Ver. 3.2.0


  • PHP 8.1 〜 PHP8.4 対応

  • 標準CSSフレームワークの仕様変更

  • サイズセレクトの表示サイズに設定されたスタイル属性及びクラスの出力位置変更

  • 引用ユニットを埋め込みユニットに名称変更

  • 一部組み込みJSの廃止

  • cart@blog テーマを廃止

  • コンフィグで設定するメタ情報を廃止(%{META_KEYWORDS}, %{META_DESCRIPTION})

  • トラックバック機能を廃止

  • Facebookログイン機能を廃止

  • 画像ユニットのexif情報設定機能を廃止

  • Ogpモジュールのメイン画像のエントリーフィールド名を変更

  • Ver.2.7 以前のテキストユニット機能を利用する設定を廃止

  • 各GETモジュールのコード変更

  • SQLへルパの仕様変更

詳しくは、Ver. 3.2.0の 下位互換性のない変更点 をご確認ください。

下位互換性のない変更点


Ver. 3.1以上へのアップデートする際に気をつけることは下記の2点です。

  • ログイン画面をカスタマイズしている場合

  • SNSログイン・SNS会員登録以外の外部サービス連携機能を廃止

ログイン画面をカスタマイズしている場合

themes/ご利用テーマ/login.html を設置してログイン画面や会員サイトのログイン画面をカスタマイズしている場合、Ver. 3.1 にアップデートするとログインできなくなる可能性があります。

Ver. 3.1 では会員機能の強化のため、ログイン周りのテンプレートの改修、管理者と一般会員でログインページを別にする修正がはいっているので、ログイン画面のテンプレートが新しくなっております。ログイン画面をカスタマイズしている場合や、会員サイトの場合は、テンプレートの修正が必要になりますので、慎重にアップデートください。

SNSログイン・SNS会員登録以外の外部サービス連携機能を廃止

Ver. 3.1 で SNSログイン・SNS会員登録、Google Map以外の外部サービス連携機能が廃止になりました。廃止になった機能は以下になります。

  • Google Analyticsランキング(Api_GoogleAnalytics_Ranking)拡張アプリに移行

  • Twitterホームタイムライン(Api_Twitter_Statuses_HomeTimeline)

  • Twitterユーザータイムライン(Api_Twitter_Statuses_UserTimeline)

  • Twitterサーチ(Api_Twitter_Search)

  • Twitterリストタイムライン(Api_Twitter_List_Statuses)

  • Twitterリストメンバーズ(Api_Twitter_List_Members)

  • Bingウェブ検索(Api_Bing_WebSearch)

  • Bingイメージ検索(Api_Bing_ImageSearch)

下位互換性のない変更点


事前に新しいライセンスファイルを用意する

Ver.3.0以上では、プログラムの暗号化が廃止され ionCube Loader が必要なくなりました。この変更によりライセンスファイルの内容もアップデートされ、正しく動作するには新しいライセンスファイルの適用が必要になります。
正しいライセンスファイルを適用しないと予期せぬ表示を起こすことがありますので、差し替える時間を短縮するためにアップデート作業時には事前にマイページよりダウンロードすることを推奨いたします。

すでに「api」が使われている箇所があれば変更する

API機能が新しく追加されたことにより、「api」が予約語に登録されました。
制作したサイトでテーマフォルダ内に同じ名前のディレクトリやカテゴリコードに指定していると思わぬ不具合につながりますので、リネームまたはconfig.server.phpのAPI_SEGMENTの値を「api」以外のものを指定してください。
API_SEGMENTを「api」以外のものを指定すると、API機能を使う際に「api」と指定していたものはAPI_SEGMENTで指定した値に差し替えてご使用いただくことになります。

config.server.phpAPI_SEGMENTの設定は以下のコードになります。

define('API_SEGMENT', 'api');

下位互換性のない変更点


Ver.2.11にて校正オプションの仕様変更を行いました。

経緯

a-blog cms で制作されたサイトで、お問い合わせフォームなどのフォームを作成する際にエスケープ処理を忘れてしまった結果、カスタマイズにより脆弱性を作り込んでしまう問題 が多く見られました。この問題の対策として、Ver.2.11からすでに校正オプションが適用されていた場合もエスケープ処理を行う仕様へ変更になりました。

