a-blog cms Ver. 3.2.0 RC版 を公開しました

Ver. 3.2.0-rcパッケージをリリースしました

Ver. 3.2.0 RC版を公開しました

大変お待たせいたしました。現在開発中の次期バージョン Ver. 3.2.0 RC版 を公開いたしました。

仕様および機能開発が確定したため、ベータ版からRC版へ移行いたしました。今後は引き続き動作の安定性向上や不具合修正に取り組み、1ヶ月以内の正式リリースを目指してまいります。

なお、本バージョンは開発段階のため、本番環境でのご利用はお控えください。テストやお試し、あるいは新規開発案件での検証にぜひご活用ください。

Ver. 3.2.0 RC版を試す方法

ablogcms.io で簡単に試す

ablogcms.io で簡単に試すことができます。以下URLよりお試しください。

https://www.ablogcms.io/v32-rc/

アップデートの場合

private/config.system.yaml に、以下コードを追記ください。

system_update_repository: http://www.a-blogcms.jp/api/update-edge.json

次に管理画面 > コンフィグ > 機能設定のオンラインアップデートで「マイナーバージョンも含める」にすることで、メニューから Ver. 3.2.0-rc にアップデートできるようになります。


オンラインアップデートの対象にマイナーバージョンを含める

オンラインアップデートの対象にマイナーバージョンを含める


新規インストールの場合

新規でインストールする場合は、以下よりURL新規パッケージをダウンロードしてお使いください。

php8.1 〜 php8.4

https://developer.a-blogcms.jp/_package/3.2.0-rc.0/acms3.2.0-rc.0.zip

新機能

  • 標準テーマを刷新(site, beginner, develop)
  • ブロックエディターの追加
  • Twigを利用できるテンプレート機能を追加
  • グループユニットを追加
  • jpeg・png 画像をWebP画像に変換するオプションを追加
  • 自動オンラインアップデート機能を追加
  • WordPress eXtended RSS(WXR)形式でのエクスポート機能を追加
  • ストレージをローカルではなくAWS S3に保存できる仕組みを用意
  • 組み込みJSに「htmx」を追加
  • Vite 連携機能を追加

改善・修正した変更点

  • 対応PHPバージョンの変更(php8.1.0 - php8.4.x)
  • エントリ編集画面を改修
  • エントリー管理画面を改修
  • モジュール管理画面を改修
  • メイン画像にカスタムフィールドを設定できるように改善
  • WebP画像をそのままアップロードできるように改善
  • メディア機能でHEIC画像のJPEG変更に対応
  • メディア機能の代替テキストに改行が使えるように改善
  • メディア一覧の検索条件に「自分のメディアのみ表示」を追加、またファイル名検索をキーワード検索に変更
  • カスタムユニットのデータがテキスト置換の対象外になる問題を修正(シリアライズせずに保存するよう改善)
  • ログインユーザーの最終アクセス時間を、ダッシュボードおよびユーザー・会員一覧で確認可能に
  • 会員ログインに有効・無効のオプションを追加
  • 表側のエントリー編集画面を廃止し、同様の編集機能を管理画面内に移設
  • カスタムフィールドメーカを改善
  • シンタックスハイライト用のライブラリを Google Code Prettify から highlight.js に変更
  • 組み込みJSのバリデーターをアクセシビリティ対応
  • ACMS.addListener 使用時に、event.detail でカスタムイベントのデータを取得できるように
  • API機能で新しいV2モジュールに対応

a-blog cms Ver. 3.2.0 をリリースしました!


いつも a‑blog cms をご活用いただき、ありがとうございます。
このたび a‑blog cms Ver. 3.2.0 を正式リリースいたしました。

本バージョンでは、制作現場やサイト運用の現場から寄せられたご要望を多数反映し、CMSの使いやすさ・拡張性・管理性を一層強化しています。

主な新機能ハイライト

ブロックエディタの導入

テキスト、画像、ファイルなどを「ブロック単位」で自由に組み立て可能に。直感的な操作で、マルチカラム配置やスラッシュコマンド操作、マークダウン記法、カスタムクラス対応も実現しました。

