Ver. 3.1.28 リリースのお知らせ


この記事では、2024年10月10日にリリースした Ver. 3.1.28 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.1.28 リリースノート

修正点

  • CMS-6893 キャッシュ周りのパフォーマンス改善(キャッシュへのアクセス数を減らすように改善)
  • CMS-6938 会員限定記事の表示・非表示を行う組み込みJS(js-members-only-entry)が、Ver. 3.1.17で追加されたAjaxのセキュリティ対応に対応しておらず、タイミングによって会員限定コンテンツを表示できない問題を修正
  • CMS-6939 メルマガ機能で、無効ユーザーも対象になってしまっている問題を修正
  • CMS-6940 メールマガジンテンプレートを調整(metaタグ調整、tableユニット対応など)

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6938 会員限定記事の表示・非表示を行う組み込みJS(js-members-only-entry)が、Ver. 3.1.17で追加されたAjaxのセキュリティ対応に対応しておらず、タイミングによって会員限定コンテンツを表示できない問題を修正

Ver. 3.1.0 で追加された、エントリー本文の途中から会員限定にする機能が、Ver. 3.1.17 で追加されたAjaxのセキュリティ対応が影響して、正しく動作しなくなっていた問題を修正いたしました。


memberテーマの会員限定記事

memberテーマの会員限定記事

CMS-6939 メルマガ機能で、無効ユーザーも対象になってしまっている問題を修正

メルマガ送信の対象者に、ステータス無効のユーザーや、有効期限切れユーザーも対象になっていた問題を修正いたしました。


ユーザーの編集画面

ユーザーの編集画面


最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

エントリーの自動保存

動作環境

HTML5の「Web Storage」が利用できるブラウザのみで動作します。



ブラウザ 対応バージョン
Internet Explorer 8以降
Firefox 3.6以降
Google Chrome 8以降
Safari 5以降
Opera 11以降

設定項目

基本的には、デフォルトでこの機能はONになっています。 設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。

//--------------
// web storage
webStorage          : 'on',
webStorageType      : 'local', // local or session
webStorageCapacity  : 'one', // one or limitless
webStorageInterval  : 2000,


項目 説明
webStorage on/off 自動保存機能を使うかどうか設定します。
webStorageType local/session ストレージタイプの設定をします。
webStorageCapacity one/limitless エントリーの保存数を設定します。
webStorageInterval 数値 保存する間隔を設定します。

webStorage

ローカルとセッションがあり、タイプによって保存される期間が異なってきます。



local 永続的
session ウィンドウやタブを閉じるまで

webStorageCapacity

one/limitlessを設定できます。oneの場合は、一つのエントリーのみ保存します。limitlessの場合は、エントリー毎に自動保存を行うことができます。

webStorageInterval

保存する間隔をミリ秒で指定します。

Ver. 3.1.29 リリースのお知らせ


この記事では、2024年10月11日にリリースした Ver. 3.1.29 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.1.29 リリースノート

修正点

  • CMS-6944 Ver. 3.1.28 で、新規インストールができない問題を修正(アップデートは問題ありません)

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6944 Ver. 3.1.28 で、新規インストールができない問題を修正(アップデートは問題ありません)

Ver. 3.1.28 で、インストール前のキャッシュ機能に問題があり、インストーラーが立ち上がらない問題が確認されましたので、Ver. 3.1.29で修正いたしました。 新規インストールではなく、アップデートであれば問題はございません。

また、Ver. 3.1.28 のままインストールするには、以下対応をすることにより可能です。

php/Services/Cache/Adapters/NoCache.php

修正前

public function getItem(string $key): ?CacheItem
{
    return null;
}

修正後

public function getItem(string $key): ?CacheItem
{
    return new CacheItem();
}

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

WYSIWYGエディタ

2023年09月14日以降にリリースされるバージョンより、WYSIWYGエディタで利用しているライブラリが「CKEditor」から「Trumbowyg」に変更されました。

詳しくは、リリースノートをご確認ください。

a-blog cmsでは、任意の入力フィールドをWYSIWYGエディタにする設定が標準で実装されています。(Ver. 1.2.1より)

この機能を使用するとカスタムフィールドやお問い合わせフォームなどの任意の入力フィールドでWYSIWYGエディタを使用することができます。

a-blog cms では、WYSIWYGエディタに Trumbowygというライブラリを使用しています。

デモ

デフォルトの設定

この機能の設定は、/js/config.jsの以下の箇所にあります。設定を変更する場合は、適用しているテーマ内にJavaScriptファイルを別途作成してください。詳しくは「組み込みJSについて:設定を編集する」を参照してください。

  //-------------------
  // WYSIWYG Editor (trumbowyg)
  // @link https://alex-d.github.io/Trumbowyg/
  wysiwygMark: 'textarea.js-wysiwyg,textarea.js-ckeditor,textarea.js-emoditor',
  wysiwygConfig:
  {
    lang: 'ja',
    // resetCss: true,
    autogrow: true,
    tagsToRemove: ['script'],
    btns: [
      ['viewHTML'],
      ['undo', 'redo'], // Only supported in Blink browsers
      ['formatting'],
      ['fontsize'],
      ['lineheight'],
      ['strong', 'em', 'del'],
      // ['superscript', 'subscript'],
      ['foreColor', 'backColor'],
      ['link'],
      ['justifyLeft', 'justifyCenter', 'justifyRight'],
      ['unorderedList', 'orderedList'],
      ['horizontalRule'],
      ['table', 'tableCellBackgroundColor', 'tableBorderColor'],
      ['removeformat'],
      ['fullscreen'],
    ],
    tagClasses: {
      // table: 'class-name',
    },
  },


wysiwygMark WYSIWYGエディタを適用する入力フィールドのセレクタを指定します。
wysiwygConfig WYSIWYGエディタのオプションを設定できます。Trumbowyg のオプションがそのまま設定できます。詳細は Trumbowyg のドキュメントを参照してください。

使い方

textarea要素に .js-wysiwyg を適用します。

<textarea name="textarea" class="js-wysiwyg"></textarea>