Ver.2.11.29リリースのお知らせ


この記事では、2021年3月3日にリリースした Ver.2.11.29 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver.2.11.29 のリリースノート

  • CMS-5542 標準jQueryを3.5.1 に変更
  • CMS-5546 多言語ユニットでメディアのキャプションなどが管理画面で保存したものが表示されない問題を修正
  • CMS-5548 developテーマのliの余白を調整
  • CMS-5553 ユーザーのCSVインポートで、違うブログでインポートした場合に、フィールドのデータが壊れる可能性がある問題を修正 & CSVインポートで他ブログのアイテムを更新できないように修正
  • CMS-5554 エントリーコード空の一覧ページのページネーションのリンク先に余分なスラッシュが入ってしまう問題を修正
  • CMS-5555 画像ユニットの「そのまま」の設定でレスポンシブで可変できていなかった問題を修正する
  • CMS-5556 静的書き出しで書き出し先がオフセットされている場合、acms.js のパスのクエリのオフセットが反映されていない問題を修正
  • CMS-5557 静的書き出しで書き出し先がオフセットされている場合、メディアユニットなどの data-src属性のパスが書き変わらない問題を修正
  • CMS-5551 環境によって管理画面のカテゴリ選択肢などがクライアントキャッシュされてしまい、更新にラグがある問題を修正
  • CMS-5545 テキスト置換に@が入るとエラーが起きる問題を修正
  • CMS-5543 ナビゲーションモジュール編集画面で、コピペでタブを入れてしまうとjsonが壊れて、正常に動作しない問題を修正
  • CMS-5550 ポップアップでのバナーモジュール編集でユニットがエンターキーで消えてしまう問題を修正
  • CMS-5540 カスタムユニットのフィールドグループでユニット複製して更新すると画像データが消える場合がある問題を修正
  • CMS-5549 ユーザー管理画面で子ブログも含めた表示にした時、チェックボックスの動作が不安定になる問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5542 標準jQueryを3.5.1 に変更

セキュリティ対策のためjQueryをバージョンアップしました。

CMS-5555 画像ユニットの「そのまま」の設定でレスポンシブで可変できていなかった問題を修正する

「そのまま」の設定になっている画像ユニットが、画面幅を狭くした時にはみ出てしまう問題を解消しました。


画面幅が小さいと画像が画面からはみ出ていた問題


CMS-5551 環境によって管理画面のカテゴリ選択肢などがクライアントキャッシュされてしまい、更新にラグがある問題を修正

jsonをクライアントキャッシュするサーバー設定になっている場合に発生していた問題です。カテゴリー情報を変更した直後、エントリーの編集画面でカテゴリー選択肢を表示させるとカテゴリー情報の変更内容が反映されないことがありましたので修正しました。



最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。 また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

Ver.2.11.28リリースのお知らせ


この記事では、2021年2月5日にリリースした Ver.2.11.28 の改善・修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

Ver.2.11.28 のリリースノート

  • CMS-5514 画像のカスタムフィールドがwebp画像の生成ができない問題を修正
  • CMS-5528 スケジュールモジュールの参照先スケジュールに空の項目を用意
  • CMS-5531 シークレットログインページで、「不正なアクセスです」というエラーが多発する問題を修正
  • CMS-5532 Entry_TagRelational モジュールIDでフィールドを利用できるように修正
  • CMS-5533 site2020のナビゲーションで、2回目以降のタップで画面がロックされる問題を修正する
  • CMS-5535 CMS更新時の config.server.php の更新除外項目オプションを用意(system_update_ignore_config)
  • CMS-5539 resizeImg校正オプションで、サーバー環境によって変なパスに変換されてしまう問題を修正
  • CMS-5536 カート機能の再計算処理が間違っている問題を修正

主なリリースノートの詳細な内容

CMS-5528 スケジュールモジュールの参照先スケジュールに空の項目を用意

スケジュールモジュールのコンフィグやモジュールIDの表示設定で、デフォルトが最初に作成したスケジュールセットが選択されているように見えて混乱を招く状態となっていたため、なにも選択していない時のステータスが用意されました。



CMS-5531 シークレットログインページで、「不正なアクセスです」というエラーが多発する問題を修正

Ver.2.11.27のみで発生する、シークレットブログのログインページでログイン1回目に「不正なアクセスです」と表示される現象を確認しました。Ver.2.11.28ではこの問題を修正しており、アップデートするだけで問題が修正されます。

CMS-5532 Entry_TagRelational モジュールIDでフィールドを利用できるように修正

Entry_TagRelational のモジュールで、フィールドの引数が利用できるようになりました。



CMS-5535 CMS更新時の config.server.php の更新除外項目オプションを用意(system_update_ignore_config)

config.server.phpをカスタマイズしていて項目を削除しているとき、CMSのアップデートの時に削除された項目が復活します。意図して削除したい項目をCMSのアップデート時にも復活しないように、config.system.yamlに system_update_ignore_configのオプションを新しく用意しました。

system_update_ignore_config : [] # ここで指定した項目は、CMS更新で再設定されなくなります。(config.server.php の項目で除外したい対象を追加。例: [SESSION_NAME])

最後に

この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。該当する問題がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。
また、迅速にご報告いただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいりますので、引き続き気づいた点がありましたらフィードバックいただけると幸いです。

ついに2020年版のテーマがリリースされました!