ブロックエディターのサンプル画像

Twigを利用できるテンプレート機能を追加

これまで独自のテンプレートタグにより柔軟な表示制御を実現してきた a-blog cms に、新たに Twig テンプレートエンジン を導入しました。
変数展開・条件分岐・ループ・フィルタなどの機能が利用でき、再利用性や可読性の高いテンプレートが記述可能です。

グループユニットの追加

複数のユニットをまとめてひとつの「グループ」として扱える新しいユニットを追加しました。

グループ単位での移動や複製が可能になり、レイアウトを保ったまま効率的に記事を編集できます。特定のレイアウトパターンを繰り返し使うケースに特に有効です。従来のユニットグループでの課題を解決し、より直感的で自由度の高いレイアウト作成を実現します。

ユニットをグループユニットで囲うことができます。

自動オンラインアップデート機能を追加

不具合修正やセキュリティアップデートを自動で適用できるようになりました。
本機能は「パッチバージョンのみ」を対象としているため、安全性を確保しつつ運用負担を大幅に軽減できます。

自動アップデート設定画面です。
デフォルト機能オフ。
パッチバージョンのみ対応。
自動更新する時間帯を指定可能。
事項更新する曜日を指定可能。

WordPress eXtended RSS(WXR)形式でのエクスポート機能を追加

WXR(WordPress eXtended RSS)形式でのエントリーエクスポート機能を追加しました。この機能追加により、データのポータビリティが向上しました。WXR形式という標準フォーマットでエクスポートできるため、他のCMSやツールとの互換性が高く、柔軟な運用が可能になります。

管理画面 > エクスポートから、WXR形式でエクスポートできます。

組み込みJSに「htmx」を追加

htmx は、HTML を拡張して、ページの一部を動的に更新するための軽量なライブラリです。JavaScript を使わずに、HTML属性を用いてサーバーとの通信やページの更新を行うことができます。これにより、クライアントサイドのコードを減らし、シンプルで直感的な開発が可能になります。

a-blog cmsでは従来から「post include」機能という、htmxライブラリと同じような機能があり、htmxとの相性もよく、組み込みJSが読み込まれていれば、特に初期設定などせずに、すぐ使い始めることが可能です。

その他の改善点

対応PHPバージョンの変更

対応PHPバージョンが、PHP8.1.0 〜 PHP8.4.x に変更されました。 a-blog cms Ver. 3.1.x は PHP7.3まで対応していましたので、アップデート時はお気をつけください。

エントリ編集画面を改善

ユニット周りのUIを中心にエントリー編集画面の操作性と視認性を大幅に改善いたしました。ユニットの並び替え・追加・削除などの一連の体験が向上されています。

ユニット周りを全体的に機能・スタイルを見直し。

主な変更点

  • ユニットの追加をドロップダウンメニューから行えるように変更

    • 横並びのボタンから、ドロップダウンメニューで選択して追加する形式に変更され、目的のユニットを探しやすく

    • カテゴリー分けができるようになり、大量のカスタムユニットでも整理可能

    • アイコンがデフォルトで表示されるようになり、acms icon の他に Material Symbols が利用可能に

  • ユニットの上下移動機能を追加

    • ドラッグ&ドロップに加え、上下移動ボタンで位置を調整できるようになりました。細かな配置変更が容易に

  • ユニットの複製機能を追加

    • 既存のユニットをワンクリックで複製できるようになりました。同じレイアウトを再利用する際に効率的よく作業可能

  • 配置やユニットグループをドロップダウンメニューから選択するように変更

    • 利用頻度の低い配置やユニットグループを3点リーダーメニューにまとめました。必要なときのみ表示することで画面をすっきりさせます

エントリー・モジュール管理画面の改善

一覧画面の見やすさ・速さ・間違えにくさを重視して全面的に改善し、表示項目設定検索条件の保存高度な絞り込み機能を追加しました。また、全体的に操作が必要なUIの見直しを行いました。

