v3.2.12 ~ v3.2.13 でバージョンを上書き時にメインのエントリーのデータも上書きされてしまう不具合が発見されました


現象

以下の条件の場合、バージョンを上書き時にメインのエントリーのデータも上書きされてしまう不具合が確認されました。

再現する条件

  • a-blog cms Ver. 3.2.12 〜 Ver. 3.2.13

対応方法

この問題が修正された、Ver. 3.2.14 がリリースされています。Ver. 3.2.12 〜 Ver. 3.2.13 をお使いの場合は、お手数ですがアップデートをお願いいたします


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アップデート方法

主なアップデート方法は以下の3種類あります。

  • オンラインアップデート
  • 簡単アップデート (手動)
  • 手動アップデート

また、各アップデート時にはテンプレート修正が必要なバージョンがありますので、アップデート時には対象のバージョンだった場合ご対応の上、アップデートをお願いいたします。

Ver. 3.2.15 & Ver. 3.1.67 リリースのお知らせ


この記事では、2026年3月9日にリリースした Ver. 3.2.15Ver. 3.1.67 の変更内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。


リリースノート

Ver. 3.2.15 の変更点

features

  • CMS-7531 テンプレートのパスの書き換え機能で、audio/video/meta OGP/SVG/CSS url() などの要素・属性に対応

  • CMS-7532 デバッグモード時にTwig テンプレートの {% include %} タグおよび {{ include() }} 関数の前後に、デバッグ用 HTML コメントを出力する機能を追加

fixed

  • CMS-7528 V2 モジュールIDの設定で「モジュールユニットで使用」が有効化できてしまう問題の修正

  • CMS-7535 PDFのサムネイル画像が生成されないバージョンからアップデートすると、メディアユニットで、アイコンのサイズ変数が空になる問題を修正

  • CMS-7536 データベースのリストアで、バックアップデータ(SQL)に余分な空白文字がある場合にリストアに失敗する問題を修正

  • CMS-7538 ブロックエディターでリンクボタンのラベルにテキスト入力しようとすると NotFoundError: Failed to execute 'removeChild' on 'Node': The node to be removed is not a child of this node. エラーが発生する場合がある問題の修正

  • CMS-7539 Ver. 3.1.12 よりCSVインポートでブロックエディターが正しく登録されない問題の修正

  • CMS-7541 acmsPath 関数でのURL組み立て時に親カテゴリーのインデキシングが無効だとURLに親カテゴリーコードが入らない問題の修正

  • CMS-7543 V2 モジュールのカスタムフィールドを出力時に数字のみの値で先頭の0が消えてしまう問題の修正

  • CMS-7545 WYSIWYGのIME入力で改行と確定の二重実行が起きる問題を修正

  • CMS-7544 クイックサーチからスニペット・変数表を表示時のレスポンスが404エラーになる問題の修正

Ver. 3.1.67 の変更点

fixed

  • CMS-7537 データベースのリストアで、バックアップデータ(SQL)に余分な空白文字がある場合にリストアに失敗する問題を修正

  • CMS-7542 acmsPath 関数でのURL組み立て時に親カテゴリーのインデキシングが無効だとURLに親カテゴリーコードが入らない問題の修正

  • CMS-7547 クイックサーチからスニペット・変数表を表示時のレスポンスが404エラーになる問題の修正

  • CMS-7550 WYSIWYGのIME入力で改行と確定の二重実行が起きる問題を修正


リリースノートの補足

CMS-7531 テンプレートのパスの書き換え機能で、audio/video/meta OGP/SVG/CSS url() などの要素・属性に対応

テンプレート内のリソースパスを一括書き換えする機能の対応範囲を拡張しました。

従来は img, script, iframe などの src 属性が主な対象でしたが、今回の対応により HTML5 のメディア要素・OGP メタタグ・SVG・CSS の url() まで幅広くカバーされます。

