Google Mapsの仕様変更により、地図が表示されない場合がある問題が確認されました

6/29 追記

マップユニットなどの編集ページでキーワード検索ができない場合がある事を確認しました。 この問題に対応するため、Google Api Console で Google Maps Geocoding API を有効にしてください。

6/27 追記

以下によると、2016/06/22以前に設置したものであれば、以下の対応は必要ありません。ただしドメイン変更をすると、この適応外になりますので対応は必要になってきます。

Standard Plan Updates

--- 追記ここまで ---

以前までは、Google MapsはAPI Keyがなくても利用できていたのですが、仕様変更によりGoogle MapsのKeyが必須になりました。

Geo Developers Blog

これにより環境によって(06/22以降のサイト、もしくはドメイン変更した場合)は地図が表示されなくなってしまいます。これに対応するため、以下の対応をお願いいたします。

* 次期バージョンのVer. 2.6.1.2 では、管理画面よりAPI Key設定をできるようにします。

対象

  • a-blog cms Ver. 1.7.0 〜 Ver. 2.6.1.1

Ver. 1.7.0以前のバージョンをご利用の場合は、1.7.0にバージョンアップをご検討いただくか 有償対応で対応する事になります。

対策の流れ

  1. パッチをダウンロード・適応
  2. API Keyの取得
  3. 取得したAPI Keyを/js/config.jsに設定
  4. Google Static Mapsの対応

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2系バージョン

ファイルを開く

Ver. 1.7.0


1. パッチの適応

上記のパッチをa-blog cmsのバージョンに合わせてダウンロード・適応ください。

2. API Keyの取得

以下の手順で行います。


Google API Console にアクセスしてログイン。ログイン後、任意の名前でプロジェクトを作成。


先ほど作成したプロジェクトの選択。


Google Maps JavaScript API と Google Static Maps API と Google Maps Geocoding API(※) の有効化。必ず3つとも行ってください。 (※2016年6月29日追記)


認証情報に移動し、APIキーを作成します。複数のキーがありますが、「APIキー」を選択してください。


ブラウザキーを選択します。


名前を適応に入力し、受け入れリファラーの設定をしてください。


作成したAPI キーをコピーしておきます。


3. config.jsの設定

/js/config.jsに以下の1行を追加します。

key=の後に貼り付けてください。


ACMS.Config({
    googleApiParams: 'key=コピーしたAPIキーを、ここに貼り付け',   // この行を追加
...

4. Google Static Mapsの対応

次に、Static Mapsの対応を行います。/themes/system/include/unit.html を修正します。各テーマで継承している場合は、継承したファイルも修正をお願いします。

「&key=xxxxxxxxxxxxx」を追加します。xxxxxxxxxxxxxは先ほどコピーした「APIキー」を設定ください。

<!-- BEGIN unit#map -->
<!-- 地図 -->
<div class="column-map-{align}{display_size_class}"{display_size}[raw]>
	<img src="//maps.google.com/maps/api/staticmap?center={lat},{lng}&zoom={zoom}&size={x}x{y}&maptype=roadmap&markers={lat},{lng}&key=xxxxxxxxxxxxx" alt="{msg}" width="{x}" height="{y}" title="クリックで地図が動かせるようになります。">
</div><!-- END unit#map -->

また、/themes/system/admin/etnry/unit.htmlも同様な対応をお願いします。

以上で対応は完了です。ブラウザのコンソールでエラーが出ていない事を確認してみてください。

今後ともa-blog cmsをお願い致します。