エントリー・モジュール管理画面を全体的に見直しました。

主な変更点

  • 表示項目設定

    • カラムの表示・非表示・並び替えが可能

    • カスタムフィールドに対応

  • 検索条件の保持

    • 適用した検索条件(キーワード、日付、カテゴリ、ステータスなど)を再訪時に自動復元

  • 高度な絞り込み

    • 表示項目設定で追加したカスタムフィールドを条件に検索

    • 演算子検索や、複数条件による検索に対応

  • UIの見直し

    • 一括操作やフィルタ、ページネーションなど、ユーザーが直接操作するUIを全面的に改善

    • ボタンの配置整理や必要なときだけボタンを表示するようにし、不要な操作ミスを回避

  • アクセシビリティ

    • キーボード操作やスクリーンリーダーによる操作性の向上

ユニットのレイアウトを Flexbox や Grid で組めるように

Ver. 3.2 未満の a-blog cms ではユニットのレイアウトと CSS float が強く結びついており、以下のような課題が発生していました。

  • Flexbox や CSS Grid を活用した段組みレイアウトができない

  • CSS の知識を理解していないとユニットグループや配置を使いこなすことが困難

  • CSS の float を理解していないとユニットのCSSをカスタマイズすることが難しい

Ver. 3.2 ではグループユニットの追加により、ユニットグループを利用せずレイアウトを組めるようになったことにより、CSS float を利用せず、Flexbox や CSS Grid を活用した段組みレイアウトができるようになりました。

WebP画像をそのままアップロードできるように改善

従来バージョンはWebP画像をそのままアップロードできませんでしたが、Ver. 3.2 では、WebP画像のままアップロードできるようになりました。

メディア機能でHEIC画像のJPEG変更に対応

iPhoneなどで撮影された写真に多く採用されている HEIC形式(High Efficiency Image File Format) の画像のJPEG画像変換に対応しました。HEIC画像をアップロードした際に自動でJPEG形式に変換してアップロードするようになります。

カスタムユニットのデータがテキスト置換の対象外になる問題を修正(シリアライズせずに保存するよう改善)

従来は、カスタムユニットのデータをシリアライズして保存していたため、テキスト置換に対応できず、不便な状態となっていました。

本バージョンでは、シリアライズによる保存を廃止し、カスタムフィールドと同様の形式で保存するように改善されたことで、テキスト置換に対応可能となりました。

ログインユーザーの最終アクセス時間を、ダッシュボードおよびユーザー・会員一覧で確認可能に

従来は、ダッシュボードでログイン日時を確認することはできましたが、あくまで「ログインした瞬間」の情報であり、その後の最終アクセス日時までは把握できない状態でした。

今回の改善により、最終アクセス日時に加え、接続元のIPアドレスや User-Agent も確認できるようになりました。

会員ログインに有効・無効のオプションを追加

従来は、会員機能を利用していない場合でも、サインイン画面やパスワードリセット画面が表示され、会員登録はできないが、ページが表示される状態となっていました。
(※会員登録自体は無効のため、実際には使うことのない不要な機能です)

このような状態はセキュリティ上も望ましくないため、本バージョンでは、ログインやパスワードリセット機能を会員機能を利用しない場合は、無効化できるオプションを追加しました。

カスタムフィールドメーカーを改善

カスタムフィールドの設定をより柔軟に行えるよう、カスタムフィールドメーカーに以下の改善を行いました。

  • テキスト入力欄のタイプ属性を拡充

  • プレースホルダーの設定に対応

  • HTMLレイアウトタイプの選択オプションを追加(tableレイアウト・グリッドCSSレイアウト)

シンタックスハイライト用のライブラリを Google Code Prettify から highlight.js に変更

組み込みJSのシンタックスハイライター「Google Code Prettify」を廃止し「highlight.js」を導入しました。

組み込みJSのバリデーターをアクセシビリティ対応及び、動的に追加したバリデーション定義によるバリデーション、カスタムルール追加に対応

組み込みJSの「バリデーター」で以下の点を改善しました。

  • バリデーションのタイミングをフォーカス解除時に変更

  • 送信時のバリデーション失敗時に一番最初にエラーが発生した要素までスクロールする機能を追加

  • 送信時のバリデーション失敗時に一番最初にエラーが発生した要素をフォーカスする機能を追加

  • バリデーションエラーなフォーム要素の aria-invalid 属性を true にする機能を追加

  • JavaScript などで動的に追加したバリデーション定義でも動作するように変更

  • カスタムルールを追加できる機能を追加

  • コールバック関数を追加

    • バリデーション成功時

    • バリデーション失敗時

    • バリデーション後

詳細はこちらを参照ください

詳細な移行手順や互換性情報については、以下の公式ドキュメントをご覧ください:

