ページタイプ
テーマフォルダが確定した後は、URL情報をもとにページタイプを判定します。
ページタイプには例えば、以下のような種類があります。
トップページ
一覧ページ
詳細ページ
404ページ
管理ページ
ページタイプ例
トップページ
トップページは、各ブログに1ページのみ存在するページタイプです。
トップページの判定例1
ブログの設定でドメインが example.com
、ブログコードが空の場合、次のURLでのみトップページと判定されます。
https://example.com
※ クエリパラメータやハッシュ(#以降)は対象外となります。
トップページの判定例2
ブログの設定でドメインが example.com
、ブログコードが news
の場合、次のURLでのみトップページと判定されます。
https://example.com/news/
詳細ページ
詳細ページは、CMSのエントリー情報が一意に決まっている時のページタイプです。基本 xxxx.html
で終わるURLがこれに該当します。
詳細ページの判定例1
CMSで管理している、エントリーのコード(ファイル名)と同一のURLがこれに該当します。
https://example.com/news/sample.html
※ クエリパラメータやハッシュ(#以降)は対象外となります。
詳細ページの判定例2
例外として、CMSで管理しているエントリーのコード(ファイル名)が空の場合は xxxx.html
で終わらないURLになります。
news
ブログ or news
カテゴリーにエントリーコードが空のエントリーがある場合は、以下URLのページタイプは詳細ページになります。
https://example.com/news/
一覧ページ
一覧ページは、URL上の情報で絞り込みが行われた場合に表示されるページタイプです。
ただし、詳細ページに該当する場合は詳細ページが優先されます。
一覧ページの判定例
以下のように、URLでカテゴリ・カスタムフィールド・日時・キーワード・タグなどを指定している場合、一覧ページとして扱われます。複数の条件を組み合わせた絞り込みも対象です。
カテゴリー一覧
https://example.com/news/
カスタムフィールドで検索
https://example.com/field/price/lt/3000
日時で検索
https://example.com/2025/09/
キーワードで検索
https://example.com/keyword/検索ワード/
タグで検索
https://example.com/tag/タグA/タグB/
※ クエリパラメータやハッシュ(#以降)は対象外となります。
404ページ
404ページは、URLの情報からブログ・カテゴリー・エントリーなどが特定できなかった場合かつ、固定テンプレートが存在しない場合(後述)に表示されるページタイプです。
404ページの判定例
存在しないブログ・カテゴリーを指定
https://example.com/hoge/
存在しないエントリーを指定
https://example.com/hoge.html
勘違いしやすいところとして、標準で用意されている絞り込みのURL情報でヒットがない場合には404ページタイプとはなりません。
カスタムフィールドで検索でヒットしない
https://example.com/field/price/lt/99999
日時で検索でヒットしない
https://example.com/2099/12/01
キーワードで検索でヒットしない
https://example.com/keyword/hogehogehoge/
タグで検索でヒットしない
https://example.com/tag/タグAAAAAAAAAAAAA/
管理ページ
管理ページは、URLが管理ページのURLだった場合に選択されるページタイプです。基本的にはURLに /admin/xxxxx/
というパスがあると管理ページと認識されます。
管理ページの判定例
https://example.com/bid/1/admin/top/
他にもページタイプによって選択されるテンプレートはありますが、ここでの説明では省略します。
他テンプレートの例
サインイン画面
_member/signin.html
サインアップ画面
_member/signup.html
パスワード再発行画面
_member/reset-password.html
プロフィール更新画面
_member/update-profile.html
パスワード変更画面
_member/update-password.html
退会画面
_member/withdrawal.html
404エラー画面
404.html
500エラー画面
500.html
ページタイプとテンプレートファイル設定
各ページタイプごとに、使用されるテンプレートファイルを設定できます。設定は 管理ページ > テーマ > テーマ設定
から行います。
テーマディレクトリの選択
テーマディレクトリ名には、現在使用しているテーマ名が表示されます。
本CMS設置ディレクトリ内の
themes/
以下にあるテーマディレクトリが、プルダウンメニューから選択できます。
template.yaml の利用
テーマディレクトリ内に
template.yaml
が存在する場合、「テンプレート設定を有効化」 することで、template.yaml
に記述されたテンプレート設定が優先して読み込まれます。template.yaml
は、テーマを使いまわす場合に毎回テンプレートファイルを個別設定する手間を省くために利用します。
tpl_top : index.html
tpl_index : index.html
tpl_detail : _entry.html
tpl_404 : 404.html
tpl_admin : admin.html
tpl_login : _member-admin/login.html
設定の効果
このようにテーマ設定を通じて、各ページタイプごとに表示されるテンプレートファイルを柔軟に切り替えることが可能です。たとえば、以下のようにページタイプごとに異なるテンプレートを割り当てられます。
トップページ →
_top.html
一覧ページ →
index.html
詳細ページ →
_entry.html
エラーページ →
404.html
管理ページ →
admin.html
テーマセット機能は Ver. 3.1 から導入された機能のため、Ver. 3.0 以前のバージョンを利用の方は 管理ページ > コンフィグ > テーマ設定(レガシー設定)
からテーマの変更ができます。