Ver. 3.2.36 & Ver. 3.1.77 & Ver. 3.0.64 リリースのお知らせ
この記事では、2026年9月28日にリリースした Ver. 3.2.36 と Ver. 3.1.77、Ver. 3.0.64 の変更内容について紹介いたします。
リリースノート
Ver. 3.2.36 の変更点
Features
CMS-7713 ブロックエディターに HTML ブロックを追加
CMS-7715 CSV インポートで、メディアのカスタムフィールドおよびブロックエディター本文内の画像・ファイルを自動登録する機能を追加(プロフェッショナルライセンス以上)。ドライラン、失敗行 CSV のダウンロード・修正後の再取込にも対応
CMS-7719 ブロックエディターにグループブロックを追加。複数ブロックのグループ化、HTML 要素・クラス指定、ブロックの移動操作に対応
CMS-7720 ブロックエディターに埋め込み(oEmbed)ブロックを追加。URL の埋め込み、配置・表示サイズ・キャプション設定に対応
CMS-7914 Webhook のカスタムヘッダー、Content-Type、HTTP メソッドの設定に対応(プロフェッショナルライセンス以上)
CMS-7860 HTMLPurifier で外部 script のホスト許可リストに対応し、主要な埋め込み・解析サービスを既定で許可
CMS-7878 MySQL 9.7、MariaDB 11.4/12.3 の LTS 環境での動作確認に対応
CMS-7879 システムチェックリストにデータベース接続文字コードを表示し、カラム文字セットとの不一致を警告
CMS-7908 SMTP 接続時の EHLO/HELO 名を設定可能に改善
CMS-6594 カスタムフィールドの「カスタムフィールド検索の対象外にする」設定を、フィールド検索にも適用可能に改善(新規インストール時はデフォルト有効)
CMS-7912 ブロックエディターの新ブロック(HTML・埋め込み・グループ)を公式テーマで表示できるようにする
Changed
CMS-6328 買い切りライセンスで認可済みのドメインでは、不要なアクティベーション通信を省略
CMS-7882 管理画面の見出し階層を改善
CMS-7887 SmartPhoto を v2.1.17 に更新
CMS-7890 TanStack Table を v9 系へ更新
CMS-7893 不正なコンバーター指定時のログレベルを notice に変更
Security
CMS-7897 データベース接続失敗時に機密情報が監査ログへ記録される問題を修正
Fixed
CMS-7877 データベース更新時に実体の変わらない ALTER TABLE が実行される問題を修正
CMS-7888 HTML 内の文字列が意図せずタグとして解釈される問題を修正
CMS-7891 「どこでもログイン」設定時に、パスワード再設定・ SNS サインインの対象ブログ判定が正しく行われない問題を修正
CMS-7892 キャッシュ削除後に HTMLPurifier の定義キャッシュを再生成できない問題を修正
CMS-7894 大量のカスタムユニットを移行すると処理が中断し、一部が取りこぼされる問題を修正
CMS-7895 関連エントリー候補検索で、フィールド・タグ・ユーザーの絞り込みが効かない問題を修正
CMS-7898 unit_status を含まないユニット付き POST で 500 エラーになる問題を修正
CMS-7901 サブディレクトリ設置時にダイレクト編集が 404 になる問題を修正
CMS-7906 Google SMTP サーバー送信時に認証失敗の原因を判別しづらい問題を修正
CMS-7907 ブログインポート時にモジュール内の blog_id が移行先ブログ ID へ変換されない問題を修正
CMS-7910 Google SMTP 送信でアクセストークン更新の失敗を検出できず、期限切れトークンで送信される問題を修正
CMS-7913 V2系モジュールを固定エントリーIDで呼び出すと非公開記事で403になる問題の修正
Ver. 3.1.77 の変更点
Fixed
CMS-7902 Json_2Tpl の外部取得が getaddrinfo() thread failed to start で失敗する問題を修正
Ver. 3.0.64 の変更点
Fixed
CMS-7903 Json_2Tpl の外部取得が getaddrinfo() thread failed to start で失敗する問題を修正
リリースノートの補足
CMS-7719 ブロックエディターにグループブロックを追加
複数のブロックをまとめて選択し、1つのグループとしてグループ化できるようになりました。グループ化した範囲は div・section・aside など任意の HTML 要素・クラスを指定でき、デザインの区切りやレイアウト単位のまとまりを表現しやすくなります。
グループ化後は、ブロックのハンドルメニューから背景色などのスタイル調整、グループ単位での移動・複製も行えます。