7月30日に2020年版公式テーマをリリースいたしました。

2019年版よりすこしだけ変更を行なっています。本記事ではリリースしたテーマの主な点に絞ってご紹介します。

Site2020テーマ


トップページを1カラムに

最近のa-blog cmsを使用されているサイトの多くでは、トップページが1カラムになっており、Site2020テーマよりトップページが1カラムになりました。

インストール時によりカスタマイズが少なく、そのまま違和感なく使っていただけるように見直しました。

  • キービジュアルが固定に、導線ページへ移動できるボタンを設置
  • 3項目入力できるカスタムフィールド グループを設置
  • 1件表示するEntry_Bodyを設置
  • 製品情報を全件表示
  • スクロール時にアニメーションを追加

重要なお知らせメッセージを追加

重要なお知らせメッセージを追加しました。お知らせのブログのカスタムフィールド に設定することで、トップページから該当のお知らせ記事を固定して表示できます。




そのほかSite2020テーマで行われている修正

  • レイアウトモジュールを2カラムに
  • フォームにチェックボックスとラジオボタンのサンプルを用意
  • スマホメニューで子階層メニューを表示できるように
  • 編集モーダルのインクルードファイル追加

Blog2020テーマ


一覧表示のデフォルトをサムネイル表示に変更

一覧表示のデフォルトをサムネイル表示に変更しました。

以前のメディアレイアウトのスタイルも用意されており、テンプレートファイルに記述されているclass属性を変更することでレイアウト変更ができます。


AMPテンプレートの用意

また、詳細ページではAMP対応も行なっています。AMP対応に関する知識やカスタマイズ点については別途記事でまとめているのでこちらをご覧ください。


そのほか

  • BootstrapのバージョンをVer.4.5.0へアップデート
  • lp2020テーマのインポートデータを開発ブログで配布していたのをメンテナンスメニューに移動に
  • lp2020テーマの余白、フォントサイズ、文言、イメージなど微調整
  • 全テーマのサイドエリアのバナーモジュールのイメージを変更
  • 全テーマのフォームIDにバリデートの設定
  • 全テーマでDMARCポリシー対策
  • 全テーマの古いIE対策の条件付きコメントの記述を削除
  • 全テーマでrobots.htmlに日付の一覧ページの設定も追加

acms.css

a-blog cms のパッケージに含まれているCSSフレームワークでもあるacms.cssでは、ユニットに関するSCSSファイルに変更を加えています。

見た目に関わる変更は含んでいませんが、余白などのユニットに関するスタイルをより管理しやすいようにCSS設計を見直しました。

この変更により、_unit.scssは602行から319行に行数が減っています。

Site系テーマの余白の管理

また、Site2020、Beginner2020テーマでは、/scss/site.scssの各SCSSファイルを集約しているファイルにはsystemフォルダの_unit.scssを読み込むことにより、テーマの_variable.scssの$unit-gutterという変数の値を変更するだけでユニット内の余白を一括で変更できるようになりました(Bootstrapテーマでは2019年版から対応済み)。

/themes/site202/scss/site.scss ファイルから抜粋

@import "../../system/scss/unit.scss";
@import "entry";

/themes/site2020/scss/_variables.scss ファイルから抜粋

// ------------------------------
// エントリー
// ------------------------------
$unit-gutter                       : $grid-space;
$entry-margin-bottom               : 25px;

Begiiner2020とSite2020テーマの$unit-gutter には、デフォルトではacms-col-のグリッドシステム と同じ余白である$grid-spaceが設定されています。

最後に

2020年版テーマの主な変更は以上となります。

フィードバックやご意見ありましたらお問い合わせフォームよりお待ちしております。

それでは、これからも安全なシステムとなるよう日々改善を行っていきますので、今後ともa-blog cmsのことをよろしくお願いいたします。

a-blog cms Ver. 2.11.0 リリースしました!

Ver. 2.11.0 をリリースしました

Ver. 2.11.0 をリリースしました


2019/12/17 マイナーバージョンアップである Ver. 2.11 がリリースされました!

ここでは、Ver. 2.11 で新しく追加された機能や変更点などを紹介していきたいと思います。

*最後に変更点一覧を載せてあります。


重要な変更点: 校正オプションのサニタイズ処理について

新しい機能を紹介する前に、Ver. 2.11 での重要な変更点についてお知らせしておきます。

Ver. 2.10 以下の校正オプションのサニタイズ処理

校正オプションを何か一つ設定すると escapeが自動で指定されない仕様。 エスケープが必要な場合は 必ずescapeをパイプで繋げる必要がありました。

例) {var}[escape|nl2br]

Ver. 2.11 からの校正オプションのサニタイズ処理

校正オプションを1つ以上設定しても、強制的に エスケープ処理がされた状態で、校正オプションが適応するようになりました。 なので特に、escapeを手動で設定しなくてもいいようになりました。

例) {var}[nl2br]

手動でのescape指定になってしまうと、どうしても漏れが出てきてしまい、セキュリティリスクに繋がることから、このような仕様変更をいたしました。 もし、サニタイズ(エスケープ)処理をしたくない場合は、 [raw] を指定することで可能となります。

