Ver. 3.2.24 & Ver. 3.1.73リリースのお知らせ


この記事では、2026年6月17日にリリースした Ver. 3.2.24Ver. 3.1.73 の変更内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。


リリースノート

Ver. 3.2.24

Features

  • CMS-7653 ブロックエディターで data-settings 属性によるエディターごとの個別設定を可能にする

  • CMS-7658 モジュール管理モーダルで hash を指定できるように変更

  • CMS-7660 Redis キャッシュの TLS(rediss://)接続をサポート

  • CMS-7663 プラグイン(拡張アプリ)が Twig ベースの管理画面を実装できるように改善、および拡張 Twig API・設定画面ヘルパ acms_config() の追加

  • CMS-7669 フォーム/動的フォームのバリデーション選択肢を PHP Attribute で動的化

  • CMS-7670 ブロックエディターの組み立て済み HTML をフックで調整できる仕組みの追加

  • CMS-7672 ブロックエディター画像ユニットの拡大表示デフォルトを設定画面から変更可能にする

Changed

  • CMS-6535 「開発モードで動作中」のトーストを閉じることができるように改修

  • CMS-6716 session.gc_maxlifetime を CMS 側で設定できるよう改良

  • CMS-7598 メディアステータスがエントリー依存の場合に、非公開ユニット内のメディアを非公開にする

  • CMS-7677 管理画面の確認ダイアログ(confirm)メッセージの分かりやすさを改善

  • CMS-7686 フォーム編集画面の新規作成時に、「テンプレート指定無効」「複数アドレス指定無効」のチェックボックスのデフォルトを、セキュリティ的に安全な設定に変更

Security

  • CMS-7668 フロントエンド依存パッケージの既知脆弱性の修正

Fixed

  • CMS-6428 エントリーおよびリビジョン削除時に、位置情報・関連エントリー・サブカテゴリーが削除されていない問題の修正

  • CMS-6429 カテゴリー削除時に、フルテキストと位置情報、サブカテゴリーが削除されていない問題の修正

  • CMS-6430 ブログ削除時に、関連テーブルの削除漏れがある問題の修正

  • CMS-7584 バージョンの予約公開時に、同時アクセスによりユニットが重複登録される場合がある問題の修正

  • CMS-7616 /alt/remind/ にアクセスすると意図しないページが表示される問題の修正

  • CMS-7651 管理画面のユーザー一覧で、エントリー数が多いとパフォーマンスが低下する問題の修正

  • CMS-7665 バージョンプレビュー画面において、バージョンに紐づくユーザーが削除されている場合に PHP エラーが発生する問題の修正

  • CMS-7666 DB セッション使用時(PHP_SESSION_USE_DB 有効)にフォームが二重送信される可能性がある問題の修正

  • CMS-7667 V2_Category 系モジュールでエントリーフィールド絞り込み時に、カテゴリーが 0 件になる問題の修正

  • CMS-7671 CSV インポートのドキュメントで geo_latgeo_lng の説明・例が逆になっている問題の修正

  • CMS-7674 Schedule モジュールの変数表に dayClass が記載されていない問題の修正

  • CMS-7676 先頭が 0 の UUID で、カスタムユニットのフィールドが保存されない問題の修正

  • CMS-7678 バックアップのリストア後に 500 エラーが表示される問題を修正

  • CMS-7679 WYSIWYG エディターのリンク作成モーダルで入力すると、エディター本文が編集されてしまう問題の修正

  • CMS-7681 Google Maps ピッカーでズーム入力を変更すると、元の値に巻き戻る問題を修正

  • CMS-7683 動的フォームの入力チェックを外して再設定すると、必須ラベルが表示されない問題の修正

  • CMS-7684 エントリー複製で動的フォーム項目が複製されない問題の修正

Ver. 3.1.73

Fixed

  • CMS-7682 ライトエディターのオプションボタンがホバーフリッカーを起こす問題の修正

  • CMS-7680 WYSIWYGエディターのリンク作成モーダルで入力するとエディター本文が編集されてしまう問題の修正

  • CMS-7687 エントリー複製時に動的フォームのフォーム項目が複製されない問題の修正


リリースノートの補足

CMS-7653 ブロックエディターで data-settings 属性によるエディターごとの個別設定を可能にする

<div 
  class="js-block-editor"
  data-settings='\{"features":\{"textItalic":false,"customClass":true\}\}'
>
</div>

