a-blog cms Training Camp 2019 Autumn を開催しました
11月22日(金)、23日(土)に、 a-blog cms Training Camp 2019 Autumn を開催しました。a-blog cms Training Camp は年に2回行われている a-blog cms の最大規模の勉強会です。 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
1日目
1日目は、名古屋国際センタービルにて開発スタッフとa-blog cmsユーザー様からのセッションと役割別ミーティングを行いました。 アイスブレイクでは、「a-blog cms 連想ゲーム」を行いました。
セッション
- 「a-blog cms を使ったサイト制作ガイドラインを作ってみた」有限会社アップルップル菅原 彩
- 「旅行ツアーサイト構築で工夫したところ」株式会社にいがた三昧 制作部 部長 保坂 聖一さん
- 「子ブログで多言語サイトを構築する」mintcode 笠谷 亜貴子さん
- 「今を生きるScheduleモジュール」株式会社ルーコ 鈴木 孝明さん
アイスブレイク
アイスブレイクでは、a-blog cmsに関わるものをお題に、出題者が絵だけで回答者にヒントを出し回答してもらう、「a-blog cms 連想ゲーム」を行いました。
役割別ミーティング
ディレクション・エンジニアリング・デザインの3種類の役割に分かれ、それぞれの役割ごとのテーブルでミーティングを行いました。普段の制作での疑問に思っていることや、トレンドの共有、業務上のあるある話で盛り上がるなど、同じ職種の皆さんで親睦を深めました。
2日目
2日目は、ベースキャンプ名古屋にて開発スタッフセッションとユーザーセッション、ハンズオンとAdobe XDワークショップ、ディレクターズミーティング、開発勉強会を行いました。
セッション
- 「ランディングページ用テーマ『zeroichi_lp』の次期バージョン」ウェビングスタジオ 口田 聖子さん
- 「a-blog cms のパフォーマンスチューニングのすすめ」有限会社アップルップル伊藤 淳
- 「拡張アプリ『Form2Entry』を使ってユーザ参加型のコンテンツをつくる」株式会社ヘルツ 筒井 志信さん
- 「子ブログで多言語サイトを構築する」株式会社データファーム 勝又 孝幸さん
Adobe XDワークショップ
a-blog cms 公式テーマ「site2019」のXDファイルの配布に伴い、このファイルの使用方法の解説を行いました。また、XDの基本的な使い方と、最新バージョンの変更点についても取り上げ、実際に「site2019」のXDファイルを使用し、ワークショップを行いました。
ハンズオン
スタンプラリー形式で、6種類のハンズオン課題に挑戦しました。
- 開発環境が整ったテーマ「Develop」を触ってみよう
- エントリーの一括変更機能をマスターしよう!
- Ver. 2.11 で追加された機能を使ってパフォーマンス改善してみよう
- 組み込みJS Yahoo! Map Cluster を使ってピンが集まった場所をまとめよう
- Form2Entryでお問い合わせ管理システムを作ろう
- PaperEditor でブロックを増やそう
次回開催について
みなさま a-blog cms Training Camp 2019 Autumn 2日間お疲れ様でした。 a-blog cms Training Camp 2020 Spring は2020年5月17日(金)、18日(土) 名古屋にて開催予定です。 プログラム詳細については開催が近づきましたらお知らせいたします。
a-blog cms Ver. 2.11.0 ベータ版 を公開しました!
Advent Calendar 2019 の4日目の記事になります。
先日、11月22, 23日に、 a-blog cms Training Camp 2019 Autumn が開催されました。 合宿に参加された方には先行して 次期バージョンである Ver. 2.11 を触っていただいたのですが、この度一般に向けて a-blog cms Ver. 2.11 ベータ版 を公開することとなりました。
便利な機能もりだくさんですので、是非お試しください!