影響のあるテンプレート

仕様変更に伴い、Ver.2.11にアップデートした際、影響をおよぼす範囲は以下の3つの条件に当てはまる箇所の表示が崩れる可能性があります。

カスタムフィールド 、カスタムフィールド グループ、カスタムユニット、拡張ユニットなどの変数を仕様している 1つ以上の校正オプションを適用している 「<」、「>」、「&」、「"」などの文字列の入力(例:ソースコードなど)を許可しているけど、[raw]校正オプションを適用していない


変更を行わなかった場合、HTMLタグがそのまま表示されたり、「&」などが実体参照で表示される可能性があります。 バージョンアップする際は事前に該当の箇所を確認し、対応することをお勧めいたします。

対応する際はパイプを繋げて[raw]を適用してください。

  • 例){text}[raw|nl2br]

  • 例){text}[raw|markdown]

スタンダードライセンスのアップデート期間の延長について

スタンダードライセンスを利用していて、Ver.2.11以上のバージョンへアップデートを行う場合、アップデート期間が切れていたらアップデート期間延長オプションの購入が必要になりました。

アップデート期間の延長が必要になるとき

  • Ver.2.11 以上へのアップデート(例:Ver.2.10.0→Ver.2.11.0)

  • 2桁目のバージョン番号が変わるとき(マイナーバージョンへのアップデート)(例:Ver.2.11.0→Ver.2.12.0)

アップデート期間の延長が不要なとき

  • 3桁目のバージョン番号が変わるとき(パッチバージョンへのアップデート)(例:Ver.2.11.1→Ver.2.11.2は不要です)

  • Ver.2.10までのアップデート(例:Ver.1.7.0→Ver.2.10.0は不要です)

  • ライセンスを新規購入してから半年以内のアップデート

アップデート期間延長オプションを購入する方法

アップデート期間延長オプションはマイページより購入できます。ログインし、所有ライセンス一覧でバージョンアップしたいライセンスの「アップデート」ボタンをクリックして購入ページへ移動してください。


アップデート期間延長オプションを選択し、決済まで進みます。

アップデート期間を延長した後

  1. マイページの所有ライセンス一覧で新しいライセンスファイルをダウンロードする

  2. 新しいライセンスファイルに差し替える

  3. バージョンをアップデートする

万が一、アップデート期間を延長する前にVer.2.11以上にアップデートしてしまった場合

30日間のトライアルモードに切り替わります。30日経過後は開発モードに切り替わります。開発モードに切り替わったあとそのまま運用すると、サイトが検索エンジンから検索されない状態になったり、閲覧ページにもアラートが表示されます。 開発モードにならないために、トライアルモード期間中に新しいライセンスファイルを適用することをお勧めします。

また、アップデート期間を延長したくない場合には更新ページに移動して直前まで使用していたマイナーバージョンへダウングレードすることが可能です。

下位互換性のない変更点


グローバルルールのコンフィグ設定の仕様が変更になりました。

仕様の違い

Ver. 2.7.0 未満 でのグローバルルールの仕様

  • グローバルルールに設定した場合は、子ブログでもグローバルルールが存在するブログのコンフィグを参照

  • 子ブログ毎にグローバルルールの設定はそれぞれ出来ない。

Ver. 2.7.0 以上 でのグローバルルールの仕様

  • グローバルルールを設定しても、ルールのみグローバルであってコンフィグはグローバル化しない。

  • グローバルルールの設定はそれぞれの子ブログで設定する必要がある。

解決方法

もし、Ver. 2.7.0 未満のバージョンでグローバルルールを使って、全ての子ブログに、グローバルルールがある ブログのコンフィグを利用している場合、バージョンアップすると、コンフィグが子ブログ毎になりうまく動作しません。 そこで、以下方法を行うと後方互換性を持たせる事が出来ます。

config.system.yaml に以下を追記

global_rule_config_load: global
  • global を設定すると Ver. 2.7.0 未満の仕様

  • each(デフォルト)を設定すると Ver. 2.7.0 以上の仕様