ブロックエディターのカスタムフィールドを設置する要素に data-settings 属性を付与することで、同じ画面内でもエディターごとに異なる設定を適用できるようになりました。1つのテーマ・1つの画面の中で、用途に応じて挙動の異なるエディターを使い分けられます。

詳しくは「カスタムフィールドのブロックエディター設定をフィールド毎に上書きする」のドキュメントをご確認ください。

CMS-7672 ブロックエディター画像ユニットの拡大表示デフォルトを設定画面から変更可能に

ブロックエディターの画像ユニットについて、これまで固定だった「拡大表示」の初期値を、編集画面設定から変更できるようにしました。サイトの方針に合わせて、画像クリック時の拡大表示を標準でオン/オフのどちらにするかを、テンプレートを触らずに切り替えられます。

CMS-7669 フォーム/動的フォームのバリデーション選択肢を PHP Attribute で動的化

<?php

namespace Acms\Custom;

use Acms\Services\Validator\Attribute\AsValidationOption;

class Validator
{
    /**
     * @param  string $val 入力値
     * @param  string $arg バリデーション引数
     * @return bool
     */
    #[AsValidationOption(label: 'サンプルチェック', group: '形式チェック')]
    public function sample($val, $arg)
    {
        return strpos($val, $arg) !== false;
    }
}

フォームおよび動的フォームの管理画面で利用できるバリデーションの選択肢を、PHP Attribute を用いて動的に定義できるようにしました。バリデーションの追加・拡張がコード側で宣言的に行えるようになり、拡張時の見通しが良くなります。

詳しくは「Validatorの拡張について」のドキュメントをご確認ください。

CMS-7660 Redis キャッシュの TLS(rediss://)接続をサポート

# redis の TLS(転送時の暗号化)接続設定
# tls を指定すると rediss:// で接続します。未設定 / tcp / redis は redis:// (平文)
CACHE_REDIS_SCHEME=tls
# CACHE_REDIS_SSL_VERIFY_PEER=true
# CACHE_REDIS_SSL_VERIFY_PEER_NAME=true
# CACHE_REDIS_SSL_ALLOW_SELF_SIGNED=false
# CACHE_REDIS_SSL_CAFILE=

Redis をキャッシュストアとして利用する際、rediss:// スキームによる TLS 接続に対応しました。マネージドの Redis サービスなど、接続経路の暗号化(TLS)が必要・推奨される環境でも、安全に Redis キャッシュを利用できます。

CMS-7686 フォーム編集画面の新規作成時のデフォルト設定をセキュリティ的に安全な設定へ変更

フォームの新規作成時、「テンプレート指定無効」「複数アドレス指定無効」のチェックボックスのデフォルト状態を見直し、有効になる値を初期値とするよう変更しました。これらの設定は、フォームからの送信内容によってメールテンプレートや宛先が外部から操作されることを防ぐためのものです。本バージョンより、新しく作成するフォームは標準で安全な設定となります。

なお本変更は新規作成時の初期値のみに適用され、既存フォームの設定値は変更されません。運用中のフォームについては、必要に応じて編集画面から設定をご確認ください。

CMS-7598 メディアステータスがエントリー依存の場合に、非公開ユニット内のメディアを非公開にする

メディアのステータスが「エントリーの公開状態に従う」設定の場合に、非公開ユニット内に配置されたメディアも非公開として扱うようにしました。エントリーは公開でも、特定のユニットだけを非公開にしているケースで、そのユニット内のメディアが意図せず参照できてしまう状態を防ぎます。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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