詳細はパスの書き換えのドキュメントをご確認ください。

新たに対応した要素・属性

メディア要素

要素

属性

備考

audio, video, embed, track

src

source

src

<audio>, <video> 内のソース指定

video

poster

サムネイル画像のパス

CSS

対象

内容

<style> タグ / インライン style 属性

url() 関数内のパスを解決

meta 要素

種別

対象属性

OGP

og:image, og:audio, og:video 等の content 属性

Twitter Card

twitter:imagecontent 属性

Windows Tile

msapplication-*content 属性

SVG 要素

要素

属性

備考

image, use

href / xlink:href

# で始まるシンボル参照は除外

link 要素

要素

属性

link

imagesrcset

CMS-7532 デバッグモード時に Twig テンプレートの {% include %} タグおよび {{ include() }} 関数の前後に、デバッグ用 HTML コメントを出力する機能を追加

デバッグモード有効時に、Twig の {% include %} / {{ include() }} によってインクルードされるテンプレートの前後に、ファイルパスを示す HTML コメントが自動出力されるようになりました。

ブラウザの開発者ツールで HTML ソースを確認することで、ページのどの部分がどのテンプレートファイルによって描画されているかをすばやく特定できます。

出力されるコメントの例

<!-- Start of include : source=themes/your-theme/include/header.twig -->
...インクルードされた内容...
<!-- End of include : source=themes/your-theme/include/header.twig -->

最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

オンラインアップデート

オンラインアップデートは管理画面からマイナーバージョンと、パッチバージョンのアップデートする方法です。Ver. 2.8.0 から利用可能です。
バックアップを取ったのちアップデートを行いますので安心して利用できます。特に意図がない場合は、オンラインアップデートの利用を推奨します。

更新されるファイル

アップデートを実行すると、a-blog cms の以下のファイル・ディレクトリが置き換わります。

  • acms.js
  • index.php
  • js
  • lang
  • php
  • private/config.sytem.default.yaml
  • themes/system

オプション

管理画面 > コンフィグ > 機能設定 の 「オンラインアップデート」にオプションがあります

  • パッチバージョンのみ(デフォルト)
  • マイナーバージョンも含める
  • 更新メニューを非表示

デフォルトのパッチバージョンのみ

不具合修正のバージョンのみアップデートを行います。仕様変更などは含まれませんので、安心してアップデートできます。

マイナーバージョンも含める

Ver. 2.8 から Ver. 2.9 へのアップデートのようにマイナーバージョンアップの更新も出来るようになります。

更新メニューを非表示

管理メニューに更新メニューを出さないようにします。お客様に引き渡す時に、あまり触ってほしくない場合などに便利です。


デフォルトのパッチバージョンのみ パッチバージョン(=不具合修正のバージョン)のみアップデートを行います。パッチバージョンには仕様変更が行われたバージョンは含まれませんので、安心してアップデートできます。
マイナーバージョンも含める たとえば Ver.2.8 から Ver.2.9 へのアップデートのようにマイナーバージョンアップの更新も出来るようになります。マイナーバージョンアップには仕様変更が行われたバージョンも含まれます。
更新メニューを非表示 管理メニューに更新メニューを出さないようにします。例えば、納品後に更新者にアップデートしてほしくない場合などに便利です。

アップデートで更新しないファイルを指定する

カスタマイズする中でどうしても、a-blog cms のコアファイルをカスタマイズしてしまう場合があります。 この状態でアップデートを行なってしまうと、新バージョンのファイルで上書きされてしまい、カスタマイズした箇所が戻ってしまいます。

このような場合、private/config.system.yaml に更新しないファイルを指定することにより、アップデートによる上書きを回避できます。

system_update_ignore: [] # アップデートしないファイルを配列で指定 例: [js/config.js] カンマ区切りで指定

例)「js/config.js」と「php/ACMS/POST.php」をカスタマイズしている場合

system_update_ignore: [js/config.js,php/ACMS/POST.php] 

新しいバージョンで上書きされなくなりますので、カスタマイズ内容によっては新しいバージョンと整合性が取れず、不具合がでてしまう危険性があります。
コアファイルのカスタマイズは、この危険性を理解のうえ行なってください。


自動アップデート

Ver. 3.2 から、CMSアップデートを管理画面からアップデートを実行しなくても、指定した時間帯に自動でアップデートする機能が追加されました。

  • デフォルト機能オフ

  • パッチバージョンのみ対応

  • 自動更新する時間帯を指定可能

  • 自動更新する曜日を指定可能

管理画面 > コンフィグ > 機能設定 で設定が行えます。