公開前の記事を、ログインなしで確認してもらう


公開前の記事を、クライアントや別部署の担当者に確認してもらいたい。でも確認のためだけに管理画面のユーザーを増やすのは気が進まない。

そんなときは、リンクを1本渡すだけで済みます。相手はログインも会員登録もせずに、下書きのページをそのまま見られます。Ver. 2.9から入っている機能です。Ver. 3.0.11より前のバージョンでは、プロフェッショナルライセンス以上が必要です。

リンクを発行する

保存済みのエントリーを編集画面で開きます。画面右上に「サイトプレビュー」ボタンがあります。

エントリー編集画面。右上に「サイトプレビュー」ボタンが並んでいる
エントリー編集画面
「サイトプレビュー」ボタン
「サイトプレビュー」ボタン

新規作成中でまだ一度も保存していないエントリーには、このボタンは出ません。先に下書きとして保存してください。

ボタンを押すと、テーマのデザインを反映した状態でプレビューが開きます。最初はスマートフォンの画面サイズで表示されますが、上部の選択欄でデバイスを切り替えられます。

デバイスを選んでプレビューできる。右上にアイコンが並ぶ
サイトプレビュー

右上には2つのアイコンがあり、上向き矢印のアイコンが共有、カメラのアイコンがスクリーンショットの取得です。共有のアイコンを押すと「プレビューを共有」が開きます。

「プレビューを共有」モーダル。有効期間が表示される
プレビューを共有

「確認用リンクを取得する」を押すとリンクが表示されます。

発行されたリンクと「コピー」ボタン
発行された確認用リンク

「コピー」でリンクを控えたら、あとはメールやチャットに貼って渡すだけです。

共有できるのは、そのサイトの公開ページだけです。管理画面や会員限定ページのプレビューは発行できません。

相手には、この画面が見える

リンクを開いた相手にも、デバイスを切り替えるバーが付いたプレビュー画面が表示されます。相手は管理画面には入れないので、記事を編集することはできません。

リンクは記事のページのURLなので、渡したあとに記事を直しても、相手が開き直せば最新の内容が表示されます。校正のやり取りのたびにリンクを送り直す必要はありません。

ただし、バージョン管理機能を使っている場合は動きが異なります。共有されるリンクが表示するのは、発行したときに編集していたバージョンです。指摘を反映するときに「新規バージョンとして」を選んで保存すると、相手が持っているリンクでは前のバージョンが表示されたままになります。その場合はリンクを発行し直して渡してください。

有効期限は48時間で、運用に合わせて変えられる

発行したリンクは、初期設定では48時間を過ぎると開けなくなります。有効期間はモーダルにも表示されます。

校正のやり取りを考えると、48時間はやや短いかもしれません。金曜の夕方に送って月曜に見てもらう進め方だと間に合いません。有効期限を変更するには、管理ページの「コンフィグ」から「機能設定」を開きます。

コンフィグの機能設定にある「プレビュー共有の有効期限」
プレビュー共有の有効期限

単位は時間なので、1週間なら 168 と入力します。

この設定を変えても、すでに発行したリンクの期限は延びないので注意が必要です。期限はリンクを発行した時点で決まります。「48時間で切れてしまった」と言われてから設定を変えても、その人が持っているリンクは開けないままです。もう一度リンクを発行して渡し直すことになります。

発行したリンクは取り消せない

期限が来る前にリンクを無効にする操作はありません。新しいリンクを発行しても、前に渡したリンクは期限まで開ける状態のままです。

このリンクにはパスワードがかからないので、URLを知っている人は誰でも開けます。渡した相手が転送すれば、その先の人も記事を読めます。

リンクを止める手段がないので、発行する側で調整できるのは期限だけです。社外に出したくない内容を含む記事なら、有効期限を短いままにしておくか、確認が終わる頃に合わせて短めの値にしておくのが現実的です。

発行できるのは投稿者権限から

確認用リンクを発行できるユーザーは、投稿者権限以上に限られます。読者権限のユーザーには、共有の操作そのものが表示されません。

編集担当者に「リンクを発行して送っておいて」と頼む運用にするなら、その人の権限を先に確認しておくと、あとでリンクを発行できずに困ることがありません。

参考

検証環境

Ver. 3.2.35で、2026-09-18に確認しました。管理画面の表示は、お使いのバージョンによって異なる場合があります。

同じタグ付けがされている記事