a-blog cms の開発リーダーになりました


こんにちは、appleple で a-blog cms の開発を担当している宇井です。
あけましておめでとうございます。2026年もよろしくお願いします。

少し改まったご報告になりますが、
本日 1 月 5 日 (月) より、a-blog cms の開発リーダーを担当することになりました。

年始のタイミングということもあり、今回はそのご挨拶と、今考えていることを少しだけ書いてみようと思います。


開発リーダーとしてのご挨拶

これまで a-blog cms を使っていただいているユーザーの皆さま、いつもありがとうございます。

立場としては「開発リーダー」という肩書きになりますが、いきなり何かが大きく変わる、というよりは、

今までやってきたことを、もう少し広い視点で考える役割になった

という感覚に近いです。

責任は増えますが、しっかり向き合っていきたいと考えています。


あらためて自己紹介を少し

早いもので、入社して 5 年目 になります。

よく「最初から CMS の開発をしていたんですか?」と聞かれるのですが、実は 入社 1 年目は社内の受託 Web 制作チーム に所属していました。

つまり当時は、

  • a-blog cms を使って

  • クライアントワークとして

  • 普通にサイトを作る側

でした。

「この設定どこだっけ?」
「この仕様、クライアントにどう説明しよう…」

今思えば、ユーザーさんとかなり近い立場で使っていたと思います。

その後、2 年目から本体の開発チームに異動し、そこから約 4 年間、a-blog cms の開発に関わってきました。

「使う側」と「作る側」の両方を経験している、というのは自分の中では結構大きくて、今後もこの感覚は大事にしたいと思っています。


これからの a-blog cms について考えていること

a-blog cms は、正直に言うともう十分すぎるほど機能があると考えています

そのため今後は、

「とにかく新機能を増やす」という方向ではなく、

制作者も運用者もストレスなく利用できるか

そういった部分を、より良くしていきたいと考えています。

コンテンツ管理を、もっと楽にしたい

CMS の中心は、やはり コンテンツ管理 です。

  • 記事を書く

  • 更新する

  • 管理する

この一連の流れに手間を感じてしまうと、CMS を導入する意味がなくなってしまいます。

現時点では妄想段階ですが、以下のようなことができたら良いなと考えています。

  • コンテンツタイプ機能

  • 管理画面上のカスタムフィールド作成機能

  • バージョン比較機能

  • 承認フローの改善

  • ブロックエディターのカスタムブロック機能

制作者にとっても運用者にとってもストレスフリーなコンテンツ管理を目指して、基本的な部分から丁寧に見直していきたいと思っています。

管理画面の使いやすさについて

管理画面というと、運用者目線の話に聞こえますが、Web制作者の方にとっても大事だと考えています。

特に、運用者と制作者、どちらも最も触るエントリー編集画面については特に改善の余地があると考えています。

Web制作をする人が自信をもってクライアントに提供できる

そんな管理画面を目指して、UI / UX の改善も継続して進めていきます。


開発者・制作者の体験も大事にしたい

もう一つ、個人的に力を入れたいと思っているのが
開発者体験(DX) の部分です。

  • 調べたい情報が見つからない

  • 毎回同じところでつまずく

  • 本来いらない作業に時間を取られる

こういった「小さなストレス」を、
少しずつでも減らしていきたいです。

具体的には、

  • ドキュメントや学習コンテンツの整理

  • よくある質問・ハマりポイントの見える化

  • AI を使った開発補助の仕組みづくり

特に、昨今は 生成AI 時代なこともあり、マークダウン形式でのドキュメント提供や、MCPサーバー、Agent Skills など AI を使った開発をより効率的に行うための施策にも力を入れたいと考えています。

まだ構想段階のものも多いですが、「作る側が楽になること」は、結果的にユーザー体験にもつながると思っています。


Ver. 3.3 と、これから

今後は、次期バージョンとなる Ver. 3.3 のロードマップを整理していく予定です。

ユーザーとして使っていた頃の感覚を忘れずに、できるだけ皆さんと近い距離感で a-blog cms を育てていけたらと思っています。

気になる点や、「ここ正直どうなの?」といったフィードバックも、これまで通り遠慮なくいただけると嬉しいです。


少し長くなりましたが、
本年も、そして新しい体制の a-blog cms を、どうぞよろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先