Ver. 3.1.x → 3.2.x 移行ガイド

今後も一層の利便性向上を目指して

バージョンアップというより“進化”と呼べるほどのボリュームある今回のリリース。
編集の利便性、管理の効率化、開発のモダン化と、CMS を支えるすべての側面で革新をもたらします。今後も引き続き皆さまの声を反映したアップデートを続けてまいります。

ぜひ Ver. 3.2.0 をお試しいただき、日々の運用や制作にお役立てください。

本件に関するお問い合わせ先

有限会社アップルップル
メールアドレス:info@appleple.com
お問い合わせフォーム:https://www.a-blogcms.jp/contact/

日々使いやすいシステムとなるよう改善を勤めておりますので、皆様からの貴重なフィードバック、お待ちしております。
今後とも a-blog cms のことをどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.2.2 & Ver. 3.1.55 リリースのお知らせ


この記事では、2025年9月16日にリリースした Ver. 3.2.2Ver. 3.1.55 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.2 修正点

  • CMS-7282 メディアフィールドを利用しているカスタムユニットを複製すると、サムネイル画像が表示されない問題の修正
  • CMS-7283 Twigテンプレート(V2_Jsモジュール)を利用している時、ダイレクト編集が動作しない問題を修正
  • CMS-7288 v3.2 の ACMS_POST_2GET モジュールで tpl を指定して ajax するとリダイレクト先のURLにtplがなくなってしまう問題の修正
  • CMS-7290 ダイレクト編集で、非公開にして保存すると非公開用のスタイルが当たらない問題の修正
  • CMS-7289 ダイレクト編集で複製後、リロードせずに複製されたユニットをダイレクト編集して保存すると、複製前のユニットのHTMLも更新されてしまう問題の修正
  • CMS-7285 監査ログの特定エラーに秘匿情報が含まれる問題を修正
  • CMS-7287 監査ログの同時ログインの誤検知がされる問題を修正
  • CMS-7291 site,beginnerテーマのお知らせ一覧のスタイル崩れなどを修正

Ver. 3.1.55 修正点

  • CMS-7284 監査ログの特定リクエストに秘匿情報が含まれる問題を修正
  • CMS-7286 監査ログの同時ログインの誤検知がされる問題を修正

リリースノートの補足


監査ログに関する修正

誤検知エラーを修正

同時ログインに関するNoticeエラー が誤検知により、大量のログが発生する問題を修正しました。

秘匿情報が含まれる問題を修正

特定のエラーで、秘匿情報がログに含まれてしまう問題を修正しております。管理者のみ閲覧できる情報ですが、セキュリティ的に問題になりますので、アップデートをお願いします。

また、CMSアップデートすることで、該当する既存のログに対しても秘匿情報を隠すように修正されます。


ダイレクト編集の不安定な動作を修正

ダイレクト編集周りでいくつか不具合が発見されたので修正いたしました。ダイレクト編集をご利用の場合はアップデートをお願いいたします。

  • スタイルが当たらない問題を修正

  • 別ユニットも更新されたように見える問題を修正

  • Twigテンプレートの場合、ダイレクト編集が動作しない問題を修正


Site・Beginnerテーマの修正

Site・Beginnerテーマのスタイル崩れなどを修正しました。

  • Site, Beginner テーマ:お知らせ一覧で、記事のテキスト部分が短いとスタイル崩れしてしまう問題を修正

  • Site, Beginner テーマ:記事内要素の余白やフォントサイズなど細かいスタイルを調整

  • Site, Beginner テーマ:ページヘッダー・黒背景の透過率を修正

  • Site テーマ:採用情報のフォーム確認や完了画面の時もエントリーユニット情報を表示する

  • Site テーマ:ブログ一覧のページャー種類をシンプルから通常に変更、カラム数も変更

  • Site テーマ:よくある質問詳細でユニットがはみ出てしまう時がある問題対応

  • Site, Beginner テーマ:お問い合わせのフォームID設定の入力チェック設定を追加

  • Site テーマ:よくある質問の不要なサンプル記事を1つ削除

  • Beginner テーマ:サイドカラムのバナー画像とリンク先を更新

  • Site テーマ:イベントブログ名を変更(イベント情報 → イベント)

