Ver. 3.2.3 & Ver. 3.1.56 リリースのお知らせ


この記事では、2025年9月26日にリリースした Ver. 3.2.3Ver. 3.1.56 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.3 修正点

  • CMS-7270 リッチエディターユニットから多言語機能のコードを削除(最初から動作していないため互換性には影響しません)
  • CMS-7292 同梱されているサンプルの gitignore を利用すると、embed ライブラリのLicense.php もignoreされてしまう問題の修正
  • CMS-7294 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7295 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7299 編集時のブロックエディタのリンクボタンに target="_blank" 時のスタイルが当てれるように data-target 属性を追加
  • CMS-7300 ユニットグループを使用した場合に画像などの幅が小さくなってしまうことがある問題対応
  • CMS-7301 ブロックエディターのリスト内のpタグにユニット余白が付く場合がある問題対応
  • CMS-7303 管理画面のコンフィグにある、変数表やスニペットが403 Forbidden になってしまう問題を修正
  • CMS-7304 Entry_Headlineモジュールでブログ・カテゴリー情報が出力できなくなっている問題を修正
  • CMS-7281 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7298 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7306 WordPress形式エクスポート機能で、カスタムフィールドのメイン画像に対応
  • CMS-7296 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7309 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7311 CMSアップデート後に動画・YouTubeユニットが崩れる問題を修正
  • CMS-7314 SetTemplate や SetRendered の引数で指定した変数が展開されない問題を修正
  • CMS-7315 Field_ValueList のフィールド絞り込みが "em" の場合に絞り込みできない不具合を修正
  • CMS-7312 ブロックメニューのタイプ変換のメニュー候補の挙動がおかしい問題を修正
  • CMS-7316 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善
  • CMS-7318 site,beginner テーマのスタイル調整とタグづれ修正
  • CMS-7319 Entry_Summary系 / Entry_Bodyモジュールで、サブカテゴリー表示オプション利用時のPHPエラーを修正
  • CMS-7320 カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

Ver. 3.1.56 修正点

  • CMS-7293 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7278 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7305 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7297 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7307 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7308 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7317 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善

リリースノートの補足


ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正

静的書き出し機能で、書き出す環境が https://example.com:8080 のように、ポート番号付きの環境の場合に、書き出したHTMLのリンクにもポート番号は付与されてしまう問題を修正しました。



静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加

静的書き出し機能で、書き出し時に 404 ステータスのページはエラーログが出力されるようになっていましたが、404エラーの場合はログに表示させないオプションを用意しました。

デフォルトで 404エラーはログに表示されないようになっています。

404以外にもログに表示したくないステータスを private/config.system.yaml で設定できます。

static_export_exclude_log_status_codes: [404] # 静的エクスポートで、配列で指定されたステータスコードのログを出力しないようにします。例: [404,403]


非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善

管理画面から実行できる、オンラインアップデートで以下の点を改善しました。

  • PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合でも「最新」と表示される問題を修正

  • PHPバージョン制約下でも対応可能な最新マイナーバージョンへ更新できるよう修正

PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合、Ver. x.x.x は存在しますが、対応する PHP バージョンが vx.x.x 〜 vx.x.x のため、現在の環境ではご利用いただけません。
システム更新画面


カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

カスタムフィールドメーカーで、チェックボックスやセレクトボックスの値がマルチバイト文字だった場合に、自動生成されるid属性値を、そのままマルチバイトを使用するか、エスケープしてASCII文字に変換するか切り替えが行えるようになりました。

「マルチバイト文字をエスケープしてID属性を生成する」をチェックすると、マルチバイト文字をASCII文字に変換します。


Site・Beginnerテーマの修正

Site・Beginnerテーマのスタイル崩れなどを修正しました。詳細は https://github.com/appleple/acms-utsuwa/releases/tag/v3.0.3 をご覧ください。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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