フェーダートグル(複数指定可能)


この機能はアクセシビリティの考慮がされておらず、制作者が意図せずアクセシビリティを考慮できていないサイトを作り込む危険性があるため、Ver. 3.2 より非推奨になりました。

代替機能として、HTML標準機能である summary, details タグの利用を推奨いたします。

特定の箇所をクリックした際に、指定した要素の表示/非表示をフェード効果で切り替える機能です。(Ver.1.2.1より)

初期状態は非表示状態です。通常は隠しておき、クリックした時に表示されるようなものに使用できます。js-faderでは、表示/非表示の対象を複数指定できます。

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自分でらくらく更新できるWebシステムのa-blog cms スタンダードライセンス。一般的なサイトに必要な機能が揃っている基本的なサイトを制作するためのライセンスです。

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開発やテスト的な運用など、ライセンス費用の必要がない環境で自由にご利用いただけますので、是非ご利用ください。

デフォルト設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

//-------
// fader
faderMark   : '.js-fader',
faderConfig :
{
    initial      : 'hide', // ( 'hide' | 'show' )
    effect       : 'fade', // ( 'fade' | 'slide' | '' )
    speed        : 'fast', // ( 'fast' | 'slow' )
    activeClass : 'js-fader-active',
    readyMark   : '.js-ready-fader' // e.g. window.document.location.hash
},
faderArray  : [
//    {
//        'mark'    : '',
//        'config'  : {}
//    }
],

faderMark ここで指定したセレクタが表示/非表示の切り替えをするスイッチになります。
faderConfig フェード表示のオプション設定です。
  • initial:ページを表示したときの表示/非表示の初期状態です。(show:表示 / hide:非表示)
  • effect:フェードの表示・非表示時のアニメーションの指定です。(fade:フェードしながら表示 / slide:スライドして表示)
  • speed:フェードの表示・非表示時のアニメーションスピードの指定です。(fast:速く表示 / slow:ゆっくり表示)
  • activeClass:「現在表示されている要素」に対して付与するクラス名です。
  • readyMark:ページを表示したときに、ここで指定したセレクタが強制的に表示状態になります。基本はinitialで表示/非表示を指定しておき、特定のもののみ表示状態にしたい場合にこの設定を使用します。

設定のカスタマイズ

config.jsのデフォルトの設定からカスタマイズする場合、JSファイルに下記のように記述します。

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config. faderMark = '.js-sample-fader';
  ACMS.Config.faderConfig = {
    initial     : 'hide', // ( 'hide' | 'show' )
    effect      : 'fade', // ( 'fade' | 'slide' | '' )
    speed       : 'fast', // ( 'fast' | 'slow' )
    activeClass : 'js-fader-active',
    readyMark   : '.js-ready-fader' // e.g. window.document.location.hash
  }
});

配列で使用する方法

faderArrayでは配列を渡せるようになっているので、複数の設定を指定したいときに使います。
markにはfaderMark を、configにはfaderConfig の設定を指定できます。

faderArrayを使って設定を追加する場合にはJSファイルに以下のように記述します。

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config.faderArray.push({
    mark: '.js-sample-fader',
    config: {
      initial     : 'hide', // ( 'hide' | 'show' )
      effect      : 'fade', // ( 'fade' | 'slide' | '' )
      speed       : 'fast', // ( 'fast' | 'slow' )
      activeClass : 'js-fader-active',
      readyMark   : '.js-ready-fader'
    }
  });
});

HTMLの編集

指定したクラスをHTMLに記述します。

例)tabsMarkで「.js-fader」と指定した場合

表示/非表示を切り替えるスイッチのa要素にクラス「js-fader」を付与し、そのa要素のhref属性には頭に#が付いたフラグ名を付けます。
表示/非表示される内容部分の要素には、id属性値としてa要素で指定したhref属性値の#なしの名称を付けます。

<p><a href="#fadeSampleA" class="js-fader">詳細Aを表示する</a></p>
<p><a href="#fadeSampleB" class="js-fader">詳細Bを表示する</a></p>
<p id="fadeSampleA">詳細Aのテキストです。詳細Aのテキストです。詳細Aのテキストです。詳細Aのテキストです。</p>
<p id="fadeSampleB">詳細Bのテキストです。詳細Bのテキストです。詳細Bのテキストです。詳細Bのテキストです。</p>

Ver. 3.2.3 & Ver. 3.1.56 リリースのお知らせ


この記事では、2025年9月26日にリリースした Ver. 3.2.3Ver. 3.1.56 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.3 修正点