例) {var}[raw|nl2br]

アップデート

機能紹介の前にアップデート方法を紹介しておきます。

Ver. 2.7 以下からのバージョンアップはこれまで通り、パッケージをダウンロードして手動でバージョンアップが必要ですが、Ver. 2.8 より管理画面からのアップデート機能が追加されました。

ただデフォルトですと、「パッチバージョン」のみのアップデートになっていますので、Ver. 2.11 にアップデートするためには設定を変更する必要があります。

「管理ページ > コンフィグ > 機能設定」 に移動し、「オンラインアップデート」を「マイナーバージョンも含める」に変更してください。これで管理画面からVer. 2.11 に更新できるようになります。

注意点

注意点として、Ver. 2.11 よりマイナーバージョンのアップデートが有償対応となりました。ライセンスをアップデートせずに更新してしまうと、ライセンス切れになりますのでお気をつけください。

ライセンス体系の変更

Ver. 2.11 からライセンス体系が大きく変更されました。サブスクリプション型のライセンスが増え、今まで通り買い切りのプランも用意しております。 これにより、案件に合わせて増えた選択肢からライセンスを選択しやすくなったと思います。


価格表

価格表


サブスクリプションライセンスの追加

サブスクリプションのライセンスが追加されました。スタートとして出させていただいたプランは4つで、 大きく分けると、「スタートアップ」と「プロフェッショナル」があります。特に「プロフェッショナル」プランは、今までのプロフェッショナルライセンスと同じ内容ながら 始めやすい価格設定となっていますので是非ご検討いただければと思います。(買い切りのプロフェッショナルライセンスは50万円)

適応方法

サブスクリプションライセンスの適応方法ですが、今まで通り、https://mapage.a-blogcms.jp で購入します。 マイページに入ると「請求情報」からクレジットカードの登録を行い「サイト登録」で利用したいサイトのドメイン・プランを登録して利用します。(現状は月払い & クレジットカード払いのみになっています)

また、買い切りライセンスと違い、いつでもドメインや、プランを変更できますので、最初は「スタートアップ」で初めて、後から「プロフェッショナル」に変更するといったことも簡単にできます。

マイページでサイト登録をしたら、該当のサイトの a-blog cmsの管理画面に入り「チェックリスト」からライセンスのアクティベーションを行えば、そのサイトでライセンスが有効となります。


新しいマイページ

新しいマイページ


マイナーバージョンのアップデートが有料に

もうひとつのライセンス体系の変更として、買い切りライセンスのマイナーバージョンアップデートが有償になりました。(Ver. 2.11 以上にアップデートする場合)
今までは買い切りライセンスの場合、無制限にアップデートができていましたが、以下の理由により有償対応とさせていただきました。

  • Ver. 2.8 からのセマンティックバージョニングの導入により、最新バージョンでなく、古いマイナーバージョンもメンテナンスするようになったこと。
  • 下記記述のメンテナンス期間の明記により、新しいバージョンが出ても、セキュリティフィックスは5年間はメンテナンスするようになること。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

変更詳細

  • 有償になるアップデートは、マイナーバージョンアップ以上(例: 2.10 -> 2.11)
  • フィックスバージョンは、これまで通り制限なくアップデートできます(例: 2.10.21 -> 2.10.22)
  • 新規ライセンス購入後、半年間は最新バージョンへのアップデート可能
  • アップデート期間がきれた場合、マイページのオプション購入より期間の延長(1年間1万円)で可能
  • アップデート期間内であれば、何回でもマイナーバージョンアップ可能(例: 2.10 -> 2.11 -> 2.12)

メンテナンスポリシーについて

a-blog cms では、セマンティックバージョニングを採用しており、新しいマイナーバージョン(2.10 から 2.11 など)がリリースされた後でも、古いバージョンのバグ、セキュリティを修正しメンテナンスしてきました。このメンテナンスについては、特に期間は設けていませんでしたが、Ver 2.11 がリリースされるタイミングで、メンテナンス期間について明記することとなりました。

  • バグ修正は2年間対応(Ver. 2.8 〜)
  • セキュリティ修正は5年間対応(Ver. 2.8 〜)

となります。



バージョン 最終バージョン リリース日 バグ修正 セキュリティ修正 対応PHP
1.7 1.7.0 2013/06/24 - - 5.3.3 - 5.3.x
2.0 2.0.1.1 2013/12/18 - - 5.3.3 - 5.3.x
2.1 2.1.1.4 2014/06/23 - - 5.3.3 - 5.4.x
2.5 2.5.1.3 2015/04/23 - - 5.3.3 - 5.5.x
2.6 2.6.1.4 2015/12/25 - - 5.3.3 - 5.6.x
2.7 2.7.34 2017/03/30 - - 5.3.3 - 7.0.x
2.8 メンテナンス中 2018/03/26  2020/03/26  2023/03/26  5.3.3 - 7.2.x
2.9 メンテナンス中 2018/10/09 2020/10/09 2023/10/09 5.3.3 - 7.2.x
2.10 メンテナンス中 2019/02/28 2021/02/28 2024/02/28 5.3.3 - 7.3.x
2.11 メンテナンス中 2019/12/17 2021/12/17 2024/12/17 5.3.3 - 7.3.x

