テンプレート書き出し機能(静的ファイルとして出力)
ここでは、a-blog cmsの動的ページを静的ファイルとして出力する設定内容について説明します。
たくさんモジュールが記述してあるテンプレートのページやヘッダー、フッターなどあまり更新しないパーツに対してテンプレート書き出しを行うとページを表示するときにモジュールの実行回数を減らすことができ、パフォーマンス向上につながりますので、重いページなどあった場合は検討してみましょう。
テンプレート書き出しするページと出力先を設定する
管理画面 > テンプレート書き出し に移動。テンプレート書き出し設定は、ルートブログのみで設定できます。
生成元URI、出力先パスの3つの項目を入力します。
- 生成元URI
- 静的ページとして書き出しをしたいページのURIを、http:// または acms:// から入力します。
- 出力先パス
- 生成元URIの内容を、ここで指定した themes内に、指定したファイル名で出力します。
- 生成範囲
- 静的ファイルとして出力する場合は「全て」を選択します。レイアウトモジュールがあるテンプレートを書き出しする場合に「レイアウトのみ」を選択するとレイアウトモジュールだけ解決された動的テンプレートを書き出しするようになります。
テーマ設定で使用しているテーマと、出力先パスで選択するテーマは同じものとしてください。静的ファイルは選択したthemes内に、指定したファイル名で出力されます。
また、出力先のthemesには、書き込み権限を設定してください。
出力先に同名ファイルがあった場合は、新しい内容が上書きされます。ファイルの管理に、十分に気をつけて実行してください。
子ブログでのテンプレート書き出し
ルートブログより下の子ブログでは、親ブログで[直接の子ブログでのテンプレート書き出しを許可する]にチェックをすることで、テンプレート書き出しが可能になります。デフォルトでは、子ブログでのテンプレート書き出し実行は禁止されています。
これは直接の親子関係をもったブログ間でのみ有効な設定です。ブログの階層が深くなる場合はそのたびに同様の設定が必要です。
書き出しする
同ページにある、「テンプレート書き出しを実行する」ボタンを押す事で、設定されているファイルをすべて作り直します。ファイルやデータに更新があった場合に実行しましょう。