テンプレートの基本
a-blog cms で更新ができるページを作るためのHTMLファイルをテンプレートファイルといいます。テンプレートファイルにいろいろなモジュールを貼り付けていくことで、データベースに保存されている情報をHTMLに配置していきます。
a-blog cms のテンプレートファイルは基本的にはHTMLファイルで作られており、PHPのプログラムを直接記述することはありません。データベースに保存されている情報を表示するためのモジュールや、表示/非表示を制御するブロック、外部ファイルを読み込むインクルード、テンプレートのどこに記述しても動作するグローバル変数といった記述を、HTMLファイル内に組み込んで作成することになります。
テンプレート内でエントリーの一覧を表示している例
<!-- BEGIN_MODULE Entry_List --> <div> <!--#include file="/admin/module/setting.html"--> <ul> <!-- BEGIN entry:loop --> <li><a href="{url}">{title}</a></li> <!-- END entry:loop --> </ul> </div> <!-- END_MODULE Entry_List -->
この例では、Entry_Listモジュールを使って、エントリーのタイトルとリンク先を出力しています。
<!-- BEGIN entry:loop -->から<!-- END entry:loop -->の間を繰り返し表示する事になります。また、モジュールのコメントタグについては実行後には削除され通常のHTMLソース側には表示されません。
また、a-blog cms ではテンプレートファイルはテキストファイルであれば、どのようなファイルでもテンプレートにできます。
Ver.2.5以前ではブロックがモジュール内で一度しか利用できない仕様となっておりましたが、同じモジュール内でもVer.2.5より再利用できるようになりました。