フロントビルド環境が入った開発テーマ(develop)を追加

新しいテーマが追加されました。a-blog cms を開発する際によく使うテンプレートをシンプルにしたものが同梱されており、フロントエンドに関する開発環境も整えられています。

機能



機能 概要
SCSSのコンパイル SCSSをCSSにコンパイルします。
JSファイルの結合 複数のJSファイルを1つのファイルに結合します。
コードのLintチェック ESLintやstylelintを使用して、JSやSCSSおよびCSSのコードをチェックします。
Live Reload ファイルの変更があった場合に、ブラウザを自動的にリロードします。
ソースコードの整形 EditorConfigを使い、ソースコードを整形します。
SVGアイコンの使用 Font Awesome 5 のSVG with JavaScriptを利用して、SVGアイコンを表示します。

合宿で行ったハンズオンも公開されていますので、是非お試しください。

https://developer.a-blogcms.jp/hands-on/camp2019autumn/theme-develop.html

リッチエディターの組み込みJS及びユニットを追加

Ver. 2.11では弊社が開発したJavaScript製のリッチエディターを搭載しました。ブロックベースで入力していけるのが特徴で、MediumやDropbox Paperをイメージしていただけると近いかと思います。2.11ではリッチエディターを使った新しいユニットと、組み込みjsを用意しました。組み込みjsを利用するとカスタムフィールドとしてリッチエディターが利用できます。リッチエディターのカスタムフィールドはa-blog cmsの管理画面のカスタムフィールドメーカーからソースコードを生成できます。


リッチエディターユニット


PDFのプレビュー組み込みJSを追加(js-pdf-viewer)

PDFのプレビューを行うための新しい組み込みJSが追加されました。今までのバージョンだと、メディア機能でPDFをアップロードしても、a-blog cmsが用意している PDFアイコンが表示されるだけで、どんなPDFかダウンロードしてみないとわからない状態でした。


PDFがアイコンで、どんなPDFかわからない

PDFがアイコンで、どんなPDFかわからない


こちらがVer. 2.11 でPDFをプレビューすることができるようになったので、パンフレットなどビジュアルを見せたいコンテンツで、別で画像をあげるようなカスタマイズをしなくて済むようになりました。


PDFがプレビューできるようになった

PDFがプレビューできるようになった


仕様

  • 組み込みJSなので、カスタムフィールド でも対応可能
  • プレビューするページ数を指定可能
  • ページ送りなども実装できるため、PDFビューワーをHTMLだけで作れるように
  • メディアユニットでもデフォルトで対応
  • メディア管理で、PDFでプレビューするページ指定可能
  • メディアユニットで、従来のアイコン表示とプレビュー表示を選択可能

エントリーの一括変更機能を追加

Ver. 2.11 で「エントリーの一括編集」の機能が追加されました。 今までは、ステータス、所有者、カテゴリー、所属ブログは一括で変更できましたが、「エントリーの一括編集」機能を使うことで、ユニット以外のエントリー情報を一括で書き換えれるようになりました。

仕様

  • エントリーの絞り込みができる
  • 絞り込んだ中から、チェックをつけて変更するエントリーを選択
  • 部分的に変更箇所のみを指定可能
  • カスタムフィールド にも対応(テンプレートのカスタマイズが必要)

一括変換の値設定画面

一括変換の値設定画面


合宿で行ったハンズオンも公開されていますので、是非お試しください。

https://developer.a-blogcms.jp/hands-on/camp2019autumn/bulk-edit.html

管理画面からメンテナンス表示に変更できる機能を追加

いままで、a-blog cms でメンテナンス画面を表示したい場合は、静的なHTMLを置いて、.htaccessでリライトする方法しかありませんでした。そこで、Ver. 2.11 では、管理画面からGUIでメンテナンス画面に切り替える方法を用意しました。またメンテナンス画面のテンプレートは、a-blog cms のテンプレートエンジンが使えるため、動的な情報も出せる様になっています。


メンテナンス切り替え

メンテナンス切り替え


仕様

  • メンテナンスモードをスタートすると管理者以外がメンテナンス表示に
  • HTTPステータスを指定可能
  • themes/system/_maintenance.html を継承して、メンテナンスページのカスタマイズ可能
  • a-blog cms のテンプレートエンジンが使用可能

HTTP ステータスを指定できますので、ティザーサイトなど、公開前の表示を用意するような運用も可能だと思います。

プレビュー機能に全体のキャプチャ画像をダウンロードできる機能を追加

Ver. 2.8 よりスマホ表示などを確認できるプレビュー機能が追加されたのですが、この機能に新しくキャプチャ機能が追加されました。ディベロッパーの方なら、ブラウザの拡張機能などで簡単にキャプチャは取れていたかと思いますが、あまりウェブに詳しくないクライアントも、便利に利用できるようになったと思います。


