管理画面にアクセスできなくなった場合のアップデート方法
こんにちは、a-blog cms の開発スタッフの森田です。
サーバーのPHPのバージョンが上がってしまい、オンラインアップデートが利用できなくなってしまって困っている方を最近よく見かけます。
たとえば、Ver.2.8はphp7.2までの対応となっているためサーバーのPHPバージョンが自動でphp7.4まで上がってしまうと、うまく動かなくなってしまいます。
その対応策について本記事ではご紹介します。
起こっている問題の詳しい内容
サーバーのPHPのバージョンが自動で上がってしまい、使用しているCMSのPHPのバージョンと不一致になってしまうケースがあります。
サーバーのPHPとCMSが対応しているPHPのバージョンが一致しないと、管理画面にアクセスできなくなります。(いきなりではなく、オンラインアップデートの「もう一度確認する」ボタンをクリックするとアクセスできなくなるケースが報告されています)
管理画面にアクセスできないため、ボタン1つでアップデートが済むオンラインアップデートが使用できなくなってしまいます。
手動で簡単にアップデートする方法
この問題はCMSのバージョンさえサーバーのPHPバージョンと合わせたら解決できます。ただ、管理画面にはアクセスができないので、オンラインではなく手動でアップデートしましょう。
とはいえ、手動で1つずつファイルをアップしてアップデートするのは大変だと思いますので、今回は比較的に簡単に手動でアップデートする方法をご紹介します。
簡単アップデートを使う
a-blog cms developersで配布されている「簡単アップデート」を使用します。
簡単アップデートは、製品ダウンロードのページにファイルが配布されています。
簡単アップデートを使用する手順
- 「2.x バージョンアップ版」のリンクをクリックして、update.phpを入手します。
- update.phpをルートディレクトリに設置します
- update.phpを開いて
$useThemes
に現在使用しているテーマ名を記入します(記入し忘れても自動でファイルがバックアップされているので、後からthemesディレクトリに戻しましょう) - (任意)CMSのバージョンを指定したい場合は
$ablogcmsVersion
に記入します - https://ドメイン/update.php にアクセスする(この時点でアップデートが始まります)
これで手動でも比較的簡単にアップデートができるはずです。
以上となります。
今回の記事がどなたか困っている方の参考になれば幸いです。