エントリー系モジュールで複数ID設定する

モジュルIDの仕様変更

ここ最近コア部分の仕様にいろいろ手をいれていっています。ということで今回はモジュールIDになります。(執筆時最新 1.7.0)

a-blog cmsには表示するパーツとしてモジュールというものがあり、モジュールIDをつけることによってモジュール毎に設定できるようになります。モジュールの設定ではこのカテゴリーを表示する。この日付の範囲で表示するなどURLコンテキストで指定できる値を設定できます。しかし基本的に設定できる値が各項目に対して一つしか設定できませんでした。

そこで、Entry_BodyとSummary系モジュールでブログID、ユーザID、カテゴリID、エントリIDの4つを複数指定できるようにしました。

指定の仕方

以下の画像のように値をカンマで区切って入力して頂ければOKです。

エントリーでHTMLタグを登録すると403(Forbidden)のエラーが出る

ロリポップサーバをお使いの環境で、エントリー登録(ユニット追加)を行った際にHTMLタグがユニットにある場合、403エラーになることがある場合の対処法について。

この現象の原因は、2012年9月よりロリポップが導入しているWAF(Web Application Firewall)と言われている機能が原因の場合があります。

ロリポップのWAF(Web Application Firewall)案内ページ

必要に応じて、機能をON、OFFなどの対処を行ってください。

コンフィグの基本

a-blog cms の設定をコンフィグと呼びます。このコンフィグはブログ毎にあり、子ブログでは個別の設定が必要になります。また、下記のyamlファイルがコンフィグの初期値を設定しているファイルになり、子ブログを追加した際には、このファイルに設定してあるテーマでブログ追加される事になります。

デフォルトの設定

/private/config.system.default.yaml

このファイルに初期のテーマ設定やモジュールの表示件数などさまざまな設定が定義されています。アップデートの時にファイルを差し替えるためと、システム側で内容をキャッシュしているため、直接このファイルの中身を編集しないようにします。上書き用ファイルに変更を追加してください。

ユーザー上書き用ファイル

/private/config.system.yaml

このファイルには何も書かれていません。config.system.default.yamlから上書きしたい設定と値をコピーしてきてファイルに定義します。このファイルはアップデートの時にファイルを差し替えないようしてください。

config.system.yamlで上書きする

例えば、子ブログを新規作成したときはBlogテーマが設定されます。それはconfig.system.default.yamlのthemeがblogと定義されているからBlogテーマになります。

## テーマ
theme : blog
load_yaml_tpl : on

/private/config.system.default.yamlのtheme設定をconfig.system.yamlにコピーしてきます。config.system.yamlのthemeをsiteにすると子ブログを作成したときにSiteテーマが設定されるように上書きすることができます。

## テーマ
theme : site

a-blog cmsのコンフィグ一覧

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