a-blog cms 2.0.x系のWYSIWYGエディタ(CKEditor)でフル機能を使えるようにする


2.0.x系でCKEditorの機能が少ない問題が発見されました。

以下のバージョンでCKEditorの使えない機能がある事が発見されました。 これは、CKEditorがフルパッケージではなく、スタンダードパッケージが入っている事が原因になります。

使えない機能として、フォントサイズや、フォントカラーなどがあります。

フル機能が使えないバージョン

  • 2.0.1
  • 2.0.0.3
  • 2.0.0.2
  • 2.0.0.1
  • 2.0.0

この問題はver.2.0.1より後に出たバージョンで解決予定です。

CKEditorをフルパッケージに更新する

次のバージョンが出るまで待つのは不便ですので、CKEditorをフルパッケージにする方法をお知らせ致します。

CKEditorのフルパッケージをダウンロード

CKEditor ダウンロードからCKEditorのフルパッケージをダウンロードして下さい。

テーマの継承

使用中のテーマに存在しないファイルは、system テーマ内のファイルを使用するようになっていますが、同様に子ブログ用のテーマを作る際に@による継承を利用したテーマディレクトリを作成する事で、system との関係のようにテーマを継承する事が可能です。
この継承の仕組みを利用することで、共通で使えるファイルは継承し、個別に必要なファイルのみを別テーマ内に用意することでカスタマイズ、メンテナンスが容易になります。

以下の例はテーマ「site」を元に子ブログ「blog」用のテーマを作る場合のものになります。

blog@site


例えば、blog@site/include に header.html が無い場合には、site/include/header.html を利用する事になります。また president@blog@site のように複数の @ を使ったテーマも作成できます。

複数のブログを1つのシステム内に設定してカスタマイズする、といったサイトの制作時には、このような方法でメンテナンス性の高いテーマを作成できます。

カスタムフィールドを動的化してみよう

通常カスタムフィールドを変更しようと思った場合にはテンプレートを修正する必要が出てきます。 ですがカスタムフィールドをカスタムフィールドで作るといったカスタムフィールドの動的化をすることによってテンプレートを触ることなくカスタムフィールドが変更できるようになります。

カスタマイズ

今回はsimple2016の物件情報の最寄り駅選択肢を動的化していきます。

カスタムフィールドのメタ情報の準備

まずは、選択肢を追加するためのカスタムフィールドを作っていきます。今回はブログのカスタムフィールドを利用してみたいと思います。 /themes/simple2016/admin/blog/field.html に以下のコードを追加します。

WADAX共有サーバーに a-blog cms をインストールしてみました

先日まで php.ini が編集できない事から、WADAX の共有サーバーには a-blog cms をインストールする事ができませんでした。しかし、2014年1月21日より ioncubeローダーが標準インストールされる事になり簡単にインストールが可能になりました。

ルールの基本

指定した条件ごとにコンフィグを設定

a-blog cmsでは、ルールという機能を利用すると、条件を指定してコンフィグを設定できるようになります。例えば、特定のデバイスやブラウザにのみ使用するコンフィグを設定したり、特定のカテゴリーの時のみ使用するコンフィグを設定したい、という時にこのルールを設定します。



どのような使い方ができる?


「スマートフォンの場合」のルール設定

ルールの設定画面


ルールは条件ごとにコンフィグの内容を変更できます。
その条件にはユーザー、カテゴリー、エントリーの各IDやコードがありますので、特定のカテゴリーの場合に特定のモジュールの表示を変更したり、ユニット設定を変更して特定のカテゴリーでユニット設定を変更してエントリーを作成する時には基本となるユニットを変える、といった使い方が考えられます。

また、ユーザーエージェントによる条件が設定できますので、アクセスしたユーザーエージェントによってテーマ設定を変更して、スマートフォンからのアクセス時にはスマートフォン専用テーマで表示する、といった使い方ができます。


他にも、ブログごとのコンフィグの設定だけではなく、モジュールIDごとのコンフィグの設定も変更できます。こちらの機能はVer.2.5以降のバージョンよりご利用いただけます。


Ver.2.5より、ルールの一覧にモジュールIDを変更するボタンが追加されています

Ver.2.5より、ルールの一覧にモジュールIDを変更するボタンが追加されています