Facebookアカウントを使ったログイン・サインアップ
Facebookによるログイン機能は、将来廃止予定になります。
Facebook APIを使用してログイン・サインアップする機能があります。この機能を利用することで簡単にa-blog cmsへログインできる様になります。またサインアップ機能(読者登録)も対応していますので、読者登録を実装されている場合は有効なカスタマイズになります。
facebook for developersの設定
Facebookアカウントを使ったSNSログインのための準備として、a-blog cmsの 管理ページ>コンフィグ>ログイン設定 にあるFacebookの「Application ID」と「Appliction Secret」の2つの情報が必要になります。この2つの情報は、 独自のFacebookアプリを作成することで入手できます。
注意:Facebookアプリの作成には、Facebook開発者登録が必要です。開発者登録がされていない場合には https://developers.facebook.com より事前にご登録ください。
アプリの作成手順
この手順は2016年05月現在のものです。Twitter側の仕様変更がされる場合がありますのでご注意ください。
1.新規アプリを作成画面へ移動します。上部ナビゲーションのマイアプリから「新しいアプリを追加」を選択すると、モーダルウィンドウでプラットフォームの選択画面が表示されます。ここでは「ウェブサイト」を選択します。
2.Quick Start for ウェブサイトの画面から、新たに作成するAppの名前(任意のもの)を入力して「新しいFacebookアプリIDを作成」をクリックすると、次の画面へ移動します。
3.連絡先メールアドレス、対象となるサイトに適したカテゴリを選択して「アプリIDを作成」をクリックして次の画面へ移動します。
4.「Tell us about your website」のSite URLにFacebookアカウントでのログインを行うサイトのURLを入力します。
5.アプリの登録ができました。画面下部の「Next Steps」の文中にある「Skip to Developer Dashbord」リンクからダッシュボードへ移動します。
6.ダッシュボード画面ではアプリID とapp secret が確認できます。app secret は非表示になっていますので、 App Secret 欄右側の「表示」で表示して確認してください。
これで設定に必要な 「Application ID」 と 「Appliction Secret」 が取得できました。 これらの情報のa-blog cmsへの設定は後述します。
a-blog cms 側の設定
SNSログインのためのa-blog cms側での設定は大きく3つあります。
- APIキーの設定
- SNSログインのための設定
- ユーザーごとの設定
1. APIキーを設定
FacebookのAPIキーは 管理ページ>コンフィグ>ログイン設定 から設定できます。プロパティ設定画面の「ウェブサービス」からFacebook アプリケーションの各情報を登録します。
2. SNSログインのための設定
ブログ全体でのSNSログイン機能と対象についての設定は 管理ページ>コンフィグ>ログイン設定 から行います。
SNSログイン機能 のチェックで該当ブログでの機能を有効化します。SNSログイン使用権限 では、SNSログイン機能が使えるユーザー権限を設定します。
3. ユーザーごとの設定
「2. SNSログインのための設定」でブログでのSNSログイン機能を有効にすることで、 該当ブログに所属する各ユーザーのプロフィール変更画面 にSNSログインのための項目が表示されるようになります。
Facebookログインボタンは、 Facebookで認証(または認証解除)することで、ログイン情報とこのユーザーが関連づけされます。ログイン状態がユーザーに関連づけされますので、この設定は管理者が設定するのではなく、各ユーザーが個別に行うものとなります。
認証がされている場合は「認証」ボタンが「認証解除」に変わって表示されます。各サービスの認証ボタンを押した時、サービスにログインしていない場合は、各サービスの認証画面が表示されます。ここでログインすることで、このユーザーでのa-blog cmsのSNSログインが有効になります。
ログインするには
ここまでの設定が行われていれば、ユーザーID、パスワードを入力しなくても、SNSログインボタンからログインできるようになります。ログイン画面を表示すると、通常のユーザーID、パスワードの入力欄の下に、Facebookのログインボタンが表示されます。

管理ログイン画面の場合
a-blog cms Ver. 2.8.29 をリリース
本日2018年08月20日にフィックスバージョンのVer. 2.8.29をリリースしました。下記の修正が行われております。
Ver. 2.8.29 修正箇所一覧
- CMS-4172 Ver. 1系のフォームログが壊れている場合、フォームログが確認できない問題を修正
- CMS-4131 js-viewingでflex, table, gridは取り除かないように修正
- CMS-4184 Unit_Listモジュールでカスタムユニット変数&拡張ユニットが使えるように修正
- CMS-4186 リダイレクトの設定によってはモジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正
