Ver. 3.2.27 リリースのお知らせ


この記事では、2026年7月27日にリリースした Ver. 3.2.27 の変更内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。


リリースノート

Features

  • CMS-7729 エントリー管理にタグ絞り込みを追加し、カテゴリー絞り込みでサブカテゴリー所属も拾えるようにする

  • CMS-7743 V2トピックパスモジュールの items に type・id・code を追加

  • CMS-7744 各種 Field モジュール(ブログ / カテゴリー / エントリー・V1 / V2)に閲覧側 URL を追加

  • CMS-7764 テキストユニットの非推奨タグ(pre/none/markdown/wysiwyg)を専用ユニットへ変換するデータ修正ツールの追加

  • CMS-7766 グループユニットのCSSクラス(column_group_class)を一括変換するデータ修正ツールの追加

  • CMS-7714 PHP 8.5 対応

Changed

  • CMS-7745 プラグイン向けPHPUnitテスト基盤を本体から切り出し、独立パッケージ(ablogcms/testing-framework)として整備・公開

  • CMS-7759 htaccess.txt/.htaccessの記述をApache 2.4構文に統一

  • CMS-7701 インストーラー周りのセキュリティ強化(.htaccess 配置・有効化必須化・setup 削除・CSRF 対策)

Fixed

  • CMS-7746 SNSログイン・SNS会員登録で最終ログイン日時が更新されない問題の修正

  • CMS-7747 監査ログのメール通知リンクが一覧トップになり該当ログを探す必要がある問題の修正

  • CMS-7748 プラグインのV2モジュール(Modules/Get/V2)が名前空間の自動登録漏れで解決できない問題の修正

  • CMS-7753 filterBlockEditorHtml フックが編集画面でも発火してしまう問題の修正

  • CMS-7754 setup リダイレクトにキャッシュ抑止ヘッダが無く setup 撤去後もリダイレクトが残り得る問題の修正

  • CMS-7755 アップデート時に cache_data / cache_tag の PRIMARY KEY が自動復旧されない問題の修正

  • CMS-7763 静的書き出し(CLIページ生成)時に本体Basic認証・SSL強制リダイレクトが発火し全ページが403等で書き出される回帰の修正

  • CMS-7765 CDN配下でのキャッシュオフロードを阻害するCache-Controlヘッダー(no-cache)の修正


リリースノートの補足

CMS-7729 エントリー管理にタグ絞り込みを追加し、カテゴリー絞り込みでサブカテゴリー所属も拾えるようにする

エントリー管理画面の「高度な絞り込み」に、タグでの絞り込みを追加しました。エントリー編集画面と同じ操作感でタグを選択してエントリーを検索することができます。

複数のタグを選んだ場合は、そのすべてが付いているエントリーだけが表示されます。候補として出てくるタグは「いま選んでいるタグと一緒に使われているタグ」だけなので、絞り込みする必要のないタグは選択肢に表示されません。なお、ゴミ箱のエントリーにしか付いていないタグは候補にも検索結果にも出てきません。

あわせて、カテゴリーでの絞り込み時にサブカテゴリーとして設定しているエントリーも表示されるようになりました。サブカテゴリーを利用しているサイトでも効率的にエントリーを探すことができるようになります。

CMS-7764 テキストユニットの非推奨タグ(pre/none/markdown/wysiwyg)を専用ユニットへ変換するデータ修正ツールの追加

テキストユニットの「タグセレクト」で選べる pre / none / markdown / wysiwyg は、Ver. 3.2 以降では独立した専用ユニットが用意されており、新規利用は非推奨となっています。過去に作成したエントリーに残っているこれらのユニットを、対応する専用ユニットへまとめて置き換えるツールを管理画面の「データ修正」に追加しました。

  • pre → コードユニット

  • none → HTML ユニット

  • markdown → Markdown ユニット

  • wysiwyg → WYSIWYG ユニット

変換するタグはチェックボックスで選べるので、「まずは wysiwyg だけ」といった段階的な移行も可能です。「子ブログを含める」を選べば、階層下のブログもまとめて変換できます。