プレビューのキャプチャ機能

プレビューのキャプチャ機能


セキュリティ周り

以下のようなセキュリティを強化する機能が追加されました。

ログイン試行制限セキュリティの追加

一定時間におけるログイン試行回数の制限を行うようになりました。 指定された回数連続で間違えると、そのアカウントのログインが一定時間ロックされるようになります。

設定箇所: 管理ページ > コンフィグ > ログイン設定

2段階認証機能を追加

2段階認証機能を追加いたしました。認証方法は以下のようなアプリで発行できる、時間ベースのOTP(TOTP:Time-based One Time Password RFC 6238) を利用しております。

読者登録・パスワードリセット時に、パスワードを自分で指定できるように変更

今までは、パスワードの再設定を行うのに、パスワードリマインダーという形で、メールでランダムに設定されたパスワードを送信していました。こちらを、Ver. 2.11 ではトークンを発行し、パスワード変更可能なURL(時間制限あり)をメールで送信して、そのURLからユーザーが制限時間内に自分でパスワードを設定してもらう形に変更になりました。

パスワード変更可能時間の設定は、 管理ページ > コンフィグ > ログイン設定の 「パスワード変更の有効時間」で設定できます。(デフォルト: 15分)

権限毎にIPアドレス制限をかけれる機能を追加

今までは、一括でログインできる接続元IPアドレスなど指定できていましたが、Ver. 2.11 からは、権限(管理者、編集者、投稿者、読者)ごとに、ログインできる接続元IPを設定できるようになりました。 これにより会員機能をもったサイトなどで、管理者だけがログインできる接続元IPアドレスで制限することで、よりセキュリティを高めることができるようになります。

設定は、管理ページ > コンフィグ > アクセス設定 の「権限制限」で設定することができる様になっております。

パフォーマンス周り

モジュール毎のキャッシュ機能を追加

a-blog cms のキャッシュ機能は基本的に、ページ単位でキャッシュを行う仕組みになっております。 なのでURLが少しでも違うとキャッシュが利用されず、そのページにある全てのモジュールが動作してしまい、もったいない状態でした。

更新頻度の違うパーツ

ページを構成する要素はたくさんありますが、例えば「グローバルナビゲーション」や「フッター」の情報などは頻繁に変わるものではありません。 情報は変わっていないのに、そのページにある他の要素が更新されたことで、このような更新が少ないモジュールも毎回PHPが動作して生成しなおすのは、パフォーマンス的にあまりよろしくありません。

そこでVer. 2.11 では、ページ単位以外に更新頻度が違うモジュールごとにキャッシュができる仕組みを導入しました。

設定方法

モジュールごとに、キャッシュを設定するのはすごく簡単です。モジュールIDの「条件設定」を開き「キャッシュ」に分単位で数値を設定するだけです。 ここで設定した時間がキャッシュの有効期限となります。


モジュールのキャッシュを利用する

モジュールのキャッシュを利用する


lazy load の組み込みJSを追加(js-lazy-load)& 遅延読み込みの組み込みJSを追加(js-lazy-contents)

lazy loadの組み込みJSを今回から標準で提供するようにしました。

Lazy Load とは

「後から必要な時にコンテンツをロードする機能」となります。よく見られる例としては、表示領域にない画像は最初読み込まず、スクロールして表示領域に入ったときに初めて画像をロードするなどです。

メリットとして表示領域以外のコンテンツはロードしないようになるため、最初のロード時にダウンロードするコンテンツ量が少なく済み、パフォーマンスが向上します。

メディアユニット・画像ユニット・ビデオユニット・マップユニットなど、デフォルト状態で Lazy Load対応されています。もちろん組み込みJSですので、カスタムユニットや、カスタムフィールド 、静的な要素にも対応可能です。

合宿で行ったハンズオンも公開されていますので、是非お試しください。

https://developer.a-blogcms.jp/hands-on/camp2019autumn/performance.html

新機能一覧

  • CMS-4874 サブスクリプションライセンスに対応
  • CMS-4952 フロントビルド環境が入った開発テーマ(develop)を追加
  • CMS-4479 エントリーの一括変更機能を追加
  • CMS-4861 ログイン試行制限セキュリティの追加
  • CMS-4862 2段階認証機能を追加
  • CMS-4856 LINEログインの追加
  • CMS-4863 読者登録・パスワードリセット時に、パスワードを自分で指定できるように変更
  • CMS-4875 管理画面からメンテナンス表示に変更できる機能を追加
  • CMS-4316 Yahoo!地図の組み込みJSを用意
  • CMS-4885 組み込みJSおよび、マップユニットのストリートビュー対応
  • CMS-4901 権限毎にIPアドレス制限をかけれる機能を追加
  • CMS-4924 エントリー作成時、更新時のフック処理を用意
  • CMS-4938 プレビュー機能に全体のキャプチャ画像をダウンロードできる機能を追加
  • CMS-4956 モジュール毎のキャッシュ機能を追加
  • CMS-4958 cronなどで利用できるスタンドアローン起動の雛形を用意
  • CMS-4973 遅延読み込みの組み込みJSを追加(js-lazy-contents)
  • CMS-4953 lazy load の組み込みJSを追加(js-lazy-load)
  • CMS-4905 PaperEditorの組み込みJS及びユニットを追加
  • CMS-4932 PDFのプレビュー組み込みJSを追加(js-pdf-viewer)
  • CMS-4963 ルールの拡張機能を追加(Hook.php: customRuleValue)

