Ver. 3.0.19、Ver. 2.11.55、その他フィックスバージョンリリースのお知らせ


この記事では、2022年11月17日にリリースした Ver. 3.0.19, Ver. 2.11.55, Ver.2.10.48, Ver. 2.9.44, Ver. 2.8.79 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.19 リリースノート

変更点

  • CMS-6209 .htaccess を整理・修正

不具合修正

  • CMS-6185 standalone.php からCMSを起動した場合、環境変数が読み込まれない問題を修正
  • CMS-6214 JSONやXMLのテンプレートの場合の不正な文字コード削除処理を修正(絵文字などの4バイト文字が入ると文字化けする問題)
  • CMS-6186 多言語ユニット時、新規追加したメディアユニットに「メイン画像として設定」のラジオボタンが表示されてしまっている問題の修正
  • CMS-6198 Category_EntryList の entry:loop に カテゴリーの変数を追加
  • CMS-6193 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート
  • CMS-6204, CMS-6212 セキュリティ対応

Ver. 2.11.55 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6213 JSONやXMLのテンプレートの場合の不正な文字コード削除処理を修正(絵文字などの4バイト文字が入ると文字化けする問題)
  • CMS-6187 多言語ユニット時、新規追加したメディアユニットに「メイン画像として設定」のラジオボタンが表示されてしまっている問題の修正
  • CMS-6192 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート
  • CMS-6202 CMS-6205 セキュリティ対応

Ver. 2.10.48 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6191 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート
  • CMS-6201 CMS-6206 セキュリティ対応

Ver. 2.9.44 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6190 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート
  • CMS-6207 CMS-6200 セキュリティ対応

Ver. 2.8.79 リリースノート

不具合修正

  • CMS-6189 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート
  • CMS-6208 CMS-6199 セキュリティ対応

主なリリースノート内容

CMS-6193 セキュリティ対応 - jQuery & jQuery UI をアップデート

jQuery UI に脆弱性が発見されたことをうけ、jQuery UI を 最新バージョン (1.13.2) へアップデートいたしました。同時にjQueryを3.6.1にアップデートいたしました。

CMS-6186 多言語ユニット時、新規追加したメディアユニットに「メイン画像として設定」のラジオボタンが表示されてしまっている問題の修正

多言語ユニットを利用時に、メディアユニットを新規追加すると「メイン画像として設定」のラジオボタンが表示されてしまう問題を修正いたしました。

「メイン画像として設定」は、すでに追加されている画像に対してメイン画像を設定するための機能のため、新規追加したメディアユニットに対して「メイン画像として設定」のラジオボタンは非表示になっています。

しかし、以前の多言語ユニットのテンプレート(system/admin/entry/unit_language.html)では新規追加したメディアユニットにも「メイン画像として設定」のラジオボタンが表示されてしまっていたため、非表示になるように修正いたしました。

多言語ユニットをご利用の方は、ご利用テーマ/admin/entry/unit.html を  Ver. 3.0.19 または、Ver. 2.11.55 同梱の system/admin/entry/unit_language.html 586行目から591行目を参考に修正してください。

※ こちらの修正を反映するためにはご利用テーマのファイルを修正する必要があります。CMSのアップデートでは反映されませんのでご注意ください。

<!-- BEGIN primaryImage:veil -->
<div class="acms-admin-form-radio acms-admin-margin-left-large">
  <input type="radio" name="primary_image" value="{primaryImageId}"{primaryImageChecked}[raw] id="input-radio-image_primary_image_{primaryImageId}" />
  <label for="input-radio-image_primary_image_{primaryImageId}"><i class="acms-admin-ico-radio"></i><!--T-->メイン画像として設定<!--/T--></label>
</div>
<!-- END primaryImage:veil -->

CMS-6198 Category_EntryList の entry:loop に カテゴリーの変数を追加

Category_EntryList の entry:loop でカテゴリーID、カテゴリーコード、カテゴリーURL、カテゴリー名を表示する変数が利用できるようになりました。

詳細は、 Category_EntryList モジュールのスニペットをご確認ください

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。  
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。  
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.16 リリースのお知らせ


この記事では、2022年10月21日にリリースした Ver. 3.0.16 の修正内容について紹介いたします。

* 現在は Ver. 3.0.17 がリリースされています。バージョンアップ時は、Ver. 3.0.17 へのアップデートをお願いします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.16 リリースノート

変更点

  • CMS-6104 メディア(ファイル)に「ログイン限定」ステータスを追加
  • CMS-5960 config.server.php内でHOOK_ENABLEが1に設定されている時のみ表示する Touchモジュール、Touch_HookEnableを追加
  • CMS-5961 config.server.php内でHOOK_ENABLEが1に設定されていない時のみ表示する Touchモジュール、Touch_NotHookEnableを追加

