フォームオプション

validator ( v )

フィールドを検証する設定項目です。”validator#required” は “v#required” と省略することができます。

次の例では、”mailaddress” という名前のカスタムフィールドを追加し、正しいメールアドレスであることをチェックします。

例:正しいメールアドレスが入力されているかのチェック

<input name="mailaddress" type="text" value="" />
<input type="hidden" name="field[]" value="mailaddress" />
<input type="hidden" name="mailaddress:validator#email" />
required フィールドに「入力が必須である」という属性を指定します。 ソース
例)<input type="hidden" name="filedname:v#required" />
minlength フィールドに文字数の下限を指定します。
maxlength フィールドに文字数の上限を指定します。 ソース
例)<input type="hidden" name="filedname:v#maxlength" value="20" />
min フィールドが数値の時、数値の下限を指定します。
max フィールドが数値の時、数値の上限を指定します。
regex フィールドの内容が "正規表現にマッチ" するかどうかをチェックします。 ソース
例)<input type="hidden" name="tel:v#regex" value="\d\{2,4\}-\d\{2,4\}-\d\{4\}" />
digits フィールドの内容が "数値" かどうかをチェックします。
email フィールドの内容が "正しいメールアドレス" かどうかをチェックします。
url フィールドの内容が "正しいURL" かどうかをチェックします。
equalTo フィールドの内容が "指定された別のフィールド" と同じかどうかをチェックします。(ソースはパスワードの再確認フォームの例です) ソース
例)<input name="password" type="text" value="" />
<input type="hidden" name="field[]" value="password" />
<input name="password2" type="text" value="" />
<input type="hidden" name="field[]" value="password2" />
<input type="hidden" name="password2:v#equalTo" value="password" />
dates フィールドの内容が"日付系の校正オプションを適用可能な形式"かどうかチェックします。
適用可能な形式:
(月と日が1桁の場合、2桁目の0は必須ではありません)
1985-08-26、1985/08/26、1985.08.26、s60.8/26、h21.5.11
katakana フィールドの内容が"カタカナ"かどうかチェックします。
"カタカナ" 以外はエラーとなる仕様のため、スペースなどが入力された場合もエラーとみなします。
hiragana フィールドの内容が"ひらがな"かどうかチェックします。
"ひらがな" 以外はエラーとなる仕様のため、スペースなどが入力された場合もエラーとみなします。
times 時間系の校正オプションを適用可能な形式かチェック
all_maxChecked チェックボックス等の選択数の上限を指定します。
all_minChecked チェックボックス等の選択数の下限を指定します。
all_justChecked チェックボックス等の選択数を指定します。
duplication 過去に送信されたメールアドレスかどうかをチェックします。こちらの設定はテンプレートではなく、フォーム設定で、設定する必要があります。
filesize ファイルサイズをチェックします。KBで指定。 ソース
例)<input type="hidden" name="pdf:v#filesize" value="500" />
password コンフィグで設定したパスワードポリシーに違反していないかをチェックします。

converter ( c )

指定されたフィールドを任意の形式に変換します。これは、変換に指定できるオプションPHPのmb_convert_kana関数に依存します。mb_convert_kana関数の仕様にならい、複数のオプションを指定することもできます。詳細は、上記のリファレンスをご確認ください。

次の例ではaddressという名前のカスタムフィールドを追加し、送信時に入力内容の全角英数を半角英数に変換しています。

例:送信時に入力内容の全角英数を半角英数に変換する

<input name="address" type="text" value="" />
<input type="hidden" name="field[]" value="address" />
<input type="hidden" name="address:c" value="a" />
オプション 意味
r 「全角」英字を「半角」に変換します。
R 「半角」英字を「全角」に変換します。
n 「全角」数字を「半角」に変換します。
N 「半角」数字を「全角」に変換します。
a 「全角」英数字を「半角」に変換します。
A 「半角」英数字を「全角」に変換します。
s 「全角」スペースを「半角」に変換します(U+3000 -> U+0020)。
S 「半角」スペースを「全角」に変換します(U+0020 -> U+3000)。
k 「全角カタカナ」を「半角カタカナ」に変換します。
K 「半角カタカナ」を「全角カタカナ」に変換します。
h 「全角ひらがな」を「半角カタカナ」に変換します。
H 「半角カタカナ」を「全角ひらがな」に変換します。
c 「全角カタカナ」を「全角ひらがな」に変換します。
C 「全角ひらがな」を「全角カタカナ」に変換します。
V 濁点付きの文字を一文字に変換します。"K", "H" と共に使用します。