変更点一覧

  • CMS-5061 校正オプションのサニタイズ処理の仕様を変更(raw指定しない限り必ずサニタイズするように変更)
  • CMS-4923 関連記事選択でフィールド情報が出力できるように変更
  • CMS-4890 会員登録の初期ステータスを設定できるオプションを追加
  • CMS-4775 .htaccessにwebpファイルへのリライトを追加
  • CMS-4957 エントリー一覧管理ページのパフォーマンスを向上
  • CMS-4974 ルールのコンフィグボタンの移動先をコンフィグセット一覧に変更
  • CMS-4935 編集者にフォームとスケジュールの権限を付与(config.system.yaml: form_admin_authority, schedule_admin_authority)
  • CMS-4840 関連記事を記事一覧(Entry_Body, Entry_Summary)でも出力できるように改善
  • CMS-4934 OGP画像のユニットを含めるかどうかのオプションを用意
  • CMS-4988 SmartPhotoのlazyload対応
  • CMS-4991 カスタムフィールドメーカーに LiteEditor, PaperEditor a-table用のソースコードを追加
  • CMS-4997 コンフィグセットの複製機能を追加
  • CMS-4976 メディアでの画像のファイル名をそのままでアップロードできるように変更
  • CMS-4982 メディアユニットでメディアのリンクを上書きできるようにUIを調整
  • CMS-5003 メディアバナーのリンクを上書きできるように変更
  • CMS-5017 メディアタグ管理ページを追加
  • CMS-5048 デフォルトのPing送信先を「http://rpc.pingomatic.com/」に変更
  • CMS-5038 キャッシュ生成リストをキャッシュOFFでも編集できるように変更
  • CMS-5001 ファイルや画像のカスタムフィールド で追加される@xxx系の変数表を用意

修正点一覧

  • CMS-4922 ユーザーのフルテストが生成できない問題を修正
  • CMS-4925 システム更新でデータベースの更新が重い問題を修正
  • CMS-4879 resizeImgで指定サイズより小さい画像の場合、画像に余白が生成される問題を修正
  • CMS-4936 データベース、バックアップ・リストアで大量のメモリを使わないように修正
  • CMS-5010 normalize.cssにかかれてるfont-familyのせいで明朝体になる問題を修正
  • CMS-5013 編集設定のイメージサイズセレクトと画像URLを新規追加したときのinputの幅を修正
  • CMS-4971 カスタムフィールドメーカーのコード部分のスタイル調整
  • CMS-5040 エイリアスのURLでない場合でも、%{ALIAS_DOMAIN} %{ALIAS_CODE} %{ALIAS_NAME} 変数で、ブログの情報が表示されてしまう問題を修正

a-blog cms Ver. 2.11.0 ベータ版 を公開しました!

Advent Calendar 2019 の4日目の記事になります。

先日、11月22, 23日に、 a-blog cms Training Camp 2019 Autumn が開催されました。 合宿に参加された方には先行して 次期バージョンである Ver. 2.11 を触っていただいたのですが、この度一般に向けて a-blog cms Ver. 2.11 ベータ版 を公開することとなりました。

便利な機能もりだくさんですので、是非お試しください!

Ver. 2.11 ベータ版を試す方法

以下 Ver. 2.11 へのアップデート方法になります。まだベータ版となりますので、本番環境でのアップデートはお控えください。

アップデートの場合

private/config.system.yaml に、以下コードを追記ください。

system_update_repository: http://www.a-blogcms.jp/api/update-edge.json

次に管理画面 > コンフィグ > 機能設定のオンラインアップデートで「マイナーバージョンも含める」にすれば、メニューから Ver. 2.11 にアップデートできるようになります。


オンラインアップデートの対象にマイナーバージョンを含める

オンラインアップデートの対象にマイナーバージョンを含める


新規インストールの場合

新規でインストールする場合は、以下より新規パッケージをダウンロードしてお使いください。phpのバージョンによってパッケージが異なりますのでお気をつけください。

php5.3 - 5.5

https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php5.3.zip

php5.6 - 7.0

https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php5.6.zip

php7.1 - 7.2

https://developer.a-blogcms.jp/_package/2.11.0-beta.5/acms2.11.0-beta.5_php7.1.zip

変更箇所

新機能

  • CMS-4856 LINEログインの追加
  • CMS-4861 ログイン試行制限セキュリティの追加
  • CMS-4862 2段階認証機能を追加
  • CMS-4875 管理画面からメンテナンス表示に変更できる機能を追加
  • CMS-4316 Yahoo!地図の組み込みJS(Yahoo!地図, Yahoo! Map Cluster)を用意
  • CMS-4885 組み込みJSおよび、マップユニットのストリートビュー対応
  • CMS-4901 権限毎にIPアドレス制限をかけれる機能を追加
  • CMS-4924 エントリー作成時、更新時のフック処理を用意
  • CMS-4938 プレビュー機能に全体のキャプチャ画像をダウンロードできる機能を追加
  • CMS-4956 モジュール毎のキャッシュ機能を追加
  • CMS-4958 cronなどで利用できるスタンドアローン起動の雛形を用意
  • CMS-4973 in-view の組み込みJSを追加(js-in-view)
  • CMS-4953 lazy load の組み込みJSを追加(js-lazy-load)
  • CMS-4479 エントリーの一括変更機能を追加
  • CMS-4905 PaperEditorの組み込みJS及びユニットを追加
  • CMS-4932 PDFのプレビュー組み込みJSを追加(js-pdf-viewer)& メディア機能をPDFプレビューに対応
  • CMS-4997 コンフィグセットの複製機能を追加
  • CMS-4963 ルールの拡張機能を追加(Hook.php: customRuleValue)
  • CMS-4952 ビルド環境が入った開発テーマ(develop)を追加