不具合修正

  • CMS-6056 siteテーマのお問合せフォームで、emailのバリデーションのエラーメッセージに required の記述がされている問題を修正
  • CMS-6058 オンラインアップデートで「更新メニューを非表示」だった場合、自動的に更新があるかチェックしないように修正
  • CMS-6061 ダンロードモジュールが環境によって、中身が空になってしまう問題を修正
  • CMS-6063 Tag_Cloudモジュールでブログの階層のセレクトボックスにdisabledがついてしまい、ブログの階層が設定できない問題の修正
  • CMS-6065 編集設定のチェックボックスのクリック範囲が広く、意図せずチェックが外れてしまう問題を修正
  • CMS-6068 siteテーマとbeginnerテーマで、inputの高さが小さくなってる問題を修正
  • CMS-6069 lpテーマの画像名がなくなってしまう問題を修正
  • CMS-6070 UTSUWAのユーザー画像の表示を修正
  • CMS-6072 コンフィグ > アクセス設定のベーシック認証でユーザー名とパスワードの入力フィールドが自動入力されてしまう問題の修正
  • CMS-6075 テーマのscssファイルのコメントを修正
  • CMS-6076 beginnerテーマのREADME.txtに「編集画面について」の説明を追記
  • CMS-6080 UTSUWA:body要素開始直後と終了直前にscript要素を読み込めるように修正
  • CMS-6080 UTSUWA:body要素開始直後と終了直前にscript要素を読み込めるように修正
  • CMS-6079 UTSUWA:CTAの編集ボタンが動いていなかった問題を修正
  • CMS-6086 beginnerテーマに scss ディレクトリを含めるよう変更
  • CMS-6090 シークレットブログだと、プレビューの共有ができない問題を修正
  • CMS-6044 メディア機能で設定したタグに「&, ', ?」が含まれていると検索できない問題の修正
  • CMS-6089 linkMatchLocationClassを変更しても、linkMatchLocationEntryClass で上書きされてしまう問題を修正
  • CMS-6049 acmsPath 関数のURLエンコード対応
  • CMS-6096 & ” ' < > の文字列でタグを登録すると2重エスケープが起きる問題の修正
  • CMS-6106 Siteテーマでメールテンプレートで名前が表示されていない問題を修正
  • CMS-6107 罫線ユニットの余白を上下方向へ変更
  • CMS-6091 ESLIntを導入してソースコードの品質向上
  • CMS-6114 ユーザーのCSVインポートで、ファイルによってインポートできない場合がある問題を修正
  • CMS-6116 PHP8.xでスケジュール登録ページでエラーが出る問題を修正
  • CMS-6122 承認フローの中のグループに同じユーザーが別グループに所属している場合に承認フローがおかしくなる問題を修正
  • CMS-6139 CKEditor を適用したカスタムフィールドグループ(fieldgroupSortable)で並び替えを行った場合、CKEditor で編集できなくなる問題の修正
  • CMS-6101 モジュールID設定 > 条件設定のエントリーID参照でカテゴリーの検索ができない問題の修正
  • CMS-6150 CKEditor とリッチエディター(SmartBlock)を同じページで使用すると、リッチエディター編集時に CKEditor の編集ツールバーが表示されてしまう問題の修正
  • CMS-6133 エントリー編集ページの時刻が直接入力できない問題を修正
  • CMS-6153 UTSUWA:ヘッダーのロゴ画像の推奨サイズの記載とスタイル対応
  • CMS-6154 UTSUWA:.is-ctaクラス属性がな かった時のスタイル対応
  • CMS-6152 WordPressのインポート(XML)で、インポートに失敗する場合がある問題を修正
  • CMS-6156 承認画面で、ユーザーのカスタムフィールドを出力できるように調整
  • CMS-6157 フィールドキャッシュがクリアされない場合がある問題を修正
  • CMS-6159 承認機能で、サブカテゴリーの値が保存されない問題を修正
  • CMS-6164 エンタープライズ版で、承認ワークフローを無効にできない問題を修正
  • CMS-6168 中間承認グループの並びを調整
  • CMS-6160 モジュールIDのエントリーID選択UIの絞り込みやページネーション移動が動作しない問題を修正
  • CMS-6170 エントリーのCSVインポートで、ユニークキーによるアップデートでユニット情報がなくなる不具合を修正
  • CMS-6108 セキュリティフィックス

主なリリースノート内容

CMS-6104 メディア(ファイル)に「ログイン限定」ステータスを追加

メディア(ファイル)のステータスに新しく「ログイン限定」ステータスを追加しました。このステータスは、CMSにログインしている場合のみ、ダウンロードできるステータスになります。

会員限定サイトや、会員限定コンテンツなどで、会員限定でダウンロードさせたいファイルがある時に設定ください。



CMS-5960 config.server.php内でHOOK_ENABLEが1に設定されている時のみ表示する Touchモジュール、Touch_HookEnableを追加
CMS-5961 config.server.php内でHOOK_ENABLEが1に設定されていない時のみ表示する Touchモジュール、Touch_NotHookEnableを追加

フック機能を有効・無効にする config.server.php の設定(HOOK_ENABLE)によるTouchモジュールを追加しました。
拡張アプリなどを作成してフック機能を利用する際に、フック機能が無効になっていた場合のアラート表示などにご利用ください。

Touchモジュール一覧:https://developer.a-blogcms.jp/document/reference/touch.html

CMS-6086 beginnerテーマに scss ディレクトリを含めるよう変更

beginnerテーマで、CSSファイルのみ梱包されていたのを、SCSSファイルも同梱するようにいたしました。

これにより、SCSSを使った開発をされる方でも「beginnerテーマ」で開発がしやすくなりました。

CMS-6072 コンフィグ > アクセス設定のベーシック認証でユーザー名とパスワードの入力フィールドが自動入力されてしまう問題の修正

ベーシック認証を設定するための管理画面で、ベーシック認証のユーザー名とパスワードが、ブラウザのオートコンプリート機能により自動入力されてしまい、入力されているのを気が付かず保存してしまうと、ベーシック認証がかかってしまう問題が報告されていました。
今回このベーシック認証設定欄のオートコンプリート入力を拒否する対策をしましたので、気が付かず設定がされることがなくなりました。


CMS-6089 linkMatchLocationClassを変更しても、linkMatchLocationEntryClass で上書きされてしまう問題を修正

ナビゲーションなどで現在いる要素にクラスをつける組み込みJS「linkMatchLocation」で、以下のようなコードでクラス名を変更するカスタマイズを行っても、設定が上書きできない問題を修正しました。

ACMS.Ready(function() {
  ACMS.Config.linkMatchLocationEntryClass = 'current';
});

CMS-6122 承認フローの中のグループに同じユーザーが別グループに所属している場合に承認フローがおかしくなる問題を修正

エンタープライズ版の多段階の承認フローの不具合を修正しました。

例えば「営業一課」「営業本部」「マーケ本部」のような承認フローだった場合、「営業一課」と「営業本部」両方のユーザーグループに同じユーザーが所属している場合、該当ユーザーが承認画面を開いても、うまく次の承認フローへ流せなくなっていました。この問題を修正し、承認フローにあるユーザーグループに複数所属していても正常に承認が流れるようになりました。

CMS-6159 承認機能で、サブカテゴリーの値が保存されない問題を修正

承認機能でサブカテゴリーを設定している場合、承認フローでサブカテゴリーの設定値(保存した値)が外れてしまう問題を修正しました。

CMS-6168 中間承認グループの並びを調整

エンタープライズ版での直列承認機能で、中間承認グループの設定の順番が、下から上への順番に承認フローが流れるのを、上から下の順番に承認フローが流れるように修正しました。



CMS-6139 CKEditor を適用したカスタムフィールドグループ(fieldgroupSortable)で並び替えを行った場合、CKEditor で編集できなくなる問題の修正

