CSVファイルからのインポート
管理ページからカンマ区切りデータ(csv形式)をエントリー・カスタムフィールド、ユニットに変換してインポートすることができます。
実行は慎重に
データ数が多いインポート処理はサーバーへの負荷が高くなります。そのため、作業時間・タイミングに注意しておこなってください。
カテゴリーコードとエントリーコードの重複
既存のコンテンツとインポートされるコンテンツとの間で同じコードをもつエントリーやカテゴリーが存在する場合はコードの重複が発生します。その場合はコンテンツが正しく表示されない可能性がありますので、インポート後に管理ページから個別に修正してください。
インポートの仕様
CSVファイルの内容によって、以下のような仕様があります。
- CSVファイルに、カスタムフィールドの情報のみが含まれる場合は、エントリー情報は自動で作成されます。
- CSVに entry_category_id を指定することで、優先してそのカテゴリーにインポートされます。
- CSVに entry_id (エントリーID)フィールドを用意すると、同じエントリーIDのエントリーを上書きするようになります。 すべて、新規追加する場合は、 entry_id を指定しないでください。
- データとして改行を含みたい場合は、値をダブルクウォートで囲みます。
プロフェッショナル版以上
プロフェッショナルライセンス以上限定になりますが、 CSVの項目に entry_id がなく「*(アスタリスク)」から始まる項目名(1つ)がある場合、その項目をキーにして一意(unique)になるエントリーをアップデートします。
CSVに指定できるフィールド
フィールド名 | フォーマット | 説明 | 例 | 指定なしの場合 |
---|---|---|---|---|
entry_id | 数値 | エントリーIDを指定。 | 123 | 新規eid |
entry_code | 文字列 | コード(ファイル名)を指定。 | entry-123.html | 通常エントリ作成時と同様 |
entry_sort | 数値 | 表示順を指定(新規追加のみ)。 | 1 | 通常エントリ作成時と同様 |
entry_user_sort | 数値 | ユーザーを指定して一覧表示する時の表示順を指定(新規追加のみ)。 | 1 | 通常エントリ作成時と同様 |
entry_category_sort | 数値 | カテゴリーを指定して一覧表示する時の表示順を指定(新規追加のみ)。 | 1 | 通常エントリ作成時と同様 |
entry_status | open | close | draft | trash | ステータスを指定(open: 公開、close: 非公開、draft: 下書き、trash: ゴミ箱)のいずれかを指定。 | open | open |
entry_title | 文字列 | タイトルを指定。 | テストエントリー | CSV_IMPORT-[eid] |
entry_link | 文字列 | リンク先URLを指定。 | https://www.a-blogcms.jp/ | |
entry_datetime | yyyy-MM-dd H:mm:ss | 日付を指定。 | 2018-12-06 15:08:01 | インポート時の日時 |
entry_start_datetime | yyyy-MM-dd H:mm:ss | 公開日時を指定。 | 2018-12-06 15:08:01 | 1000-01-01 00:00:00 |
entry_end_datetime | yyyy-MM-dd H:mm:ss | 掲載期限を指定。 | 2018-12-06 15:08:01 | 9999-12-31 23:59:59 |
entry_posted_datetime | yyyy-MM-dd H:mm:ss | 作成日を指定。 | 2018-12-06 15:08:01 | インポート時の日時 |
entry_updated_datetime | yyyy-MM-dd H:mm:ss | 更新日を指定。 | 2018-12-06 15:08:01 | インポート時の日時 |
entry_hash | 文字列 | ハッシュ値を指定(新規追加のみ)。 | 通常エントリ作成時と同様 | |
entry_summary_range | 数値 | ユニットの「続きを読む」の位置を指定(例: 3 -> 上から3番目のユニットを一覧で出力)。 | 3 | |
entry_indexing | on | off | インデキシング(一覧に出力するかどうか)を設定(on: 出力する、off: 出力しない)。 | on | on |
entry_members_only | on | off | 会員限定エントリーを設定(on または、off) | on | off |
entry_primary_image | 数値 | メイン画像のユニットIDを指定。 | 123 | |
entry_category_id | 数値 | カテゴリーIDを指定。 | 1 | |
entry_user_id | 数値 | エントリー所有者のユーザーIDを指定。 | 1 | インポート実行者のUID |
entry_tag | 文字列/文字列/文字列 | エントリーのタグを指定。 | aaa/bbb/ccc | |
entry_sub_category | カンマ区切り数値 | サブカテゴリーの数値をカンマ区切りで指定(必ずダブルクウォートで囲むこと)。 | "1,2,3" | |
geo_lat | 数値 | エントリーの経度を指定。 | 136.761737 | |
geo_lng | 数値 | エントリーの緯度を指定。 | 35.424289 | |
geo_zoom | 数値 | エントリーのズームを指定。 | 10 | |
unit@タグセレクト[数値] | 文字列 | テキストユニットの追加。 タグセレクト: テキストタグセレクトで設定できるもの [p, h2, h3, ul, markdown, none....] []の中の数値: ユニットの順番を指定 |
テストユニット | |
カスタムフィールド変数 | カスタムフィールド としてインポートされます。インポート先のフィールド仕様にあった値を設定ください。 また、保存されるカスタムフィールドの値は、自動的に検索対象となります。 |
※ エントリーの追加や更新が混ざっている CSV でインポートする際には、新規追加のエントリーID は 空ではなく -1 を設定 ください。
CSVファイルからのインポート手順
- インポートするカンマ区切りデータ(csv形式)を用意します。
- ログインをして管理ページのインポートにアクセスします。(図1)
- インポート先のブログを確認し、インポート先のカテゴリーを必要に応じて選択してください。(図2)
- インポート元になるCSVファイルを選択します。
- [インポートを実行する]ボタンをクリックすると、インポートを実行します。
CSVファイルの例
"entry_title","entry_code","zip","tel","address","unit@p[1]","unit@markdown[2]" "アップルップル","csv-1","450-0002","052-485-8577","名古屋市中村区名駅3-18-5 モンマートビル5F","1つ目のユニット","## 見出し2" "あっぷるっぷる","csv-2","000-0000","000-000-0000","指定したentry_titleやentry_codeの通りにエントリーが生成されます", "1つ目のユニット","### 見出し3" "appleple","csv-3","111-1111","111-111-1111","フィールド名は任意の英数字で指定できます","1つ目のユニット"," ## 見出し2 ダブルクウォートで囲むことで改行できます。 - リスト1 - リスト2 - リスト3 "
- entry_title:エントリーのタイトル
- entry_code:エントリーのコード(既存のエントリーとの重複を避けユニークな文字列を指定してください。拡張子はいりません。)
- zip:カスタムフィールド、郵便番号として利用
- tel:カスタムフィールド、電話番号として利用
- address:カスタムフィールド、住所として利用
- unit@[1] : 1番目のテキストユニット
- unit@markdown[2] : 2番目のマークダウンテキストユニット