a-blog cms Ver.2.8 はどう変わった?使いやすさは?

2018年4月に書かれ非公開のままになっていた記事を11月7日に公開しました。 Ver.2.9の話については本日インタビューをしましたので、近日公開予定です。




2018年3月にリリースされ、便利な新機能がますます充実したa-blog cmsの最新Ver.2.8。具体的にどのように進化し使いやすくなったのかを、実際に開発を担当したエンジニアの堀悟大に聞きました。



まず、今回のアップデートの背景を教えてください。

2017年3月にVer.2.7をリリースして以来、マイナーアップデートは随時行っていましたが、約1年ぶりの大幅なアップデートです。弊社はa-blog cmsの開発・販売を行っていると同時に、Web制作の受託も行っているため、CMSのユーザー目線で課題を見つけることができます。以前から、社内や全国の勉強会で「こんな機能があるといいよね」という声は常にあがっていて。今回はそれらの意見を集約し、デザイン面、機能面ともに大きく進化させました。

今回のアップデートでは、デザインも一新されたんですね。

管理画面の配色とレイアウト、UIを見直し、すっきり見やすいデザインになりました。縦軸のバーティカルメニューを採用したことで、より直感的に操作できるようになったかと思います。ユーザーさまから「かっこよくなったね」という声もいただいています。

機能面で大きく変わったのはどの部分ですか?

目玉としては、以前よりも格段にアップデートがしやすくなったことです。これまではPHPへの置き換えを手動で行わなければならず、アップデート作業は、専門の知識を持ったWeb制作会社に任せることがほとんどでした。新バージョンでは管理画面のボタンをクリックするだけで、自動でPHPに置き換えをしてくれます。それにより、プログラミングに詳しくないお客さま自身でもアップデートできるようになりました。またバックアップも自動でとってくれるため、万が一、以前のバージョンに戻したくなっても大丈夫です。

マイナーアップデートは、どのくらいの頻度で行われているんですか?

Ver.2.7がリリースされてから開発サイクルがよりスピーディーになり、バグ修正や微調整といったパッチアップデートは週1~2回、多い時には1日ごとに行ってきました。常にお客さまにとってできるだけ不具合が少なく、正常な状態でa-blog cmsを使っていただきたいという想いがあったからです。そうすると今度は「せっかく開発サイクルが上がったのだから、ユーザーさまにもっと気軽にアップデートしてもらえる仕組みをつくりたい」と考えるようになって。これまでは一つのバグに対してパッチファイルを配布することで、手動でPHPを置き換えていただくという応急処置的なものでしたが、新バージョンではバグ修正のパッチも、ボタン一つで反映できるようになりました。

他には、どのような新機能がありますか?

テキストユニットのエディタに、ブロックタイプCMS用のWYSIWYGエディタを搭載しました。これは簡単に言うと、テキストを見たまま入力できる機能です。これまでは、強調したいテキストの装飾情報やURLの挿入などは、ユニット内にHTMLタグで表示されていました。そのためサイト上でどのような見た目になるのかは、一度保存しないと確認できなかったのですが、新バージョンでは、テキストの編集中に大体予想することができます。いちいち保存する必要なく、テキストを入力できるのが特長です。また細かい部分ですが、テキストの装飾ボタンに絵文字が追加されました。テキスト装飾ボタンについては、ユーザーさまから問い合わせが多く、特に利用頻度の多い機能なんです。皆さんそれぞれ、よく使う装飾機能をボタンとして設定し、ご自分なりにカスタマイズして利用いただいているようですよ。

よりスピーディーで簡単に、コンテンツの編集ができるようになったんですね。

コンテンツ編集のスピードが上がった点で言えば、テンプレート継承機能が追加されたこともポイントです。これまではページごとにいちから作成しなければならなかったのですが、@section要素、@extend要素を使うことで、テンプレートを使いまわして他のページに継承できるようになりました。ベースとなるHTMLを継承しつつ、一部分のみ書き換えるだけで効率よくページを編集・作成できます。コンテンツの改定があった際にも、メンテナンスのコストが大幅に軽減されるはずです。またテンプレート継承機能の活用により、今まで何百行、何十行に及んでいた複雑なHTMLを、シンプルで分かりやすく表示することも可能になりました。誰が見ても構造が分かりやすくなるため、複数のスタッフでサイトを管理・保守するのにも便利だと思います。

個人的に気に入っている機能はありますか?

私自身、かなりヘビーユーズしているのはクイックサーチ機能。管理画面にログインした状態でCtrl+k、⌘Kのショートカットキーから直接キーワードを入力するだけで、項目を検索でき、そこから該当リンクにアクセスすることができます。この機能の良いところは、ブログやエントリーはもちろん、管理メニューやモジュールスニペットも検索対象に含まれる点です。これまで管理メニューを選択するには、コンフィグからナビゲーションへ移動する必要があったのですが、クイックサーチなら一発でOK。a-blog cmsを使い始めたばかりで慣れていない人も、いちいちメニューを探す必要がなく便利だと思います。もちろん使い慣れている人なら、管理画面をサクサク移動することができて、より作業効率が高まります。

本当に便利な新機能が盛りだくさんですね。

そうなんです。あとは、以前からオープンソースとして公開していてa-blog cmsにカスタマイズ可能だったものが、今回から標準で実装された機能もあります。SmartPhoto.jsといって、スマートフォンで写真を最大限まで拡大表示できるイメージビューアーがそうです。

オープンソースとして公開、というと?

弊社では、a-blog cms に実装する前に JavaScript ライブラリーとして公開し、実際に使用した方々から寄せられたさまざまな意見を反映するという流れをとっています。通常であれば社内で完結するようなソースコードをあえてオープンにし、WordPressやJimdoなどCMSの垣根を越えて無償で利用してもらうんです。そうすることで、よりブラッシュアップされた安定稼働版を、a-blog cmsに製品として取り込めるようになっているんですね。その他にオープンになっているソースコードを知りたい方は、https://github.com/appleple からチェックしていただけます。 まだまだ他にも、Ver.2.8から追加された新機能はありますよ。詳しくはリリースノートをご覧ください。

最後に、a-blog cmsユーザーの方々にメッセージをお願いします。

ノンプログラマーでも扱えるCMSというのがa-blog cmsの特長の一つではあるのですが、個人的には、今後はもっとプログラマーの方にも使っていただけたらと思っています。ノンプログラマー向けに便利な機能がそろっているだけでなく、プログラムを書いて機能を拡張したり、他のアプリと連携させたりできるのが、a-blog cmsのメリットなんです。これからも、より使いやすい機能やUIを追求してアップデートを続けていきます!

ーありがとうございました。

a-blog cms Ver.2.8 まとめ

  • ボタン一つで楽々アップデート!
  • WYSIWYGエディタで見たままテキスト入力
  • 複数ページを効率よく作成できるテンプレート継承機能
  • クイックサーチ機能で管理画面をサクサク移動、直感的に操作
  • 洗練された機能とデザインで、さらに使いやすく
  • 標準でも機能充実。拡張次第でますます可能性が広がる!

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