カスタムフィールドグループでCKEditorを利用している場合に、フィールドの順番を入れ替えした時に、フィールドの内容が消えてしまい、編集できなくなる問題を修正しました。


CMS-6170 エントリーのCSVインポートで、ユニークキーによるアップデートでユニット情報がなくなる不具合を修正

プロフェッショナル版以上の場合、エントリーID以外のキーでエントリーをCSVで更新できるようになります。

今回ここの処理に問題がみつかり、エントリーID以外のキーで更新をした場合、CSVにユニット情報があっても、ユニット情報が消えてしまう不具合が見つかったためユニットが削除されないよう修正いたしました。



最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.14、Ver. 3.0.15 リリースのお知らせ


この記事では、2022年7月11日にリリースしたVer. 3.0.14、2022年7月13日にリリースしたVer. 3.0.15 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.14 リリースノート

  • CMS-6027 Entry_Calendarモジュールに日付を逆順で表示する機能と「週表示(その日まで)」の表示モードを追加
  • CMS-6029 システムのHTMLメールをログインヘッダー画像からブログ名へ変更
  • CMS-6032 読者登録フォームをデフォルトでマルチパートフォーム(enctype="multipart/form-data")に修正
  • CMS-6034 OGPモジュールでPHPエラーが発生する場合がある問題を修正
  • CMS-6033 HTTPステータス200の場合だけ、ページキャッシュするように修正
  • CMS-6039 セッションのデフォルト有効期限を3日に変更 & アクセス時にCookie有効期限の延長がされるように調整
  • CMS-6040 メディアの画像アップロードでそのままの画像をアップロードできるように修正 [media_client_resize:off (クライアントリサイズOFF)の必要あり]
  • CMS-6037 ファイルのアイコン画像サイズを固定化するオプションを追加(file_icon_size)デフォルト固定
  • CMS-6036 メディア画像のカスタムフィールド変数に {xxxx@width}, {xxxx@height}, {xxxx@ratio} を追加 & 校正オプション [getWidthFromRatio] [getHeightFromRatio] を追加
  • CMS-5979 画像エンジンがImagickの場合、resizeImgFit校正オプションが正しく動作しない(余白が生成されない)問題を修正
  • CMS-5365 メディアの画像ファイルをランダム文字列にするオプションを用意(media_image_ramdom_filename)
  • CMS-6042 画像ファイル名のランダム文字列の長さを短く変更
  • CMS-6043 Siteテーマで、トピックパスのcategory:loopに余分なa要素の閉じタグがある問題を修正

Ver. 3.0.15 リリースノート

  • CMS-6038 メニュー管理の設定ページで & " ' < > の文字列を入力すると2重エスケープが起きる問題の修正
  • CMS-6047 cronサンプル(cron/example.php)内、キャッシュを削除するソースコードのコメントをVer3系に対応
  • CMS-6051 Tag_Cloudモジュールでカテゴリーの階層のセレクトボックスにdisabledがついてしまい、カテゴリーの階層が設定できない問題の修正
  • CMS-6052 モジュールID設定画面内、バリデーションのHTMLを修正 & JavaScriptによるバリデーションが効くように調整
  • CMS-6054 Ver. 3.0.14 でメディアがアップロードできない場合がある不具合を修正
  • CMS-6055 resizeImg校正オプションでファイルでないパスが指定された場合でもエラーがでないように修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-6027 Entry_Calendarモジュールに日付を逆順で表示する機能と「週表示(その日まで)」の表示モードを追加

Entry_Calendarモジュールの表示設定に「日付の表示順」の設定が追加され、カレンダーの日付を降順に表示することが可能になりました。これに伴ってこれまでの「表示順」は「エントリーの表示順」に名称を変更しています。

また、表示モードに「週表示(その日まで)」の選択肢が追加されました。



日付、エントリーともに降順、表示モードを「週表示(その日まで)」にした表示例


CMS-6040 メディアの画像アップロードでそのままの画像をアップロードできるように修正 [media_client_resize:off (クライアントリサイズOFF)の必要あり]

ブラウザでのリサイズやPHPの画像エンジンによる再生成をさせない状態でメディア画像をアップロードすることが可能になりました。これにより、リサイズや再生成によって画像サイズが逆に増えてしまうのを防ぐことができます。private/config.system.yaml に media_client_resize: off を追記する必要があります。

CMS-6036 メディア画像のカスタムフィールド変数に {xxxx@width}, {xxxx@height}, {xxxx@ratio} を追加 & 校正オプション [getWidthFromRatio] [getHeightFromRatio] を追加

メディア画像のカスタムフィールド変数に {xxxx@width}, {xxxx@height}, {xxxx@ratio} が追加されました。また、校正オプションには [getWidthFromRatio] [getHeightFromRatio] が追加されています。

{xxxx@ratio}[getWidthFromRatio(300)] (画像の縦横比を基準にして高さを300pxとした場合の幅)
{xxxx@ratio}[getHeightFromRatio(300)] (画像の縦横比を基準にして幅を300pxとした場合の高さ)

従来の [imageRatioSizeW] [imageRatioSizeH] と似た機能を持つ校正オプションですが、画像そのものにアクセスせず、アップロード時に保存されている変数 {xxxx@ratio} を基準にしているため、動的に画像サイズを取得する必要がなくなり若干パフォーマンスが向上します。

CMS-5365 メディアの画像ファイルをランダム文字列にするオプションを用意(media_image_ramdom_filename)

メディアでアップロードした画像ファイル名をランダムファイル名にすることが可能になりました。private/config.system.yaml に media_image_ramdom_filename: on を追記する必要があります。

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.12(PHP8.1対応)、その他フィックスバージョンリリースのお知らせ


この記事では、2022年6月17日にリリースしたVer. 3.0.12、Ver. 2.11.51、 Ver. 2.10.45、Ver. 2.9.41、Ver. 2.8.76の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.12 リリースノート

  • CMS-5808 PHP8.1 対応 & メールのバックグランド送信機能の廃止
  • CMS-6006 クエリ付きのURLでページネーションやグローバル変数でURLで指定されたクエリが入ったリンクになってしまう問題を修正
  • CMS-6008 セキュリティ対応

Ver. 2.11.51 リリースノート

  • CMS-6007 クエリ付きのURLでページネーションやグローバル変数でURLで指定されたクエリが入ったリンクになってしまう問題を修正
  • CMS-6009 セキュリティ対応

