12月17日から公表されたメンテナンスポリシーってどういうもの?


2019年12月17日から新しくメンテナンスポリシーを公表しました。

メンテナンスポリシーは、今までにリリースしたCMSのバージョンをメンテナンスする方針のことです。つまり、今回は過去のバージョンのメンテナンスをいつまで行うのかを公開したということになります。

今までも新しいマイナーバージョンをリリースした後でも、過去のバージョンのメンテナンス(例:不具合修正やセキュリティ修正したフィックスバージョンをリリース)を行なってきました。フィックスバージョンのリリースはVer.2.8より開始しており、メンテナンス対象が増加したためフィックスバージョンをリリースする期限を設けることとなりました。

現在メンテナンスしているバージョンを確認する方法

現在メンテナンスしているバージョンはメンテナンスポリシーについてのページで表を確認できます。 不具合修正はマイナーバージョンのリリース時より2年間行われ、セキュリティ修正はマイナーバージョンのリリース時より5年間行われます。

マイナーバージョンとは?

a-blog cms で定義するマイナーバージョンとは、以前からa-blog cms で採用しているセマンティックバージョニングに沿ったマイナーバージョンの考え方が当たります。後方互換性があり機能性を追加した場合、マイナーバージョンが上がります。実際には、小数点2桁目のバージョンがマイナーバージョンに該当(Ver.2.11.2の場合:「11」)します。

セマンティックバージョニングとは?

a-blog cms ではセマンティックバージョニング2.0.0に則り、バージョンを管理しています。

バージョンナンバーは、メジャー.マイナー.パッチ とし、バージョンを上げるには、

1.APIの変更に互換性のない場合はメジャーバージョンを、
2.後方互換性があり機能性を追加した場合はマイナーバージョンを、
3.後方互換性を伴うバグ修正をした場合はパッチバージョンを上げます。
プレリリースやビルドナンバーなどのラベルに関しては、メジャー.マイナー.パッチ の形式を拡張する形で利用することができます。

セマンティック バージョニング 2.0.0 | Semantic Versioning より引用

Ver.2.11.2を例に図にすると、以下のようになります。



使用中のバージョンがメンテナンスポリシーの期限をすぎた場合

メンテナンスポリシーの期限をすぎた場合はそのまま使えるの?

使用中のバージョンがメンテナンスポリシーの期限を過ぎてもそのままCMSをお使いいただけます。

ただし、新しいセキュリティ修正や不具合修正などがメンテナンス中のバージョンで発見されたとしても期限が切れたバージョンではアップデートされません。最新のパッチバージョンを使っているからとりあえず大丈夫、ということにはなりません。

サポートは受けられるの?

メンテナンスポリシーの期限を過ぎても、ご質問などのサポートを受け付けています。 以前までは有償サポートの場合でも過去のバージョンはお断りさせていただく場合がございましたが、現在はどのバージョンでも受け付けております。お気軽にご質問ください。

ご不明な点があったときは

この件についてなにかご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームまでご連絡ください。

日々使いやすいシステムとなるよう改善を勤めておりますので、皆様からの貴重なフィードバック、お待ちしております。

Ver. 2.11より新しく追加された機能についてドキュメントを書きました


アップルップルのフロントエンドエンジニア 堀です。
先日、a-blog cms Ver.2.11をリリースしました。みなさんはもうご利用いただけましたか?

現在、新しく追加した機能について急ピッチでドキュメント化を進めているところです。取り急ぎ、エントリーの一括変更機能や、ログイン機能、またリッチエディターユニットについてなどいくつか記事を追加しました。

まだまだ、追加した機能があるので今後アップデートしていく予定です。
みなさんのお役に立てば幸いです。

以下、新しく追加・加筆した記事一覧になります。

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