変更点

  • CMS-4863 読者登録・パスワードリセット時に、パスワードを自分で指定できるように変更
  • CMS-4878 php5.3-5.5パッケージにpolyfill追加
  • CMS-4923 関連記事選択でフィールド情報が出力できるように変更
  • CMS-4890 会員登録の初期ステータスを設定できるオプションを追加
  • CMS-4775 .htaccessにwebpファイルへのリライトを追加
  • CMS-4974 ルールのコンフィグボタンの移動先をコンフィグセット一覧に変更
  • CMS-4935 編集者にフォームとスケジュールの権限を付与(config.system.yaml: form_admin_authority, schedule_admin_authority)
  • CMS-4840 関連記事を記事一覧(Entry_Body, Entry_Summary)でも出力できるように改善
  • CMS-4934 OGP画像のユニットを含めるかどうかのオプションを用意
  • CMS-4988 SmartPhotoのlazyload対応
  • CMS-4991 カスタムフィールドメーカーに LiteEditor, PaperEditor a-table用のソースコードを追加
  • CMS-4976 メディアでの画像のファイル名をそのままでアップロードできるように変更
  • CMS-4982 メディアユニットでメディアのリンクを上書きできるようにUIを調整
  • CMS-5003 メディアバナーのリンクを上書きできるように変更

バグフィックス

  • CMS-4922 ユーザーのフルテストが生成できない問題を修正
  • CMS-4925 システム更新でデータベースの更新が重い問題を修正
  • CMS-4957 エントリー一覧管理ページのパフォーマンスを向上
  • CMS-4109 DBのインデックスを調整
  • CMS-4879 resizeImgで指定サイズより小さい画像の場合、画像に余白が生成される問題を修正
  • CMS-4936 データベースのバックアップ、リストアで大量のメモリを使わないように修正

Advent Calendar 2019 1日目の記事(かずみちさん) でも機能紹介がされてますので、是非こちらも参照ください。

a-blog cms Ver. 2.8.29 をリリース

本日2018年08月20日にフィックスバージョンのVer. 2.8.29をリリースしました。下記の修正が行われております。

Ver. 2.8.29 修正箇所一覧

  • CMS-4172 Ver. 1系のフォームログが壊れている場合、フォームログが確認できない問題を修正
  • CMS-4131 js-viewingでflex, table, gridは取り除かないように修正
  • CMS-4184 Unit_Listモジュールでカスタムユニット変数&拡張ユニットが使えるように修正
  • CMS-4186 リダイレクトの設定によってはモジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正
  • CMS-4187 iOS端末から更新するとキャッシュがクリアされない場合がある問題を修正
  • CMS-4188 サブドメイン間移動でログインセッションが切れやすい問題を修正(config.server.php DOMAIN_BASEを設定)
  • CMS-4178 ScheduleモジュールでPHPエラーが表示される場合がある問題を修正
  • CMS-4182 php7.2で関連記事が0件の場合Entry_Summaryでphpのエラーが出る問題を修正
  • CMS-4192 各テーマでdiscriptionメタタグでサマリーのtrimを長くなるように修正
  • CMS-4167 システム更新時に config.server.php もバックアップするように修正
  • CMS-4176 静的書き出しでのhttps証明書により書き出しできない場合がある問題の修正
  • CMS-4134 テンプレート書き出しからhtmlフォーマットチェックを除外
  • CMS-4140 Navigationモジュールの子要素属性(attr)変数をスニペットに追加
  • CMS-4199 IE11以下でvalidator.jsが動かない問題を修正
  • CMS-4200 CSVインポートでアップデート判定項目変更機能(プロ版以上)が動作していない問題を修正

修正箇所詳細

以下、修正内容の詳細になります。

CMS-4172 Ver. 1系のフォームログが壊れている場合、フォームログが確認できない問題を修正

Ver. 1系のa-blog cmsを2系にアップデートした時、フォームのログデータが壊れている場合、管理画面から確認できない不具合を修正しました。

CMS-4131 js-viewingでflex, table, gridは取り除かないように修正

js-viewing組み込みJSは、現在いるURLと同じリンクのa要素を外す機能です。 今までは、デフォルトで display属性が「block」「inline-block」の時のみa要素を外さないようにしていましたが、下記のように対象値が増えました。