Ver. 2.10.45 リリースノート

  • CMS-6012 セキュリティ対応

Ver. 2.9.41 リリースノート

  • CMS-6011 セキュリティ対応

Ver. 2.8.76 リリースノート

  • CMS-6010 セキュリティ対応

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.11、Ver. 2.11.50 リリースのお知らせ


この記事では、2022年6月8日にリリースしたVer. 3.0.11、Ver. 2.11.50 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.11 リリースノート

  • CMS-5998 プレビューの共有機能をスタンダードライセンスから使えるように変更
  • CMS-5958 User-Agent Client Hints によるUA判定に対応 & ルールからiPad判定を削除
  • CMS-5984 「余分な空白の削除」オプションが正しく動作しない問題を修正
  • CMS-5986 コンフィグ > API設定で設定の保存が成功した場合に表示されるメッセージを「出力設定を保存しました」→「API設定を保存しました」に変更
  • CMS-5989 PHP8.0 環境で関連エントリーを複数追加して保存すると、エラーが出る問題の修正
  • CMS-5991 メディアユニットのファイルのキャプションが、静的書き出しした際に中央寄せになってしまう問題を修正
  • CMS-5993 Category_Listで下階層のみに設定するとPHPエラーが出てしまう問題を修正
  • CMS-6000 ページネーションのページが飛ぶ箇所(例 ...)がページが連続していても出てしまう問題を修正
  • CMS-6001 フォームのメールアドレス重複禁止オプションがうまく動作していない問題を修正
  • CMS-6003 表示時に出来るだけ、画像ファイルへのアクセスをしないように修正(パフォーマンス改善)
  • CMS-6005 システム系のメールで、デバッグモードがONだと、グローバル変数が解決されない問題を修正

Ver. 2.11.50 リリースノート

  • CMS-5959 User-Agent Client Hints によるUA判定に対応 & ルールからiPad判定を削除
  • CMS-5985 「余分な空白の削除」オプションが正しく動作しない問題を修正
  • CMS-5990 関連エントリー保存時の重複チェックが機能しない問題の修正
  • CMS-5992 メディアユニットのファイルのキャプションが、静的書き出しした際に中央寄せになってしまう問題を修正
  • CMS-5995 Category_Listで下階層のみに設定するとPHPエラーが出てしまう問題を修正
  • CMS-6002 フォームのメールアドレス重複禁止オプションがうまく動作していない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5993 Category_Listで下階層のみに設定するとPHPエラーが出てしまう問題を修正

モジュールIDの設定で、階層を「下階層のカテゴリーのみを対象とする(descendant)」と設定していた場合に、以下のPHPエラーが表示されページが正常に表示されない問題を修正しました。

エラーメッセージの内容

Undefined array key "category_indexing" in /var/www/html/git/ablogcms/php/ACMS/GET/Category/List.php line: 108

以上のエラーメッセージが発生してしまいページが正常に表示されていない場合は、アップデートをお願いいたします。

CMS-6000 ページネーションのページが飛ぶ箇所(例 ...)がページが連続していても出てしまう問題を修正

たとえば以下の画像のように、本来であればページネーションの表示としては5ページ目を現在している場合は「1,2,3,4,5」と連続して数字が続くべきところが「1 ... 2,3,4,5」という風に「...」が入ってしまうという問題を修正しました。


「1 ... 2,3,4,5」と表示されてしまっているページネーション

該当の問題が発生しているページネーション


同じ問題が発生している場合は、アップデート後、omitBeforePageとomitAfterPageブロックを記述してください。

新しく追加したomitBeforePageとomitAfterPageブロックについて

この問題に対応をするために、新しくomitBeforePageとomitAfterPageブロックが以下のビルトインモジュールに追加されました。

  • Entry_Body
  • Entry_GeoList
  • Entry_Headline
  • Entry_Summary
  • Unit_List
  • User_GeoList
  • User_Search

omitBeforePageとomitAfterPageブロックを追加したページャーのスニペット一部は以下のようになります。

<!-- BEGIN backLink --><li><a href="{url}" aria-label="前へ" class="pager-link"><span aria-hidden="true">&laquo;</span></a></li><!-- END backLink -->
<!-- BEGIN firstPage:veil --><li {pageCurAttr}[raw]><span><a href="{firstPageUrl}" class="pager-link">{firstPage}</a></span></li><!-- END firstPage:veil -->
<!-- BEGIN omitBeforePage --><li>...</li><!-- END omitBeforePage -->
<!-- BEGIN page:loop --><li{pageCurAttr}[raw]><span><!-- BEGIN link#front --><a href="{url}" class="pager-link"><!-- END link#front -->{page}<!-- BEGIN link#rear --></a><!-- END link#rear --><!-- BEGIN glue --><!-- END glue --></span></li><!-- END page:loop -->
<!-- BEGIN omitAfterPage --><li>...</li><!-- END omitAfterPage -->
<!-- BEGIN lastPage:veil --><li{pageCurAttr}[raw]><span><a href="{lastPageUrl}" class="pager-link">{lastPage}</a></span></li><!-- END lastPage:veil -->
<!-- BEGIN forwardLink --><li><a href="{url}" aria-label="次へ" class="pager-link"><span aria-hidden="true">&raquo;</span></a></li><!-- END forwardLink -->

CMS-6001 フォームのメールアドレス重複禁止オプションがうまく動作していない問題を修正

フォームIDから「メールアドレスの重複禁止(duplication)」のバリデーターを設定した場合、すでに登録されているメールアドレスからフォームを送信してもバリデーターが動作せず、そのままフォームを送信できてしまう問題が発生しておりました。

この問題を修正し、フォームIDに「メールアドレスの重複禁止(duplication)」を設定していた場合、すでに登録されているメールアドレスでフォームを送信するとバリデーターが動作するようになりました。

CMS-5998 プレビューの共有機能を全てのライセンスから使えるように変更


モーダルが表示されて、確認用リンクを取得するボタンが大きく表示されているスクリーンショット

プレビューの共有機能


以前からプロフェッショナル・エンタープライズライセンスで提供していた「プレビューの共有機能」がすべてのライセンスで使用できるようになりました。プレビューの共有機能は、確認用リンクを発行してプレビュー状態を他の人に共有する機能です。

