページキャッシュ無しの設定(デバッグモードONやキャッシュOFF)になっている場合や、 検索ロボット(クローラ)が来るタイミングによって、ページが「noindex」として検索されなくなってしまう危険性があります。

対応方法

Ver. 3.0.11, Ver. 3.0.12 をご利用の場合は、以下の方法どちらかの対応をお願いいたします。

方法1

Ver. 3.0.13 以上にアップデートしていただくことで解決します。

方法2

各バージョンにあったパッチを設置ください。 設置ファイルは「php/main.php」となります。


Ver. 3.0.12 用パッチファイルをダウンロードする

Ver. 3.0.12 用パッチファイル


Ver. 3.0.11 用パッチファイルをダウンロードする

Ver. 3.0.11 用パッチファイル


原因

Ver. 3.0.11での修正「CMS-5958 User-Agent Client HintsによるUA判定に対応 & ルールからiPad判定を削除」で、間違ったプログラム修正をおこなっており今回の問題が発生しておりました。修正はプルリクエストによるコードレビューを通しているのですが、コードレビューでも見落とされてしまっておりました。今後このような事はないよう、リリース前の自動チェックなど対策を検討してまいります。

この度は、多大なるご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。
大変お手数ですが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。

画像をロスレス圧縮する

画像のロスレス圧縮に対応できるようになりました。画像サイズが小さくなり、Google の PageSpeed Insights などの点数も上がりパフォーマンスがよくなります。

必要なソフト

サーバーに下記の画像圧縮ライブラリが必要になります。入っているソフトによって対応できるフォーマットが増減します。

  • pngquant
  • optipng
  • pngcrush
  • pngout
  • advpng,
  • pegtran
  • jpegoptim
  • gifsicle

確認方法

CMSでロスレス圧縮が可能かどうかは、管理画面 > チェックリスト の 「ロスレス圧縮対応フォーマット 」で確認することができます。チェックリストで有効になっていれば自動的に、画像をロスレス圧縮して保存するようになります。

設定をオフにする

private/config.system.yaml に

img_optimizer: off 

を追加することで、ロスレス圧縮しない様になります。

Ver. 3.0.14 で、メディアがアップロードできない不具合が発見されました


現象

以下の条件の場合、メディア機能で jpegやpng画像がアップロードできない現象がみつかりました。

再現する環境

  • a-blog cms Ver. 3.0.14
  • php8.0以上
  • 画像エンジンがGD
  • GDがWebpフォーマットをサポート

対応方法

方法1

画像エンジンのImagickが利用できる環境の場合、画像エンジンをGDからImagickに変更することで対応できます。

private/config.system.yaml に以下を追加

image_magick : on

方法2

Webp画像を生成しないようにする事で、対応することができます。

private/config.system.yaml に以下を追加

webp_support: off

方法3

近日中にこちらの不具合を修正した Ver. 3.0.15 をリリースします。リリース後 Ver. 3.0.15 にアップデートして対応します。


この度は、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。
大変お手数ですが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。