Ver. 3.2.6 & Ver. 3.1.59 リリースのお知らせの


この記事では、2025年10月28日にリリースした Ver. 3.2.6Ver. 3.1.59 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.6 修正点

  • CMS-7385 非推奨警告の監査ログの肥大化に対応するため、同じログを24時間に1回までになるように改善
  • CMS-7389 v3.2.4 より Entry_Body で Undefined array key 'y' エラーが発生する問題の修正
  • CMS-7390 v3.2.4 より V2_Category_EntrySummary でphpエラーが発生する問題の修正
  • CMS-7391 v3.2.4 で メディアユニットにファイルのメディアを登録した場合、アイコンの x, y 変数が出力されない問題の修正
  • CMS-7392 カスタムフィールドメーカーが表示されない問題
  • CMS-7393 管理画面のカラーピッカーをブラウザ標準の機能に変更
  • CMS-7395 V2_Entry_Bodyのスニペットのタグ表示部分の条件式を修正
  • CMS-7397 Develop テーマ を v1.0.3 を更新

Ver. 3.1.59 修正点

  • CMS-7394 管理画面のカラーピッカーをブラウザ標準の機能に変更

リリースノートの補足


CMS-7385 非推奨警告の監査ログの肥大化に対応するため、同じログを24時間に1回までになるように改善

Ver. 3.2 で非推奨となった機能を使用した際、デバッグモード時に監査ログへ記録されるようになりましたが、現状ではアクセスのたびに同じ内容が記録されるため、同一ログが大量に生成される問題がありました。

この問題に対し、同一内容のログについては 24時間に1回のみ記録する ように制御を加え、大量のログが出力されないよう改善しました。

非推奨の監査ログが大量発生してしまっていた。
非推奨の監査ログ

CMS-7393 管理画面のカラーピッカーをブラウザ標準の機能に変更

これまで管理画面では独自実装のカラーピッカーを使用していましたが、操作性などに課題がありました。

今回の改善により、カラーピッカーはブラウザ標準の入力UIを利用するようになり、より軽量かつ安定した動作を実現しました。これにより、OSやブラウザの環境に応じた自然なUIで色を選択できるようになります。


CMS-7397 Develop テーマを v1.0.3 に更新

  • エントリー詳細テンプレートで、JSの読み込みがされない問題を修正

  • お問い合わせフォームのテキストエリアに不要な空文字が入ってしまう問題の修正

https://github.com/appleple/acms-develop/compare/v1.0.1...v1.0.3


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.2.7 & Ver. 3.1.60 リリースのお知らせ


この記事では、2025年10月31日にリリースした Ver. 3.2.7Ver. 3.1.60 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.7 修正点

  • CMS-7398 Undefined array key \"text_tag_xxxxxxxxxx\" エラーを修正
  • CMS-7399 @verbatim ブロックを利用しても include したファイル内で波括弧が削除されてしまう問題の修正
  • CMS-7400 API 機能(v1) で、メディアなどのアセット系のURLが絶対パスに変換されて出力されてしまう問題の修正
  • CMS-7401 setup プログラムからのDBアップデートだとDBのデータコンバート機能が動作しない問題の修正

Ver. 3.1.60 修正点

  • CMS-7403 setup プログラムからのDBアップデートだとDBのデータコンバート機能が動作しない問題の修正

リリースノートの補足


CMS-7401 setup プログラムからのDBアップデートだとDBのデータコンバート機能が動作しない問題の修正

a-blog cms Ver. 3.2.6 および Ver. 3.1.59 において、メンテナンスプログラム(setup)からのデータベースアップデート時にデータコンバ ート機能が正常に動作しない問題を修正しました。

修正内容

セットアッププログラム(setup/update.php)からのDBアップデート時に、以下のデータコンバート処理が実行されない問題を修正し ました。(管理画面からのアップデートでは本不具合は発生しません。

  • カスタムユニットのデータを acms_fieldテーブル・acms_field_revテーブルに移行する処理

  • ユニットの配置情報(column_align)を状態情報(column_status)として扱えるように変更する処理

  • 監査ログの秘匿化項目をマスク化する処理

本修正により、メンテナンスプログラム(setup)からのアップデートでも、オンラインアップデートと同様にデータコンバート機能が正常に動作するようになりました。

影響範囲

データベースアップデートが正常に実行されなかった場合、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • Ver. 3.2 で非表示ユニットが表示されてしまう問題

  • Ver. 3.2 でカスタムユニットのデータが、エントリー編集画面や公開ページで表示されない

  • Ver. 3.2 及び Ver. 3.1 で過去の監査ログに記録されたパスワードやメールアドレスなどの機密情報が、マスク化されずに平文のまま残ってしまう

本バージョン(Ver. 3.1.60 / Ver. 3.2.7)へアップデートすることで、上記のデータコンバート処理が自動的に実行され、これらの問題が解消されます。

特に、非表示ユニットが表示されてしまう問題については、意図しない情報の公開につながる可能性があるため、該当する環境では早急にアップデートを実施することを推奨します。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。