プレビューの共有機能の詳細の使い方については、マニュアルの記事をご覧ください。

CMS-5958 User-Agent Client Hints によるUA判定に対応 & ルールからiPad判定を削除

Google Chrome を中心に、User Agent を削除する動きがございます。これに対応するため、新しい仕様である「User-Agent Client Hints」に対応いたしました。 特に ルールやグローバル変数 の使い方に変更はございませんので、特に意識することはございません。

参考サイト: https://tech.drecom.co.jp/ac2021-client-hints-update/

ただし iOS 13以上のSafari の場合、UserAgentが変更になり、iPadと判定できなくなりました。
Safariは「User-Agent Client Hints」に未対応のため、今回の対応でも判定することは出来ませんのでご注意ください。
これにより、ルールのUser Agent選択肢から、iPadを削除させていただきました。

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.10、Ver. 2.11.49 リリースのお知らせ


この記事では、2022年5月18日にリリースした Ver. 3.0.10Ver. 2.11.49 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.10 リリースノート

  • CMS-5954 CookieにSameSite 属性を付与 (デフォルトはLax, php7.3以上)
  • CMS-5917 ブログを削除すると、PHPエラーが発生する問題を修正
  • CMS-5918 プロ版以上で承認機能有効時、読者ユーザーでもエントリ編集ボタンが表示されてしまう問題を修正
  • CMS-5920 スケジュールモジュールが、PHP8.0でエラーを出してしまう問題を修正
  • CMS-5924 子ブログの静的書き出しで、古いファイルが削除されない問題を修正
  • CMS-5927 ページキャッシュのPHPエラーがたまに発生する問題を修正
  • CMS-5934 管理画面へのIDベースのリンクに、ブログコードが入ってしまう箇所がある問題を修正
  • CMS-5936 Touch_EditInsertやTouch_EditUpdateのタッチモジュールが、管理側の編集画面で反応しない問題を修正
  • CMS-5940 静的書き出しの差分書き出しで、新規エントリーの場合、ファイルパスがリンク切れになる問題を修正
  • CMS-5946 サーバー環境によって、メルマガや ACMS_POST_Download モジュールが動作しない場合がある問題を修正
  • CMS-5952 Entry_Archivelistでアーカイブの単位を年度単位にしたときに、月のURLコンテキストが未指定だとエラー出る問題の修正
  • CMS-5943 ユーザーの切り替え機能が動作していない問題を修正
  • CMS-5951 standalone.php で env関数未定義エラーが出る問題の修正
  • CMS-5956 管理系のCSSにライセンスコメントを追加
  • CMS-5955 セレクトメニューの長さが強制的に100%になってしまう問題を修正
  • CMS-5928 scroll-hintをv1.2.5にアップデート & config.jsにoffsetオプションを追加
  • CMS-5964 /category/xxxxxx.html のURLで、エントリーが存在し、そのエントリー専用のテンプレートがある場合、そのページのページネーションのリンクがおかしくなる問題を修正
  • CMS-5966 X-Forwarded-Forで、ポート指定がある場合、正常に接続元アドレスを認識できない問題を修正
  • CMS-5968 読者関連の文言調整
  • CMS-5891 各システムメールをHTMLメールに対応
  • CMS-5973 UTSUWAで文字エンコーディングが指定されてない問題
  • CMS-5935 Entry_Bodyの前後リンクで、更新順と投稿順の対応ができない問題を修正
  • CMS-5938 メディア一覧のページネーションがすべてのページが出力されるので、ボタンが膨大なってしまう問題を修正
  • CMS-5913 ルートブログで静的書き出しを実行すると子ブログでも静的書き出しをしている場合、子ブログのarchives内の画像が消えてしまう問題を修正
  • CMS-5910 スケジュールモジュールで、php7.4以上の場合データを保存していない月表示でphpエラーが出る問題を修正
  • CMS-5911 カスタムフィールドメーカーでカスタムユニットのテーブルを作った場合、ユニット追加時にテーブル編集のUIが動かない問題を修正
  • CMS-5912 関連エントリー選択UIでカスタムフィールドの追加表示ができない問題を修正
  • CMS-5976 Category_Listでカテゴリーをフィールドなどで絞り込み、親カテゴリーがない場合、表示が崩れや階層の絞り込みができない問題を修正

Ver. 2.11.49 リリースノート

  • CMS-5937 Touch_EditInsertやTouch_EditUpdateのタッチモジュールが、管理側の編集画面で反応しない問題を修正
  • CMS-5941 静的書き出しの差分書き出しで、新規エントリーの場合、ファイルパスがリンク切れになる問題を修正
  • CMS-5947 サーバー環境によって、メルマガや ACMS_POST_Download モジュールが動作しない場合がある問題を修正
  • CMS-5952 Entry_Archivelistでアーカイブの単位を年度単位にしたときに、月のURLコンテキストが未指定だとエラー出る問題の修正
  • CMS-5965 /category/xxxxxx.html のURLで、エントリーが存在し、そのエントリー専用のテンプレートがある場合、そのページのページネーションのリンクがおかしくなる問題を修正
  • CMS-5967 X-Forwarded-Forで、ポート指定がある場合、正常に接続元アドレスを認識できない問題を修正
  • CMS-5974 Entry_Bodyの前後リンクで、更新順と投稿順の対応ができない問題を修正
  • CMS-5975 メディア一覧のページネーションがすべてのページが出力されるので、ボタンが膨大なってしまう問題を修正
  • CMS-5772 ルートブログで静的書き出しを実行すると子ブログでも静的書き出しをしている場合、子ブログのarchives内の画像が消えてしまう問題を修正
  • CMS-5725 スケジュールモジュールで、php7.4以上の場合データを保存していない月表示でphpエラーが出る問題を修正
  • CMS-5743 カスタムフィールドメーカーでカスタムユニットのテーブルを作った場合、ユニット追加時にテーブル編集のUIが動かない問題を修正
  • CMS-5748 関連エントリー選択UIでカスタムフィールドの追加表示ができない問題を修正
  • CMS-5977 Category_Listでカテゴリーをフィールドなどで絞り込み、親カテゴリーがない場合、表示が崩れや階層の絞り込みができない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5954 CookieにSameSite 属性を付与 (デフォルトはLax, php7.3以上)

セッション管理などで使用されるCookieの属性にSameSite属性を付与されるようにしました。SameSite属性はセキュリティに関する属性で、以下3つの値を設定できるようになっております。