このツールはデータの移行を行うもので、出力される HTML の構造やクラス名は変換前後で変わります。そのため見た目が変わる可能性があります。本番環境で実行する前に、テスト環境での確認をおすすめします。

CMS-7766 グループユニットのCSSクラス(column_group_class)を一括変換するデータ修正ツールの追加

グループユニットに設定した CSS クラスを、管理画面からまとめて置き換えられるツールを追加しました。既存の「ユニットグループ修正」と同じ操作感でお使いいただけます。

制作や運用の途中でクラス名を変更したいときや、テーマを乗り換えたときに、エントリーを1件ずつ開いて直す必要がなくなります。「子ブログを含める」を選べば階層下のブログもまとめて変換できます。

また、変更後の値を空にすることでクラスの一括削除もできるようになりました(既存の「ユニットグループ修正」でも同様です)。

CMS-7714 PHP 8.5 対応

a-blog cms が動作する PHP のバージョンに PHP 8.5 を追加しました。これにより、対応バージョンは PHP 8.1 〜 8.5 になります。

新しい PHP に切り替えるタイミングで、a-blog cms のバージョンアップもあわせてご検討ください。これまでのバージョンの PHP でも、引き続きご利用いただけます。

合わせて以下のプラグインも PHP 8.5 に対応したバージョンをリリースしております。

CMS-7745 プラグイン向けPHPUnitテスト基盤を本体から切り出し、独立パッケージ(ablogcms/testing-framework)として整備・公開

これまで a-blog cms 本体のリポジトリ内にしか無かったテスト用の仕組みを、独立した Composer パッケージとして公開しました。プラグインを開発される方が、a-blog cms の本体ソースを手元に用意しなくても、自分のプラグインに対して自動テストを書けるようになります。

composer require --dev "ablogcms/testing-framework:3.2.*"

パッケージのバージョンは、テストしたい a-blog cms のバージョンに合わせてご指定ください(3.2 系なら 3.2.*)。データベースを使ったテスト用の基底クラスやテストデータの作成ヘルパーが含まれているため、実際に近い状態での検証が行えます。

あわせて、CI からそのまま利用できる a-blog cms 同梱の Docker イメージ(PHP 8.1 〜 8.5)も用意しました。複数の PHP バージョンでの動作確認を自動化でき、a-blog cms のバージョンアップ時にもプラグインの品質を保ちやすくなります。

プラグイン(拡張アプリ)のテスト

CMS-7701 インストーラー周りのセキュリティ強化(.htaccess 配置・有効化必須化・setup 削除・CSRF 対策)

インストーラー(setup ディレクトリ)まわりを全面的に見直しました。主な変更は次のとおりです。

  • インストール完了後の setup ディレクトリを「削除」に変更: これまではリネームでしたが、削除するようになりました。インストーラーが残り続けることによるリスクがなくなります。

  • インストーラーの再実行をブロック: インストール済みのサイトでは、外部からインストーラーを実行できないようになりました。

  • setup へのログインに回数制限: パスワードの総当たり攻撃を防ぐため、一定回数失敗するとロックされるようになりました。

  • 直接アクセスを防ぐ .htaccess の追加: プログラム本体が置かれているディレクトリにも .htaccess を同梱し、インストール時にきちんと有効になっているかをチェックするようになりました(Apache 系サーバー以外ではチェックをスキップします)。

あわせて、データ修正ツールの場所も整理しました。データの整列やインデックスの修正といった日常的なメンテナンス機能は管理画面の「データ修正」に移動し、setup 側には「管理画面にログインできなくなったときの復旧手段」(ドメインの修正・アクセス制限の解除・2段階認証のリセット)だけを残しています。

データ修正ツールやデータベース更新が必要な場合は、同一バージョンの a-blog cms をダウンロードし、setup ディレクトリを再配置してください。

また、インストール時に選べるテーマとして、デモコンテンツを含まない「blank テーマ」も追加しました。ゼロからテーマを作り始めたい場合にお使いいただけます。

さらにこのバージョンより、インストール字に選べるテーマを任意に拡張できるようになりました。詳しくは以下のドキュメントをご確認ください。

オリジナルテーマをインストーラーの選択肢に追加する


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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