メールマガジンを配信する

メールマガジン機能を使った配信の準備について説明します。
このマニュアルは、a-blog cms Ver.2.1.0をもとに説明しています。ご利用のバージョンによって、画面表示や内容が若干異なる場合があります。ご了承ください。
メールマガジン機能は Ver.2.0より無償でお使いいただけます。

メールマガジン機能とは?

a-blog cmsでは、ブログのユーザーに対し、ブログのエントリーをメールとしたものを送信できます。メールはHTMLメールとテキストメールの2種類のメールを同時に送る事ができます。a-blog cmsではこの機能を[メールマガジン機能]としています。
ブログのエントリーをHTMLメールのテンプレートを使って送ることで、以下のようなメリットが考えられます。
・自由なレイアウトを実現したり、効果的な画像を差し込める
・本文がブログのエントリーなので、メールマガジンのバックナンバー構築が容易

メールマガジン機能を使用するための設定

メールマガジン機能を有効にする

メールマガジン機能を使用するためには、まず管理ページのコンフィグ一覧の中の機能設定からメールマガジン機能を有効にする必要があります。(「ブログの機能設定」を参考にしてください)


コンフィグ>機能設定から機能を有効にします

コンフィグ>機能設定から機能を有効にします

ユーザー毎の受け取りの可否を設定する

ユーザーにはPC用、携帯電話用の各メールアドレスの受け取り可否についてのチェックボックスがあります。各ユーザーごとに受け取りの設定ができます。PC用メールアドレスはHTMLメール、携帯用メールアドレスはテキストメールが送られます。


各メールアドレスに受け取りチェックがあります

各メールアドレスに受け取りチェックがあります

テンプレート等の詳細を設定する

メールマガジンの送信元や件名、本文のテンプレート等を設定します。


コンフィグ>メール設定から登録します

コンフィグ>メール設定から登録します


From

送信されるメールの差出人を指定します。

To

送信されるメールの宛先を指定します。

件名テンプレート

送信されるメールの件名になる文章の雛形が記述されているテンプレートファイルの場所を指定します。

本文テンプレート(プレーンテキスト)

送信されるメールのテキスト形式の本文になる文章の雛形が記述されているテンプレートファイルの場所を指定します。

本文テンプレート(HTML)

送信されるメールのHTML形式の本文になる文章の雛形が記述されているテンプレートファイルの場所を指定します。

一斉同報件数

一通のメールでBccに指定する登録ユーザーのメールアドレスの最大数。この数字を大きくし過ぎるとプロバイダによってはスパムと判断されてしまう場合があります。

テンプレートの準備

メールマガジン用の標準テンプレートは /themes/system/mail/entry/ に格納されています。必要に応じて変更してご利用ください。 各テンプレート内ではa-blog cmsの変数を使用できます。

subject.txt

メールマガジンの件名のテンプレートです。 /themes/system/mail/entry/subject.txt

body.txt

テキスト形式で送信する場合の本文のテンプレートです。 /themes/system/mail/entry/body.txt

body.html

HTML形式で送信する場合の本文のテンプレートです。 /themes/system/mail/entry/body.html

メールマガジンの作成と送信

メールマガジン送信の準備ができたら、いよいよ作成、送信です。

メールマガジンを作成する

a-blog cmsのメールマガジンはブログのエントリーを送信します。このため、メールマガジン自体はエントリーとして作成する必要があります。 メールマガジン用としてのエントリーも、通常のエントリーと同じ手順での作成となります。

メールマガジンを送信する

メールマガジンの送信は、エントリーの詳細ページから行います。 ログイン後、送信したいエントリーの詳細ページに移動すると、画面上部の[エントリー作成]などのボタンと同じ箇所に[このエントリーをメールで送信]というボタンと[一斉送信]というチェックボックスがあります。


[一斉送信]にチェックをして[このエントリーをメールで送信]をクリックすると、表示しているエントリーがメールマガジンのテンプレートに入った状態で送信されます。
横のブログ名のところで選択されているブログユーザーに対してメールが送信されます。

テスト送信を行う場合には[一斉送信]のチェックを外すことで、ユーザー宛には送らず(送信チェックのあるユーザーのメールアドレスをBccに入れず)に送信テストができます。送信テストのメールはコンフィグのメール設定でToに指定したメールアドレスに送ることができます。