  • None (なし)
  • Lax (緩い) デフォルト値
  • Strict (厳しい)

設定する箇所は「config.server.php」になります。

define('COOKIE_SAME_SITE', 'Lax');

注意点

注意点として、Ver. 3.0.10 以上、PHP7.3.0以上で動作する機能になります。バージョンが低い方はアップデートして対応ください。

セキュリティレベルを「Strict」にしてしまうと、CMSにログインしていても、他サイトからの移動で来た場合、ログアウト状態になってしまいます。特に理由がなければ、デフォルト値のLaxで運用をお願いします。

CMS-5924 CMS-5940 CMS-5913 CMS-5941 CMS-5772 静的書き出し機能の修正

静的書き出し機能が、いくつか修正がされています。

  • 子ブログの静的書き出しで、古いファイルが削除されない問題を修正
  • 静的書き出しの差分書き出しで、新規エントリーの場合、ファイルパスがリンク切れになる問題を修正
  • ルートブログで静的書き出しを実行すると子ブログでも静的書き出しをしている場合、子ブログのarchives内の画像が消えてしまう問題を修正

ファイルパスがリンク切れになってしまったり、複数ブログで静的書き出しを行う場合、画像やファイルが消えてしまう可能性があるので、当てはまる方はアップデート対応をお願いいたします。

CMS-5968 読者関連の文言調整

権限の「読者」と、機能の「読者登録機能」の表記ゆれを修正いたしました。
名称のみの変更となります。これに伴う仕様の変更などはございません。

修正例

  • 購読者 -> 読者
  • 購読者権限 -> 読者権限
  • 購読者機能 -> 読者登録機能
  • 読者機能 -> 読者登録機能

CMS-5966 CMS-5967 X-Forwarded-Forで、ポート指定がある場合、正常に接続元アドレスを認識できない問題を修正

ロードバランサリバースプロキシ などがある環境で、クライアントの接続元IPアドレスを取得する方法として、「X-Forwarded-For」リクエストヘッダーを参照しますが、この指定に「ポート番号」が含まれる指定の場合、正常に接続元IPアドレスが取得できておりませんでした。

X-Forwarded-For: xxx.xxx.xxx.xxx:8080

これを修正し、ポート番号付きの「X-Forwarded-For」でも正常に接続元IPアドレスを取得できるようになりました。

CMS-5891 各システムメールをHTMLメールに対応

以下システムからのメールはテキストメールでしたが、デフォルトでHTMLメールが送信されるようになりました。

  • 承認機能
  • コメント機能
  • パスワード再発行
  • システムのリストア通知
  • 読者登録機能
  • ユーザー情報の更新通知

これらの設定は「管理画面 > コンフィグ > メール設定」で変更できるようになっており、HTMLテンプレートを削除すれば、以前のテキストメールでの送信に変更できます。

CMS-5935 CMS-5974 Entry_Bodyの前後リンクで、更新順と投稿順の対応ができない問題を修正

Entry_Bodyモジュールの「前後リンク」で、ソートが「更新順」や「投稿順」だった場合、ソートに合わせて前後リンクが生成されておらず、「エントリーID」の順番でリンクが生成されていました。

これを修正しソートが「更新順」や「投稿順」でも、そのソート通りに「前後リンク」が生成されるようになりました。

CMS-5976 CMS-5977 Category_Listでカテゴリーをフィールドなどで絞り込み、親カテゴリーがない場合、表示が崩れや階層の絞り込みができない問題を修正

Category_Listモジュールで、カスタムフィールド絞り込みを使ってカテゴリーを絞り込んだ場合、場合によって親カテゴリーが存在しないカテゴリーが存在してしまい、表示が崩れたり、階層の絞り込みができない問題が起きてました。

これを修正し、絞り込み後、親カテゴリーが存在しないカテゴリーはリストから除外するようにいたしました。 これにより階層構造が崩れず、正常に表示ができ、階層の絞り込みも動作するようになりました。

CMS-5928 scroll-hintをv1.2.5にアップデート & config.jsにoffsetオプションを追加

組み込みJSの、テーブルレイアウトでスクロールできることを認識させる「scroll-hint」をアップデートしました。

これにより、表示されるアイコンの表示位置を調整したり、表示されるタイミングを制御できるようになります。

詳しくはドキュメントをご覧ください。
https://developer.a-blogcms.jp/document/reference/builtinjs/adjust-layout/scroll-hint.html

最後に

該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 リリースのお知らせ


この記事では、2022年3月29日にリリースした Ver. 3.0.8、Ver. 2.11.45 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.8 リリースノート

  • CMS-5885 BeginnerテーマでナビゲーションのJSが動いていない問題を修正
  • CMS-5886 位置情報系のモジュールをコンフィグに追加
  • CMS-5890 IE11でJSが動作しない問題を修正
  • CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意
  • CMS-5897 LiteEditorのshowSourceがtrue(textrarea要素)のときフォントが変わってしまう問題を修正
  • CMS-5900 LiteEditorの追加入力欄の高さを修正
  • CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
  • CMS-5888 数値によるフィールド絞り込みのパフォーマンス改善
  • CMS-5887 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
  • CMS-5877 メルマガでHTMLテンプレートの設定を空にすることで、テキストメールを送れるように改良
  • CMS-5802 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
  • CMS-5878 User_Profileモジュールで、メールマガジン受け取るかの情報を出力できるように改良
  • CMS-5866 拡張アプリのインストール・アンインストール・アップデート時にコンフィグのキャッシュをクリアするように修正
  • CMS-5810 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
  • CMS-5824 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
  • CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去

Ver. 2.11.45 リリースノート

  • CMS-5848 静的書き出しを改修・不具合修正(JSONのテンプレートの解決に対応。除外パスと必須パス機能を追加。storageを書き出すように修正。メディアのファイルリンク書き換えに対応。)
  • CMS-5856 ブログのインポートでモジュールIDのブログ引数の値は変更しないように変更
  • CMS-5892 GoogleMapの編集画面で場所検索時にマーカーが移動しない問題を修正
  • CMS-5901 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。
  • CMS-5902 メディアユニットでサイズが「そのまま」だと、{y} 変数の値が「0」になってしまう問題を修正
  • CMS-5905 ユーザーID(コード)が空のものは、他の空のものとで重複と判断しないように修正
  • CMS-5904 ログイン後のリダイレクトURLにクエリがある場合「&」が「&」に変換されてしまう問題を修正
  • CMS-5903 メディアカスタムフィールドで画像をアップロード後、サムネイルが表示されない問題を修正
  • CMS-5874 ユーザー編集画面で、メルマガのチェックボックスが表示されない場合がある問題を修正
  • CMS-5832 エントリー項目設定の「選択肢を子カテゴリーに限定」設定がうまく動作していない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5898 MySQLのバージョン取得コードを変更。Azure対策。