本件についてご不明点などありましたら以下のお問い合わせよりご連絡ください。

有限会社アップルップル
メールアドレス:info@a-blogcms.jp
お問い合わせフォーム:https://www.a-blogcms.jp/contact/

post include から htmx へ ― 2026 年版 a-blog cms における 部分更新のベストプラクティス


※本記事は、旧記事「post_include を次のレベルへ! a-blog cms における htmx の活用法!」を、a-blog cms Ver. 3.2 以降の仕様に合わせて更新したものです。



2026 年、なぜ「 post include → htmx 」なのか

a-blog cms には、長年「 post include 」という部分更新の仕組みがあり、フォーム送信結果をページ遷移なしで差し替える用途で活用されてきました。

一方で、2025年9月にリリースされた a-blog cms Ver. 3.2 では、上位互換の位置付けとして htmx が「組み込み JS」に標準搭載されました。これにより、従来の「 post include 」は Ver. 3.2 から 非推奨 とされ、代替として htmx の利用が推奨されています。

ポイントは 2 つです。

  • htmx が「標準搭載」されたため、導入のハードルがほぼゼロになった

  • POST 限定の発想から脱却し、 GET を含む多様な UI を、HTML 属性中心で素直に組み立てられる

Ver. 3.2 からは「 htmx を読み込む設定」が基本的に不要

旧記事(2024 年版)では、 htm を使うために <head> で CDN から読み込む例を掲載していました。しかし Ver. 3.2 では、組み込み JS に htmx が含まれるため、HTML に hx-get や hx-post などの属性を書くだけで動作します(通常は事前設定不要)。

補足として、JavaScript で後から動的に hx- 属性を付与する等で「読み込みタイミングが不安定になる」ケースでは、事前に次の <meta> を入れて対応できます。

<meta name="acms-htmx" content="enable">

まず押さえる: post include の典型パターン(旧)

旧来の「 post include 」は、class="js-post_include" を付けたフォームをトリガーに、結果差し替えを行う設計が中心でした。

<form action="" method="POST" class="js-post_include" target="#result">
  <input type="text" name="keyword" value="">
  <input type="hidden" name="tpl" value="result.html">
  <input type="submit" name="ACMS_POST_2GET_Ajax" value="検索">
</form>

<div id="result">検索結果が表示されるエリア</div>

この仕組み自体は、今も「動く」ケースが多いものの、Ver. 3.2 以降は 非推奨 です。これから新規に作るなら、 htmx を前提に寄せておくのが安全です。

置き換え例 1:フォーム(検索)を htmx で書く

post include のフォーム」を、 htmx の属性に置き換えると、考え方がより一般化します。旧記事でも「置き換え例」を紹介していましたが、2026 年版では「標準搭載」を前提に、よりシンプルに扱えます。

<form
  method="POST"
  hx-post=""
  hx-target="#result"
  hx-swap="outerHTML"
>
  <input type="text" name="keyword" value="">
  <input type="hidden" name="tpl" value="result.html">
  <button type="submit">検索</button>
</form>

<div id="result">検索結果が表示されるエリア</div>
  • hx-post :送信先(サーバー側は HTML フラグメントを返す)

  • hx-target :差し替える領域

  • hx-swap :差し替え方式(例では outerHTML

置き換え例 2:リンク( GET )で部分更新する

post include では「リンクから部分更新」はやりづらい(または実装が遠回り)でしたが、 htmx はリンクに hx-get を付けるだけで自然に書けます。

<a href="result.html" hx-get="result.html" hx-target="#result" hx-swap="outerHTML">
  クリックして差し替え
</a>

<div id="result">ここが更新されます</div>

この「リンクでもフォームでも同じ思想で書ける」点が、移行する価値のひとつです。

htmx の設定を追加する

標準の設定は js/config.js に設定されていますが、そこに設定を追加する際には、以下のような設定を追加します。この場合には、View Transition API を有効にする設定です。

<script>
ACMS.Ready(function() {
  ACMS.Config.htmxConfig.globalViewTransitions = true;
});
</script>

