モジュールの基本
モジュールとは?
本CMSでは、ページは「モジュール」と呼ばれるパーツによって構成されています。モジュールは、表示用テンプレートのHTMLファイルに貼り付けられる形で利用されます。
a-blog cmsには多くのモジュールが用意されており、それぞれがCMSに登録されたさまざまなデータを表示する役割を持っています。これらのモジュールを組み合わせることで、サイト全体のレイアウトや機能が作られていきます。
どのようなモジュールがあるのかを把握することは、a-blog cmsを効率よくカスタマイズしていくための近道です。理解を深めるためには、実際のテンプレートファイルの中で、どのようにモジュールが記述されているかを確認してみてください。
モジュールは大きく分けて、次の2種類があります。
GETモジュール
サイトの表示用テンプレートを組み立てるためのモジュールです。
GETモジュールには以下の3種類があります。
標準ビルトインモジュール
あらかじめ用意された基本的な表示用モジュール
V2ビルドインモジュール:
あらかじめ用意された基本的な表示用モジュール
v3.2 で追加された twigテンプレートのみで利用可能なモジュール
タッチモジュール
条件に応じて表示・非表示を切り替えるモジュール
POSTモジュール
サーバーにデータを送信するためのモジュールです。
POSTモジュールには例えばの以下のような機能のものがあります。
POST_2GETモジュール:送信したデータをGETパラメータに変換して扱うモジュール
ダウンロードモジュール:ファイルのダウンロード処理を行うモジュール
フォームモジュール:フォームの送信処理を行うモジュール
モジュールは、テンプレート内に必要なだけ自由に貼り付けることができます。
ただし、モジュールの数が増えるほど処理に時間がかかることを覚えておきましょう。
例えば、1つのモジュールが0.1秒で動作する場合でも、それを100個貼り付けると合計で約10秒かかり、ページの表示が遅くなってしまいます。したがって、モジュールの貼りすぎには注意が必要です。
標準でキャッシュ機能が搭載されています。この機能により、最初の表示に10秒かかったページでも、2回目以降のアクセスではキャッシュが使われ、ほぼ瞬時に表示されます。