Azure サーバーにて、間違ったMySQLのバージョンを取得してしまう問題がありました。
Microsoft から発表されている下記問題に該当します。
CMS側の取得方法を変更することで、Azure サーバーでも正しいMySQLのバージョンを取得できるよう対応しました。

Current known issues
MySQL server instance displays the wrong server version after connection is established. To get the correct server instance engine version, use the select version(); command.

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/mysql/concepts-limits#current-known-issues

CMS-5908 Beginnerテーマからwebpackなどのビルド環境を除去

Ver. 3系 の標準テーマ全てに、ビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)が入っていましたが、Beginnerテーマからは削除しました。

Beginnerテーマは a-blog cms の学習用テーマとして用意されていました。
そこで、よりCMSの学習に集中できるようビルド環境(ソースコードをコンパイル,バンドルする機能)を削除し、JS/CSSについてもリテラシーに学習コストが左右されることが無くなるよう圧縮などをしていない状態で同包しています。

今回の改修でBeginnerテーマの使用感がどう変わったか、SNSやコミュニティなどでぜひ声を聞かせてください。

CMS-5893 Entry_Body, Summary系モジュールで、カテゴリーやユーザー絞り込み時でもカテゴリー、ユーザー絞り込み時のソート順を使わないオプションを用意

エントリーの表示順には、

  • 何も絞り込みをしていない状態の表示順
  • 各カテゴリーで絞り込みをした時の表示順
  • ユーザーで絞り込みをした時の表示順

の3種類あり、
エントリーの一覧を表示するモジュールの絞り込み状況によってそれぞれの表示順が適用されます。

しかし、絞り込み状況にかかわらず常に表示順を統一したい場合の対応ができていなかったため、モジュールの設定の表示順を[表示順]にした時には、常に「何も絞り込みをしていない状態の表示順」にするオプションを追加しました。
設定場所は エントリー一覧系モジュールID設定 > 表示設定タブ > 絞り込み時の表示順 です。


絞り込み時の表示順設定


最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.7 リリースのお知らせ


この記事では、2022年2月25日にリリースした Ver. 3.0.7 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.7 リリースノート

  • CMS-5858 UTSUWAのjsがbundle時にwarningが出ている問題を修正
  • CMS-5859 action.htmlのボタンにid属性を追加
  • CMS-5860 位置情報有効にするとブログ管理のページがPHPエラーで表示されなくなる問題を修正
  • CMS-5861 メディア機能でGif画像がアップロードできない問題を修正
  • CMS-5862 サマリー系モジュールで、カスタムフィールドが entryFieldブロックの中で表示できない問題を修正
  • CMS-5863 サマリー系モジュールで、関連エントリー機能 or PHP8でエラーが起きる可能性がある問題を修正
  • CMS-5867 Ver. 3.0 系でメールマガジンが送信できない、ダウンロードモジュールが動作しない問題を修正
  • CMS-5868 一括変更フィールド設定のツールチップのスタイル崩れ
  • CMS-5869 Siteテーマのアクセシビリティ改善
  • CMS-5870 検索結果の空ページに新規作成ボタンを設置
  • CMS-5876 APCu のキャッシュが 同空間の 他a-blog cmsのキャッシュと衝突する可能性を修正
  • CMS-5875 Entry_Summary系モジュールで、エントリのカスタムフィールドが entryFieldブロックの中でしか展開できない問題を修正
  • CMS-5873 ユーザー編集画面で、メルマガのチェックボックスが表示されない場合がある問題を修正
  • CMS-5882 Tag_Filterモジュールのコンフィグ「リンク」の設定値が反映されない問題を修正
  • CMS-5881 .htaccess の リダイレクト設定を調整
  • CMS-5879 beginnerテーマのフォームの初期バリデート設定が間違っている問題を修正
  • CMS-5883 ダッシュボードでログイン履歴が表示されない問題を修正
  • CMS-5880 User_GeoListがエラー発生して正常に動作しない問題を修正
  • CMS-5884 拡張アプリのアップデート時に他の拡張アプリのステータスがおかしくなる可能性がある問題を修正
  • CMS-5833 エントリー項目設定のサブカテゴリーの「選択肢を子カテゴリーに限定」設定が反映されずカテゴリーの設定をみてしまう問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5876 APCu のキャッシュが 同空間の 他a-blog cmsのキャッシュと衝突する可能性を修正

詳細については下記のブログに記載されていますので、キャッシュの衝突にお困りの方は下記のブログをご一読ください。


CMS-5875 Entry_Summary系モジュールで、エントリのカスタムフィールドが entryFieldブロックの中でしか展開できない問題を修正

Ver. 3.0.7 以前のVer. 3.0系では、Entry_Summary系モジュールで loop を使用する際、entryFieldブロックで loop を囲まなければ展開できませんでした。

こちらを見直し、新バージョンでは entryFieldブロックなしでも loop が動作するよう修正しました。

旧式の記述
<!-- BEGIN entry:loop -->
<!-- BEGIN entryField -->
<!-- BEGIN hoge:loop -->
{hoge}
<!-- END hoge:loop -->
<!-- END entryField -->
<!-- END entry:loop -->
新式の記述
<!-- BEGIN entry:loop -->
<!-- BEGIN hoge:loop -->
{hoge}
<!-- END hoge:loop -->
<!-- END entry:loop -->

CMS-5833 エントリー項目設定のサブカテゴリーの「選択肢を子カテゴリーに限定」設定が反映されずカテゴリーの設定をみてしまう問題を修正

Ver. 3.0.7 以前は、コンフィグ/編集設定 内「エントリー項目設定」における、サブカテゴリー「選択肢を子カテゴリーに限定」が正常に機能しておりませんでしたが、今回バージョンで正しく設定できるよう修正しました。



