Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 リリースのお知らせ
この記事では、2022年3月29日にリリースした Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 の修正内容について紹介いたします。
現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
Ver. 3.0.8 リリースノート
- CMS-5885 BeginnerテーマでナビゲーションのJSが動いていない問題を修正
- CMS-5886 位置情報系のモジュールをコンフィグに追加
- CMS-5890 IE11でJSが動作しない問題を修正
- CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意
- CMS-5897 LiteEditorのshowSourceがtrue(textrarea要素)のときフォントが変わってしまう問題を修正
- CMS-5900 LiteEditorの追加入力欄の高さを修正
- CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
- CMS-5888 数値によるフィールド絞り込みのパフォーマンス改善
- CMS-5887 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
- CMS-5877 メルマガでHTMLテンプレートの設定を空にすることで、テキストメールを送れるように改良
- CMS-5802 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
- CMS-5878 User_Profileモジュールで、メールマガジン受け取るかの情報を出力できるように改良
- CMS-5866 拡張アプリのインストール・アンインストール・アップデート時にコンフィグのキャッシュをクリアするように修正
- CMS-5810 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
- CMS-5824 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
- CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去
Ver. 2.11.45 リリースノート
- CMS-5848 静的書き出しを改修・不具合修正(JSONのテンプレートの解決に対応。除外パスと必須パス機能を追加。storageを書き出すように修正。メディアのファイルリンク書き換えに対応。)
- CMS-5856 ブログのインポートでモジュールIDのブログ引数の値は変更しないように変更
- CMS-5892 GoogleMapの編集画面で場所検索時にマーカーが移動しない問題を修正
- CMS-5901 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
- CMS-5902 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
- CMS-5905 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
- CMS-5904 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
- CMS-5903 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
- CMS-5874 ユーザー編集画面で、メルマガのチェックボックスが表示されない場合がある問題を修正
- CMS-5832 エントリー項目設定の「選択肢を子カテゴリーに限定」設定がうまく動作していない問題を修正
主なリリースノートの詳細な内容
CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
Azure サーバーにて、間違ったMySQLのバージョンを取得してしまう問題がありました。
Microsoft から発表されている下記問題に該当します。
CMS側の取得方法を変更することで、Azure サーバーでも正しいMySQLのバージョンを取得できるよう対応しました。
Current known issues
MySQL server instance displays the wrong server version after connection is established. To get the correct server instance engine version, use the select version(); command.
https://docs.microsoft.com/en-us/azure/mysql/concepts-limits#current-known-issues
CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去
Ver. 3系 の標準テーマ全てに、ビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)が入っていましたが、Beginnerテーマからは削除しました。
Beginnerテーマは a-blog cms の学習用テーマとして用意されていました。
そこで、よりCMSの学習に集中できるようビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)を削除し、JS/CSSについてもリテラシーに学習コストが左右されることが無くなるよう圧縮などをしていない状態で同包しています。
今回の改修でBeginnerテーマの使用感がどう変わったか、SNSやコミュニティなどでぜひ声を聞かせてください。
CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意
エントリーの表示順には、
- 何も絞り込みをしていない状態の表示順
- 各カテゴリーで絞り込みをした時の表示順
- ユーザーで絞り込みをした時の表示順
の3種類あり、
エントリーの一覧を表示するモジュールの絞り込み状況によってそれぞれの表示順が適用されます。
しかし、絞り込み状況にかかわらず常に表示順を統一したい場合の対応ができていなかったため、モジュールの設定の表示順を[表示順]にした時には、常に「何も絞り込みをしていない状態の表示順」にするオプションを追加しました。
設定場所は エントリー一覧系モジュールID設定 > 表示設定タブ > 絞り込み時の表示順 です。
最後に
この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。
今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。