まとめ:2026 年の「部分更新」は htmx を主語にする

ここまでの整理を踏まえ、2026 年時点での a-blog cms における「部分更新」の考え方を、あらためて要点としてまとめます。

  • a-blog cms Ver. 3.2 から htmx は、組み込みJS として 標準搭載

  • その結果、 post include は Ver. 3.2 より 非推奨 、代替は htmx 推奨

  • フォームもリンクも同じ考え方で「HTML 属性中心」に組み立てられるのが強み

旧来の post include に慣れているほど、移行はスムーズです。まずは「検索フォーム」や「もっと見る」など、差し替えポイントが明確な箇所から htmx 化していくのがおすすめです。

ドキュメント


Ver. 3.2.11 & Ver. 3.1.64 & Ver. 3.0.55 リリースのお知らせ


この記事では、2026年1月20日にリリースした Ver. 3.2.11Ver. 3.1.64Ver. 3.0.55 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。


リリースノート

Ver. 3.2.11 の変更点

features

  • CMS-7333 ユニットメニューに入力回数が多いユニットを表示する機能を追加

  • CMS-7331 グループユニットの階層によるカラー変更機能を追加

  • CMS-7332 グループユニットに固定スクロール機能を追加

  • CMS-7470 ブログ・エントリーのエクスポート・インポート機能でサブカテゴリーと位置情報をエクスポート・インポートできる機能を追加

  • CMS-7468 htmx を Ver. 2.0.8 へアップデート

  • CMS-7498 UTSUWA テーマを Ver. 3.0.8 にアップデート(https://github.com/appleple/acms-utsuwa/releases/tag/v3.0.8

  • CMS-7497 Develop テーマを Ver. 1.0.6 にアップデート(https://github.com/appleple/acms-develop/releases/tag/v1.0.6

  • CMS-7427 画像のロスレス圧縮ライブラリを変更

changed

  • CMS-7483 インストール時承認機能はデフォルト無効に変更

fixed

  • CMS-7465 ブロックエディターのよくつかうブロック機能が最近利用したブロックになっている問題の修正

  • CMS-7466 バージョンのカスタムユニットのデータが取得できていない問題の修正

  • CMS-7467 ajax_use_tpl_context_url_vars の設定が off の場合、モジュールIDの引数選択UIでページネーションが正常に動作していない問題の修正

  • CMS-7469 グループユニットからテキストユニットを出し入れするとテキストユニットのデータが消えることがある問題の修正

  • CMS-7473 フォーム管理でフォームを複製した際、「通番」が複製元の続きになってしまう問題を修正

  • CMS-7474 json_validate関数をポリフィルとしてリファクタリング

  • CMS-7475 a-blog cms 本体のコードをシンボリックリンクしている場合、インストール時にアセットがシンボリック元のディレクトリに設置されてしまう問題の修正

  • CMS-7479 User_Searchモジュールで status変数が表示されない問題を修正

  • CMS-7477 ブログ・エントリーのインポート時に、親カテゴリーの異なる同一カテゴリーコードのデータがあると正常にインポートできない問題の修正

  • CMS-7484 Entry_Summaryでメイン画像がメディアの場合、使用できない変数があることを変数表に記載

  • CMS-7486 ブラウザのパスワードマネージャーによって、SMTP設定が自動入力されてしまう問題の修正

  • CMS-7488 ダイレクト編集で表からタグをセレクトしようとすると、タグが多いとき、一番下までスクロールができない問題の修正

  • CMS-7490 InjectTemplate モジュールで差し込んだテンプレートで include の引数を利用すると という文字列が残ってしまう問題の修正

  • CMS-7482 User_Search で位置情報がオンだとモジュールが表示されない問題

  • CMS-7492 ブロックエディターのテーブルブロックの一番上の行のセルを複数選択した状態だと、「セルを結合」のメニューがテキスト用のメニューに隠れて結合できない問題の修正

  • CMS-7495 .. が含まれる出力変数に resizeImg を適用すると、パスが消えてしまう問題の修正

  • CMS-7501 セキュリティ修正

Ver. 3.1.64 の変更点

fixed

  • CMS-7472 フォーム管理でフォームを複製した際、「通番」が複製元の続きになってしまう問題を修正

  • CMS-7476 a-blog cms 本体のコードをシンボリックリンクしている場合、インストール時にアセットがシンボリック元のディレクトリに設置されてしまう問題の修正