  • CMS-7270 リッチエディターユニットから多言語機能のコードを削除(最初から動作していないため互換性には影響しません)
  • CMS-7292 同梱されているサンプルの gitignore を利用すると、embed ライブラリのLicense.php もignoreされてしまう問題の修正
  • CMS-7294 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7295 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7299 編集時のブロックエディタのリンクボタンに target="_blank" 時のスタイルが当てれるように data-target 属性を追加
  • CMS-7300 ユニットグループを使用した場合に画像などの幅が小さくなってしまうことがある問題対応
  • CMS-7301 ブロックエディターのリスト内のpタグにユニット余白が付く場合がある問題対応
  • CMS-7303 管理画面のコンフィグにある、変数表やスニペットが403 Forbidden になってしまう問題を修正
  • CMS-7304 Entry_Headlineモジュールでブログ・カテゴリー情報が出力できなくなっている問題を修正
  • CMS-7281 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7298 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7306 WordPress形式エクスポート機能で、カスタムフィールドのメイン画像に対応
  • CMS-7296 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7309 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7311 CMSアップデート後に動画・YouTubeユニットが崩れる問題を修正
  • CMS-7314 SetTemplate や SetRendered の引数で指定した変数が展開されない問題を修正
  • CMS-7315 Field_ValueList のフィールド絞り込みが "em" の場合に絞り込みできない不具合を修正
  • CMS-7312 ブロックメニューのタイプ変換のメニュー候補の挙動がおかしい問題を修正
  • CMS-7316 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善
  • CMS-7318 site,beginner テーマのスタイル調整とタグづれ修正
  • CMS-7319 Entry_Summary系 / Entry_Bodyモジュールで、サブカテゴリー表示オプション利用時のPHPエラーを修正
  • CMS-7320 カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

Ver. 3.1.56 修正点

  • CMS-7293 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7278 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7305 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7297 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7307 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7308 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7317 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善

リリースノートの補足


ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正

静的書き出し機能で、書き出す環境が https://example.com:8080 のように、ポート番号付きの環境の場合に、書き出したHTMLのリンクにもポート番号は付与されてしまう問題を修正しました。



静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加

静的書き出し機能で、書き出し時に 404 ステータスのページはエラーログが出力されるようになっていましたが、404エラーの場合はログに表示させないオプションを用意しました。

デフォルトで 404エラーはログに表示されないようになっています。

404以外にもログに表示したくないステータスを private/config.system.yaml で設定できます。

static_export_exclude_log_status_codes: [404] # 静的エクスポートで、配列で指定されたステータスコードのログを出力しないようにします。例: [404,403]


非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善

管理画面から実行できる、オンラインアップデートで以下の点を改善しました。

  • PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合でも「最新」と表示される問題を修正

  • PHPバージョン制約下でも対応可能な最新マイナーバージョンへ更新できるよう修正

PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合、Ver. x.x.x は存在しますが、対応する PHP バージョンが vx.x.x 〜 vx.x.x のため、現在の環境ではご利用いただけません。
システム更新画面


カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

カスタムフィールドメーカーで、チェックボックスやセレクトボックスの値がマルチバイト文字だった場合に、自動生成されるid属性値を、そのままマルチバイトを使用するか、エスケープしてASCII文字に変換するか切り替えが行えるようになりました。

「マルチバイト文字をエスケープしてID属性を生成する」をチェックすると、マルチバイト文字をASCII文字に変換します。


Site・Beginnerテーマの修正

Site・Beginnerテーマのスタイル崩れなどを修正しました。詳細は https://github.com/appleple/acms-utsuwa/releases/tag/v3.0.3 をご覧ください。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

フェーダートグル


この機能は、アクセシビリティの考慮がされておらず、制作者が意図せずアクセシビリティを考慮できていないサイトを作り込む危険性があるため、Ver. 3.2 より非推奨になりました。

代替機能として、HTML標準機能である summary, details タグの利用を推奨いたします。

特定の箇所をクリックした際に、指定した要素の表示/非表示をフェード効果で切り替える組み込みJSです。(Ver.1.2.1より)初期状態は非表示状態です。

通常は隠しておき、クリックした時に表示されるようなものに使用できます。

デモ

詳細を表示する

詳細のテキストです。詳細のテキストです。詳細のテキストです。詳細のテキストです。

デフォルトの設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

fadeHeadClassSuffix : 'fade-head',
fadeBodyClassSuffix : 'fade-body',

fadeHeadClassSuffix 表示/非表示を切り替えるときにクリックする要素のclass名の接尾辞(後ろにつく文字列)を指定します。
fadeBodyClassSuffix 表示/非表示が切り替わる要素のclass名の接尾辞(後ろにつく文字列)を指定します。

設定のカスタマイズ

config.jsのデフォルトの設定からカスタマイズする場合、JavaScriptファイルに下記のように記述します。

ACMS.Ready(function(){
  ACMS.Config. fadeHeadClassSuffix = 'js-sample-fade-head';
  ACMS.Config. fadeBodyClassSuffix = 'js-sample-fade-body';
});

使い方

HTMLを修正します。

例)fadeHeadClassSuffixで「fade-head」、fadeBodyClassSuffixで「fade-body」と指定した場合

<p class="fade-head">詳細を表示する</p>
<p class="fade-body">詳細のテキストです。詳細のテキストです。詳細のテキストです。詳細のテキストです。</p>