XAMPP for Windows 3.2 を使ってローカル環境へ簡単にインストールする

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a-blog cmsを Windowsのローカル環境 XAMPP に、標準インストーラーではなく「XAMPP専用の簡単セットアップ」を利用して設置する方法をご説明します。

簡単セットアップは、標準のインストーラーを起動できる環境を準備するためのプログラムです。

以下の手順で a-blog cms のインストール画面が表示されます。

  1. XAMPPをインストールする
  2. 簡単セットアップをダウンロードする
  3. 設置先にアップロードする
  4. a-blog cms をインストールする
  1. XAMPPをインストールする

今回はXAMPP for Windowsというアプリケーションを使用します。XAMMPを使えば、ローカル環境でApache、 MySQL、 PHP、Perl、phpMyAdminなどを利用できます。 XAMMP公式サイトからダウンロードしてください。 XAMMP for Windows ダウンロードページ ダウンロードしたファイルを展開し、画面の指示に従ってXAMPPをインストールしてください。

インストール時のキャプチャ画像(参考)



XAMPPの環境設定


XAMPP コントロールパネル


デスクトップにあるXAMPP for Windowsアイコンをダブルクリックし、コントロールパネルを立ち上げます。

XAMPPでは、コントロールパネル上でApacheやMySQL等を開始・停止させることができます。Apacheが起動されていないとブラウザで表示されなかったり、MySQLが起動させていないとデータベースが動作いたしませんのでお気をつけください。


  1. 簡単セットアップをダウンロードする

サーバー毎に用意されている「簡単セットアップ」を利用します。今回は、XAMPP用を選択してください。

簡単セットアップダウンロード


簡単セットアップをダウンロードする

簡単セットアップをダウンロードする


XAMPP専用の簡単セットアップで出来る事

「標準インストーラー」を起動する前段階で a-blog cms をインストールする環境を構築する作業を自動化するためのプログラムで以下の作業を自動化しています。

  1. PHPのバージョンチェック
  2. 利用されるPHPのバージョンに合わせた a-blog cms のパッケージを直接ダウンロード
  3. ダウンロードしたファイルを解凍し設置先に移動
  4. サーバーにあわせた ionCube Loader を直接ダウンロード
  5. ダウンロードしたファイルを解凍
  6. ionCube Loader 等を利用する設定を php.ini に設定
  7. .htaccess を有効にし、サーバーにあわせた設定
  8. ダウンロードした圧縮ファイル等の削除
  9. a-blog cms インストーラーを起動
  1. 設置先に「簡単セットアップ」をアップロードする

ダウンロードしたファイルを解凍し setup.php ファイルのみをサーバーのインストールしたいディレクトリにアップロードします。

http://localhost/ で a-blog cms が動作すればいいのであれば、xampp / htdocs のディレクトリにアップロードすると、 http://localhost/setup.php で表示できるようになります。

  1. a-blog cms をインストールする

http://localhost/setup.php にアクセスすると、a-blog cms 「標準インストーラー」のダウンロードや環境のセットアップ等が行われます。

インターネットのアクセス環境にもよりますが、数十秒〜数分画面に変化がない事があるかもしれませんがお待ちください。C:\xampp\htdocs\ を Finder で開いていると zip ファイルのサイズが増えている事が確認できます。a-blog cms と ioncube のファイルのダウンロードが行われるとサーバーの環境を自動調整しされます。

XAMPP を再起動

XAMPPを再起動して http://localhost/ にアクセスしてください。 という表示がブラウザ上に表示されたら XAMP を再起動(サーバを停止&起動)し、 http://localhost/ にアクセスしてください。


セットアップ画面にアクセス

セットアップ画面にアクセス


ドメインの設定

ドメインの設定については、そのままで大丈夫です。

もし、利用したいドメインがフォーム上に入力されていないのであれば、利用したいドメインにURLを変更して前の画面からやり直してください。(独自ドメインの利用については、コントロールパネル上で設定が済んでいる必要があります)


ドメイン設定をする

ドメイン設定をする


データベースの設定

データベースの設定画面では、MySQL データベースの作成で用意した設定を入力してください。

(setup.php に事前に追記してある場合は自動入力されています。)

データベース サーバlocalhost
データベース名DBacms
データベース ユーザ名root
接続用パスワード********
テーブル先頭文字列acms_
データベース文字コードUTF-8

※ appleple の部分はユーザー毎に違う文字列になります。(パスワードについても同様です)

サーバの準備ができた際に送られてくるメールに「データベース情報」が書かれています。こちらのユーザー名が、今回設定する「データベース ユーザー名」になります。

サーバーの初期状態でデータベースは1つユーザー名と同じものが作られていますので、「データベース名」もユーザー名と同じもので設定が可能です。(コントロールパネルで新しいデータベースを作る事も可能です)


データベース接続設定をする

データベース接続設定をする


ブログとユーザーの設定


ブログとユーザーの設定画面では、インストール時の初期テーマを決めることができます。

下の図の各入力欄には、ユーザー名メールアドレスユーザーIDパスワードを入力します。メールアドレスにはシステムから通知が届くアドレスを設定してください。

パスワードが分からなくなった時のために、メールアドレスは普段利用しているものを必ず設定してください。


インストールデータを設定する

インストールデータを設定する


ブログの名前やユーザーの設定については、管理ページで後から変更する事が可能です。

最後に

最後に、setupディレクトリ名を変更する事でインストールが完了します。

このページから setup ディレクトリを変更する機能が用意されておりますので、setup を他の名前に変更してください。(表示された時点で setup_ランダム文字列 が設定されています)もし、移動ボタンをクリックしないで画面を閉じて終了してしまった場合には、FTPソフト上から setupディレクトリの名前を変更してください。


インストール完了!

インストール完了!


これで無事にインストールが完了です。

管理ページにアクセスする際には、インストールしたサイトのURL に /login/ をつけてアクセスする事でログイン画面が表示されます。