  • CMS-7478 ブログ・エントリーのインポート時に、親カテゴリーの異なる同一カテゴリーコードのデータがあると正常にインポートできない問題の修正

  • CMS-7485 Entry_Summaryでメイン画像がメディアの場合、使用できない変数があることを変数表に記載

  • CMS-7487 ブラウザのパスワードマネージャーによって、SMTP設定が自動入力されてしまう問題の修正

  • CMS-7489 ダイレクト編集で表からタグをセレクトしようとすると、タグが多いとき、一番下までスクロールができない問題の修正

  • CMS-7491 JPEG圧縮率設定がwebp 画像生成時に動作していない問題の修正

  • CMS-7494 .. が含まれる出力変数に resizeImg を適用すると、パスが消えてしまう問題の修正

  • CMS-7502 セキュリティ修正

Ver. 3.0.55 の変更点

fixed

  • CMS-7335 編集者で、カテゴリー編集ができない問題を修正

  • CMS-7493 未来バージョンの画像パス出力変数に resizeImg を適用すると、画像パスが消えてしまう問題の修正

  • CMS-7496 CMS-7153 により、バージョンプレビューページから発行した共有プレビューURLが動作しなくなっている問題の修正


リリースノートの補足

CMS-7333 ユニットメニューに入力回数が多いユニットを表示する機能を追加

ユニットメニュー内にあるよく使うユニット

ユニットを追加する際に表示されるメニューに、使用頻度の高いユニットを「よく使うユニット」として表示する機能を追加しました。

これまでユニット数が増えるにつれて、目的のユニットを探す手間が増えてしまうケースがありました。今回の改善により、実際の利用状況に応じて、よく使うユニットが自動的に上部に表示されるため、よく使う操作ほど迷わず選択できるようになります。

記事作成や更新作業を繰り返す中で、自然と編集スピードが向上することを目指した改善です。

CMS-7331 グループユニットの階層によるカラー変更機能を追加

階層レベルによってグループユニットの背景色が変化している様子

グループユニットにおいて、階層の深さに応じて背景カラーが変化する機能を追加しました。

ユニットを入れ子構造で管理している場合、どこからどこまでが同じグループなのか分かりづらくなることがありました。今回の変更により、階層構造が視覚的に把握しやすくなり、複雑なレイアウトでも構造を直感的に理解できるようになります。

特に、大規模な記事やコンテンツを扱う場合に、編集時の見通しが良くなる改善です。

CMS-7332 グループユニットに固定スクロール機能を追加

グループユニットで利用されているスティッキースクロール機能のアニメーション

グループユニットに、スクロール時にヘッダー部分を固定表示する機能を追加しました。

グループ内のユニット数が多い場合、スクロールしているうちに「今どのグループを編集しているのか」が分かりにくくなることがありました。固定スクロール機能により、グループの情報が常に表示されるため、編集対象を見失いにくくなります

長いコンテンツや、構造化された記事を編集する際のストレス軽減につながる改善です。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

無償提供拡張アプリの CMS v3.2 対応のお知らせ 2026年1月


a-blog cms Ver. 3.2 & php 8.4 対応の無償提供の拡張アプリのお知らせです。

a-blog cms 3.2 & php 8.4 対応

  • Google Analytics 4 Ver. 1.1.0(1/22 リリース)

  • Google Calendar Ver. 3.1.2(1/21 リリース)

  • Google Sheets Ver. 3.1.0(1/22 リリース)

  • Google Translate Ver. 2.4.2(1/22 リリース)

    ※ a-blog cms for Professional or Enterprise のみ(現状スタンダードライセンスでの利用はライセンス違反となります)

  • reCAPTCHA Ver. 3.0.13(既存のバージョンで動作)

  • ShoppingCart Ver. 2.4.2(1/21 リリース)

各拡張アプリの最新情報は、GitHub の README をご覧ください。

Zoho拡張アプリは、Zoho API の最新バージョンに対応した Zoho拡張アプリ v3.0 を開発中です。リリースができましたらお知らせいたしますので、ご迷惑おかけいたしますがもうしばらくお待ちください。

ご利用中のサイトのアップデートで、この拡張アプリの対応版が必要だということがあれば、Googleフォーラム または、パートナーの方は サポートフォーム よりご連絡ください。