  • block
  • inline-block
  • flex
  • grid
  • table

CMS-4184 Unit_Listモジュールでカスタムユニット変数&拡張ユニットが使えるように修正

Ver. 2.8.28 までは、ユニットリストではカスタムユニットや拡張されたユニットは表示できませんでした。

  • custom
  • custom_hoge

これを今回の改修で表示できるようにしました。

拡張ユニットの場合は、ユニット表示のテンプレートと同じようにブロックを 「<!-- BEGIN unit:loop -->」内に追記します。

<!-- BEGIN unit:loop -->
<!-- BEGIN unit#custom_hoge -->
...
<!-- END unit#custom_hoge -->
<!-- END unit:loop -->

CMS-4186 リダイレクトの設定によってはモジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正

「index.html」を「/」にリダイレクトしている時、モジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正しました。

CMS-4187 iOS端末から更新するとキャッシュがクリアされない場合がある問題を修正

iOS端末からエントリーを更新した時、大きな画像アップロードがあると、CMSのキャッシュが即時にクリアされない問題を修正しました。

CMS-4188 サブドメイン間移動でログインセッションが切れやすい問題を修正

サブドメイン拡張ライセンスで、ブログ毎にドメインを変更している場合、同時に複数タブを開くとセッションが切れやすい問題がありました。これを以下の設定をすることにより、セッションが切れにくくなるように修正しました。

config.server.php: 4行目付近

define('DOMAIN_BASE', 'example.com');

例えば、以下のようなドメインで運用している場合、基本ドメインとなる「example.com」を 「DOMAIN_BASE」に設定します。

  • www.example.com
  • blog.example.com
  • news.example.com
  • jp.example.com

CMS-4176 静的書き出しでのhttps証明書により書き出しできない場合がある問題の修正

「静的書き出し機能(プロフェッショナル版以上)」で、「自己署名証明書」でのhttps表示時に書き出しが動作しない問題を修正しました。

CMS-4134 テンプレート書き出しからhtmlフォーマットチェックを除外

「テンプレート書き出し機能」で MIMEタイプが「html」と判定された場合、htmlフォーマットをチェックする機能から除外しました。これは、テンプレート書き出しでは部分的なテンプレート書き出しや、html以外の書き出しもあるためです。

CMS-4199 IE11以下でvalidator.jsが動かない問題を修正

IE11以下で、JavaScriptによるフォームのバリデート(チェック)が動作していない問題を修正しました。

CMS-4200 CSVインポートでアップデート判定項目変更機能(プロ版以上)が動作していない問題を修正

「CSVインポート機能」で、プロフェッショナル版以上で動作する、entory_id以外の項目をキーしたエントリー更新ができない状況を修正しました。

以上、Ver. 2.8.29での修正内容になります。

a-blog cms Ver. 2.8.0-beta を公開!

a-blog cms Ver. 2.8.0-beta

a-blog cms Ver. 2.8.0-beta


開発の伊藤です。

大変お待たせしました。 ようやくa-blog cmsの次期バージョンであるa-blog cms Ver. 2.8.0のベータ版をダウンロード出来るようになりました。

Ver. 2.8.0 の目玉機能であるボタン1つでのアップデート機能がありますので、これから開発する案件などでも是非お試しください。

開発版になりますので、すでに運用中のサイトにはインストールしないようお願いします。

新規インストール版

php5.3.3 - php5.5.x 版

ダウンロード

php5.6.x - php7.0.x 版

ダウンロード

php7.1.x - php7.2.x 版

ダウンロード

a-blog cms Ver. 2.8.0-beta.18, 19 をお試しの方

現状 a-blog cms Ver. 2.8.0-beta.18, 19 をご利用の場合は、不具合により自動アップデートが動作しません。

php/ACMS/POST/Update/Exec.php 72行目付近のコメントアウトを外すことでアップデートできるようになります。

            // System Update
            $downloadService->download($dest, $url);
            $placeFileService->exec($new_path, $backup_dir);

a-blog cms Ver. 2.8.0-beta.4 をお試しの方

現状 a-blog cms Ver. 2.8.0-beta.4 をご利用の場合は、不具合により自動アップデートが動作しません。 以下パッチを適応することにより、自動アップデートできるようになりますので、お手数ですが適応お願いいたします。


ファイルを開く

パッチファイル

php/ACMS/POST/Update を パッチファイルのものと置き換えてください。

予定より遅れており申し訳ございません。ただもう少しでリリース出来そうです! Ver. 2.8の変更点をまとめたものも、近いうちに公開したいと思います。

簡単セットアップファイル

Windows XAMPP 版と Mac OS MAMP 版を用意しました。まずは、ローカル環境でお試しください。


ファイルを開く

ablogcms28b_setup_xampp.zip

ファイルを開く

ablogcms28b_setup_mamp.zip

a-blog cms Ver 2.5.0 β2 のご案内


次のバージョンVer2.5.0をリリースする前に、皆様にお試しいただくために、β版をダウンロードできるようにしました。

注意事項

βバージョンはリリース前の開発版です。公開されているWebサイトには使用しないでください。フィードバックや使ってみた感想のSNSやブログでの公開は大歓迎です。

ダウンロードURL

今回は新規インストール版のみ配布させていただきます。

php5.5.x〜用

〜php5.4.x用

要望、不具合報告などありましたらソーシャルまたはフォーラムにトピックを作りましたので、フィードバック頂けるとありがたいです。 ご意見・ご要望はこちら