- CMS-4187 iOS端末から更新するとキャッシュがクリアされない場合がある問題を修正
- CMS-4188 サブドメイン間移動でログインセッションが切れやすい問題を修正(config.server.php DOMAIN_BASEを設定)
- CMS-4178 ScheduleモジュールでPHPエラーが表示される場合がある問題を修正
- CMS-4182 php7.2で関連記事が0件の場合Entry_Summaryでphpのエラーが出る問題を修正
- CMS-4192 各テーマでdiscriptionメタタグでサマリーのtrimを長くなるように修正
- CMS-4167 システム更新時に config.server.php もバックアップするように修正
- CMS-4176 静的書き出しでのhttps証明書により書き出しできない場合がある問題の修正
- CMS-4134 テンプレート書き出しからhtmlフォーマットチェックを除外
- CMS-4140 Navigationモジュールの子要素属性(attr)変数をスニペットに追加
- CMS-4199 IE11以下でvalidator.jsが動かない問題を修正
- CMS-4200 CSVインポートでアップデート判定項目変更機能(プロ版以上)が動作していない問題を修正
修正箇所詳細
以下、修正内容の詳細になります。
CMS-4172 Ver. 1系のフォームログが壊れている場合、フォームログが確認できない問題を修正
Ver. 1系のa-blog cmsを2系にアップデートした時、フォームのログデータが壊れている場合、管理画面から確認できない不具合を修正しました。
CMS-4131 js-viewingでflex, table, gridは取り除かないように修正
js-viewing組み込みJSは、現在いるURLと同じリンクのa要素を外す機能です。 今までは、デフォルトで display属性が「block」「inline-block」の時のみa要素を外さないようにしていましたが、下記のように対象値が増えました。
- block
- inline-block
- flex
- grid
- table
CMS-4184 Unit_Listモジュールでカスタムユニット変数&拡張ユニットが使えるように修正
Ver. 2.8.28 までは、ユニットリストではカスタムユニットや拡張されたユニットは表示できませんでした。
- custom
- custom_hoge
これを今回の改修で表示できるようにしました。
拡張ユニットの場合は、ユニット表示のテンプレートと同じようにブロックを 「<!-- BEGIN unit:loop -->」内に追記します。
<!-- BEGIN unit:loop -->
<!-- BEGIN unit#custom_hoge -->
...
<!-- END unit#custom_hoge -->
<!-- END unit:loop -->
CMS-4186 リダイレクトの設定によってはモジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正
「index.html」を「/」にリダイレクトしている時、モジュールのダイアログボタンが動作しない問題を修正しました。
CMS-4187 iOS端末から更新するとキャッシュがクリアされない場合がある問題を修正
iOS端末からエントリーを更新した時、大きな画像アップロードがあると、CMSのキャッシュが即時にクリアされない問題を修正しました。
CMS-4188 サブドメイン間移動でログインセッションが切れやすい問題を修正
サブドメイン拡張ライセンスで、ブログ毎にドメインを変更している場合、同時に複数タブを開くとセッションが切れやすい問題がありました。これを以下の設定をすることにより、セッションが切れにくくなるように修正しました。
config.server.php: 4行目付近
define('DOMAIN_BASE', 'example.com');
例えば、以下のようなドメインで運用している場合、基本ドメインとなる「example.com」を 「DOMAIN_BASE」に設定します。
- www.example.com
- blog.example.com
- news.example.com
- jp.example.com
CMS-4176 静的書き出しでのhttps証明書により書き出しできない場合がある問題の修正
「静的書き出し機能(プロフェッショナル版以上)」で、「自己署名証明書」でのhttps表示時に書き出しが動作しない問題を修正しました。
CMS-4134 テンプレート書き出しからhtmlフォーマットチェックを除外
「テンプレート書き出し機能」で MIMEタイプが「html」と判定された場合、htmlフォーマットをチェックする機能から除外しました。これは、テンプレート書き出しでは部分的なテンプレート書き出しや、html以外の書き出しもあるためです。
CMS-4199 IE11以下でvalidator.jsが動かない問題を修正
IE11以下で、JavaScriptによるフォームのバリデート(チェック)が動作していない問題を修正しました。
CMS-4200 CSVインポートでアップデート判定項目変更機能(プロ版以上)が動作していない問題を修正
「CSVインポート機能」で、プロフェッショナル版以上で動作する、entory_id以外の項目をキーしたエントリー更新ができない状況を修正しました。
以上、Ver. 2.8.29での修正内容になります。