Ver. 2.11 ベータ版を試す方法
以下 Ver. 2.11 へのアップデート方法になります。まだベータ版となりますので、本番環境でのアップデートはお控えください。
アップデートの場合
private/config.system.yaml に、以下コードを追記ください。
system_update_repository: http://www.a-blogcms.jp/api/update-edge.json
次に管理画面 > コンフィグ > 機能設定のオンラインアップデートで「マイナーバージョンも含める」にすれば、メニューから Ver. 2.11 にアップデートできるようになります。
新規インストールの場合
新規でインストールする場合は、以下より新規パッケージをダウンロードしてお使いください。phpのバージョンによってパッケージが異なりますのでお気をつけください。
php5.3 - 5.5
https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php5.3.zip
php5.6 - 7.0
https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php5.6.zip
php7.1 - 7.2
https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php7.1.zip
変更箇所
新機能
- CMS-4856 LINEログインの追加
- CMS-4861 ログイン試行制限セキュリティの追加
- CMS-4862 2段階認証機能を追加
- CMS-4875 管理画面からメンテナンス表示に変更できる機能を追加
- CMS-4316 Yahoo!地図の組み込みJS(Yahoo!地図, Yahoo! Map Cluster)を用意
- CMS-4885 組み込みJSおよび、マップユニットのストリートビュー対応
- CMS-4901 権限毎にIPアドレス制限をかけれる機能を追加
- CMS-4924 エントリー作成時、更新時のフック処理を用意
- CMS-4938 プレビュー機能に全体のキャプチャ画像をダウンロードできる機能を追加
- CMS-4956 モジュール毎のキャッシュ機能を追加
- CMS-4958 cronなどで利用できるスタンドアローン起動の雛形を用意
- CMS-4973 in-view の組み込みJSを追加(js-in-view)
- CMS-4953 lazy load の組み込みJSを追加(js-lazy-load)
- CMS-4479 エントリーの一括変更機能を追加
- CMS-4905 PaperEditorの組み込みJS及びユニットを追加
- CMS-4932 PDFのプレビュー組み込みJSを追加(js-pdf-viewer)& メディア機能をPDFプレビューに対応
- CMS-4997 コンフィグセットの複製機能を追加
- CMS-4963 ルールの拡張機能を追加(Hook.php: customRuleValue)
- CMS-4952 ビルド環境が入った開発テーマ(develop)を追加
変更点
- CMS-4863 読者登録・パスワードリセット時に、パスワードを自分で指定できるように変更
- CMS-4878 php5.3-5.5パッケージにpolyfill追加
- CMS-4923 関連記事選択でフィールド情報が出力できるように変更
- CMS-4890 会員登録の初期ステータスを設定できるオプションを追加
- CMS-4775 .htaccessにwebpファイルへのリライトを追加
- CMS-4974 ルールのコンフィグボタンの移動先をコンフィグセット一覧に変更
- CMS-4935 編集者にフォームとスケジュールの権限を付与(config.system.yaml: form_admin_authority, schedule_admin_authority)
- CMS-4840 関連記事を記事一覧(Entry_Body, Entry_Summary)でも出力できるように改善
- CMS-4934 OGP画像のユニットを含めるかどうかのオプションを用意
- CMS-4988 SmartPhotoのlazyload対応
- CMS-4991 カスタムフィールドメーカーに LiteEditor, PaperEditor a-table用のソースコードを追加
- CMS-4976 メディアでの画像のファイル名をそのままでアップロードできるように変更
- CMS-4982 メディアユニットでメディアのリンクを上書きできるようにUIを調整
- CMS-5003 メディアバナーのリンクを上書きできるように変更
バグフィックス
- CMS-4922 ユーザーのフルテストが生成できない問題を修正
- CMS-4925 システム更新でデータベースの更新が重い問題を修正
- CMS-4957 エントリー一覧管理ページのパフォーマンスを向上
- CMS-4109 DBのインデックスを調整
- CMS-4879 resizeImgで指定サイズより小さい画像の場合、画像に余白が生成される問題を修正
- CMS-4936 データベースのバックアップ、リストアで大量のメモリを使わないように修正
Advent Calendar 2019 1日目の記事(かずみちさん) でも機能紹介がされてますので、是非こちらも参照ください。