詳しくは以下のグループブロックセクションをご確認ください。
CMS-7713 ブロックエディターに HTML ブロックを追加
任意の HTML コードを貼り付けて本文に埋め込める HTML ブロックを追加しました。外部サービスの埋め込みコードやカスタムマークアップなど、既存のブロックでは表現しづらい内容を直接記述できます。
編集画面では、貼り付けた HTML は隔離されたプレビュー領域に描画されるため、管理画面本体のスタイル・スクリプトに影響を与えません。
プレビューは sandbox を適用した iframe 内で表示するため、YouTube など外部サービスの埋め込みや外部スクリプトを使う HTML は、プレビューでは正しく表示・動作しないことがあります。表示は閲覧ページで確認してください。また、危険なタグの除去(strip_dangerous_tag)が有効な場合、公開時に許可リストにない iframe・script などは削除されます。
詳しくは以下のHTMLブロックセクションをご確認ください。
CMS-7720 ブロックエディターに埋め込み(oEmbed)ブロックを追加
YouTube・X など、oEmbed に対応した外部サービスの URL を貼り付けるだけでリッチな埋め込み表示ができる埋め込みブロックを追加しました。配置(左寄せ・中央寄せなど)や表示サイズ、キャプションの設定にも対応しています。
既定の設定で埋め込みとして表示できる主なサービスは次のとおりです。
動画: YouTube、Vimeo
SNS: X、TikTok、Bluesky
音声: Spotify、SoundCloud
埋め込みHTMLを取得できない場合や、埋め込み先がサイトの許可リストにない場合は、タイトル・説明などを使ったリンクカードとして表示されます。対応状況は各サービス側の仕様変更により変わることがあります。
詳しくは以下の埋め込みブロックセクションをご確認ください。
CMS-7715 CSV インポートでメディアの自動登録に対応(プロフェッショナルライセンス以上)
CSV インポートで、メディア型のカスタムフィールドやブロックエディター本文中に記述した画像・ファイルの URL を、インポート時に自動でメディアライブラリへ登録できるようになりました。大量のコンテンツを外部システムから移行する際、事前にメディアを個別にアップロードしておく手間が省けます。
ドライラン実行や、失敗した行だけを CSV でダウンロードして修正後に再取込む機能にも対応しています。
詳しくは以下のドキュメントをご確認ください。
CMS-7914 Webhook のカスタムヘッダー・Content-Type・HTTP メソッドの設定に対応(プロフェッショナルライセンス以上)
Webhook の送信設定で、任意のカスタムヘッダー・Content-Type・HTTP メソッド(GET/POST 等)を指定できるようになりました。送信先の外部サービスが求める形式に合わせて Webhook を構成できます。
特に、Cloudflare などの CDN のキャッシュを、エントリーの公開・更新に合わせて Webhook で削除できるようにすることを想定しています。たとえば Cloudflare の場合は、次のように設定します。
URL:
https://api.cloudflare.com/client/v4/zones/{ゾーンID}/purge_cacheHTTP メソッド:
POSTContent-Type:
application/jsonカスタムヘッダー:
AuthorizationにBearer {APIトークン}(キャッシュ削除の権限を持つ API トークン)ペイロード: カスタムにして次の JSON を指定
{"purge_everything": true}送信先のホスト(api.cloudflare.com)は、.env の WEBHOOK_WHITE_LIST に追加しておく必要があります。
詳しくは以下のドキュメントをご覧ください。
CMS-6594 カスタムフィールドの「カスタムフィールド検索の対象外にする」設定をフィールド検索にも適用
これまでカスタムフィールドの「検索の対象外にする」設定はサイト内検索(全文検索)のみに適用されていましたが、フィールド検索(カスタムフィールドの値による絞り込み検索)にも適用されるようになりました。新規インストール時はこの設定がデフォルトで有効になります。
既存サイトで有効にするには、private/config.system.yaml に以下を追加してください。
field_search_strict: onこの設定はサイト内検索(全文検索)には影響しません。既存サイトで検索仕様を変えたくない場合は、この追記は不要です。
最後に
該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。
今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