最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.6 リリースのお知らせ


この記事では、2022年1月27日にリリースした Ver. 3.0.6 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver. 3.0.6 リリースノート

  • CMS-5847 GoogleMapユニット新規追加時に、JavaScriptが動作せず、位置選択UIが動作しない問題を修正
  • CMS-5845 静的書き出しを改修・不具合修正
  • CMS-5849 エントリーやモジュールのブログ間移動で500エラーが出てしまう問題を修正
  • CMS-5850 リストア時やブログのインポート時にキャッシュがクリアされるように修正
  • CMS-5851 php8.0 で、CSVインポートが実行できない場合がある問題を修正
  • CMS-5854 モジュールIDの引数設定でPHPエラーやラベルが表示されない場合がある不具合を修正
  • CMS-5855 ブログのインポートでモジュールIDのブログ引数の値は変更しないように変更
  • CMS-5857 SiteテーマのGDPR対応をチェックボックスのON/OFFだけでコントロールできるように変更

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5855 ブログのインポートでモジュールIDのブログ引数の値は変更しないように変更

Ver. 3.0.6 以前は、ブログのインポート時に、インポートしたブログのモジュールIDの引数に、インポート先のブログIDと異なるブログIDが指定されていた場合、インポート先のブログIDにモジュールIDの引数を変更するという仕様でした。

しかし、主に開発時などでは、ブログIDの設定をそのままにインポートしたいという場面が多いことをふまえ、ブログのインポート時にモジュールIDの引数にブログIDの指定がされていた場合、インポートしたブログの設定を変更せず、引き継がれるように修正いたしました。

CMS-5857 SiteテーマのGDPR対応をチェックボックスのON/OFFだけでコントロールできるように変更

先日リリースされた、Ver. 3.0.0 から追加された SiteテーマでのGDPR対応のカスタマイズが管理画面のチェックボックスから ON/OFF を簡単に切り替えられるようになりました。

詳細については下記のブログに記載されていますので、GDPR対応にお困りの方は下記のブログをご一読ください。


最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

Ver. 3.0.5、Ver. 3.0.4、Ver. 2.11.44リリースのお知らせ


この記事では、2022年1月19日にリリースしたVer. 3.0.5、Ver. 3.0.4、Ver. 2.11.44の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.0.5

  • CMS-5846 GoogleMapユニットの編集画面が動作しない問題を修正

Ver. 3.0.4

  • CMS-5837 ブログのコンフィグセットを「デフォルト」以外に設定していると、静的書き出しが正しく動作しない問題を修正
  • CMS-5836 Ver. 2.11.41 以上の.htaccessを利用すると、ダイレクト編集が動作しない問題を修正
  • CMS-5830 GD画像エンジン かつ JPEG画像以外(PNG,GIFなど)の場合に、カスタムフィールド画像でwebp画像が生成されない問題を修正
  • CMS-5829 PHP8.0で、ページネーションを表示するモジュールで「前後に表示するページ数」が空だと、エラーが発生してしまう問題を修正
  • CMS-5839 Facebookログインが動作しない問題を修正
  • CMS-5840 PHP8.0の場合、LINEログインでPHPエラーが発生する問題を修正
  • CMS-5841 テンプレートキャッシュ(template_cache)のデフォルト値(config.system.default.yaml)を「off」に変更
  • CMS-5842 Json2Tplモジュールのキャッシュを利用すると、このモジュールで正常に表示できない問題を修正
  • CMS-5843 ナビゲーションモジュールの編集画面で日本語入力ができない問題を修正

Ver. 2.11.44

  • CMS-5822 ユニット設定で、リッチエディタが選べない問題を修正
  • CMS-5835 Ver. 2.11.41 以上の.htaccessを利用すると、ダイレクト編集が動作しない問題を修正
  • CMS-5838 静的書き出しで、コンフィグセットをブログに適用していると正しく動作しない問題を修正
  • CMS-5831 GD画像エンジン & jpeg画像以外の場合に、カスタムフィールド画像でwebp画像が生成されない問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5836 Ver. 2.11.41 以上の.htaccessを利用すると、ダイレクト編集が動作しない問題を修正

ダイレクト編集が動作しなくなってしまう問題が確認されました。
問題が発生する条件は、Ver. 2.11.41 〜 Ver. 3.0.3 の新規パッケージに入っている .htaccess をご利用のサイトです。

こちらの問題につきましては別途記事にしております。詳細は以下のリンクからご覧ください。

CMS-5830 GD画像エンジン かつ JPEG画像以外(PNG,GIFなど)の場合に、カスタムフィールド画像でwebp画像が生成されない問題を修正

GD画像エンジンを使っている環境で、PNG,GIFなどの画像(JPEG画像以外)を画像のカスタムフィールドでwebp画像が生成されない問題が発見されました。
この問題は画像のカスタムフィールドのみ発生します。
メディアのカスタムフィールドや、カスタムユニット、カスタムフィールドグループでは発生しません。

CMS-5841 テンプレートキャッシュ(template_cache)のデフォルト値(config.system.default.yaml)を「off」に変更

Ver. 3.0より追加されたテンプレートキャッシュの機能をデフォルトではオフに変更しました。

テンプレートキャッシュがオンになっていると、デバッグモードがオフのときにインクルード文に使用できるグローバル変数が制限されるため、テンプレートが正常に動作しない可能性があります

たとえば、%{BCD}はテンプレートキャッシュがオンになっていてもインクルード文に使用できますが、%{BID}は使用できないため正常にテンプレートがインクルードされません。

正常にインクルードされない記述の例

@include("/admin/entry/bid/%{BID}.html")

正常にインクルードできる記述の例

@include("/admin/entry/bcd/%{BCD}.html")

詳しいグローバル変数の制限については下記のドキュメントをご覧ください。

また、この問題はアップデート以外にもconfig.system.yamlに以下の行を追加することで修正できます。

template_cache: off

CMS-5842 Json2Tplモジュールのキャッシュを利用すると、このモジュールで正常に表示できない問題を修正

Json2Tplモジュールのキャッシュを利用していると、該当のモジュールを正常に表示できない問題を修正しました。
この問題が発生していると、正常にJson2Tplモジュールを記述していてもブラウザ上で該当のモジュールを使用している箇所が出力されません。Json2Tplモジュールを使用している際はお早めにアップデートをお願いいたします。

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。