  • Beginner テーマ:お知らせの欧文タイトル追加

  • Site テーマ:お問い合わせフォームでログインしているとプライバシーポリシーのエントリー編集ボックスformが干渉して確認ページへ遷移できなくなる問題を修正

  • Beginner テーマ:ページタイトルの出力変数記述ミスにより背景が表示されない時がある問題を修正

  • Site, Beginner テーマ:README.md を更新


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Ver. 3.2.3 & Ver. 3.1.56 リリースのお知らせ


この記事では、2025年9月26日にリリースした Ver. 3.2.3Ver. 3.1.56 の修正内容について紹介いたします。

現在お困りの問題に該当する項目がありましたら、お早めにバージョンアップのご検討をお願いいたします。

リリースノート

Ver. 3.2.3 修正点

  • CMS-7270 リッチエディターユニットから多言語機能のコードを削除(最初から動作していないため互換性には影響しません)
  • CMS-7292 同梱されているサンプルの gitignore を利用すると、embed ライブラリのLicense.php もignoreされてしまう問題の修正
  • CMS-7294 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7295 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7299 編集時のブロックエディタのリンクボタンに target="_blank" 時のスタイルが当てれるように data-target 属性を追加
  • CMS-7300 ユニットグループを使用した場合に画像などの幅が小さくなってしまうことがある問題対応
  • CMS-7301 ブロックエディターのリスト内のpタグにユニット余白が付く場合がある問題対応
  • CMS-7303 管理画面のコンフィグにある、変数表やスニペットが403 Forbidden になってしまう問題を修正
  • CMS-7304 Entry_Headlineモジュールでブログ・カテゴリー情報が出力できなくなっている問題を修正
  • CMS-7281 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7298 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7306 WordPress形式エクスポート機能で、カスタムフィールドのメイン画像に対応
  • CMS-7296 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7309 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7311 CMSアップデート後に動画・YouTubeユニットが崩れる問題を修正
  • CMS-7314 SetTemplate や SetRendered の引数で指定した変数が展開されない問題を修正
  • CMS-7315 Field_ValueList のフィールド絞り込みが "em" の場合に絞り込みできない不具合を修正
  • CMS-7312 ブロックメニューのタイプ変換のメニュー候補の挙動がおかしい問題を修正
  • CMS-7316 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善
  • CMS-7318 site,beginner テーマのスタイル調整とタグづれ修正
  • CMS-7319 Entry_Summary系 / Entry_Bodyモジュールで、サブカテゴリー表示オプション利用時のPHPエラーを修正
  • CMS-7320 カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

Ver. 3.1.56 修正点

  • CMS-7293 テキストユニット以外のユニットでもsummaryの改行を削除するように修正
  • CMS-7278 ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正
  • CMS-7305 カスタムフィールド変数表のメディアの変数にファイ名を出力する変数 {xxxx@name} がない問題を修正
  • CMS-7297 静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加(static_export_exclude_log_status_codes)
  • CMS-7307 非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善
  • CMS-7308 クリックサーチでタイトルクリック時(変数表・スニペットなど)に画面遷移してしまう不具合を修正
  • CMS-7317 APIレスポンスに X-Robots-Tag: noindex を付与するように改善

リリースノートの補足


ポート番号付きの環境で、静的書き出しをするとポート番号が付与されたままになる問題を修正

静的書き出し機能で、書き出す環境が https://example.com:8080 のように、ポート番号付きの環境の場合に、書き出したHTMLのリンクにもポート番号は付与されてしまう問題を修正しました。



静的書き出しで、404エラーはエラーログとして出力しないオプションを追加

静的書き出し機能で、書き出し時に 404 ステータスのページはエラーログが出力されるようになっていましたが、404エラーの場合はログに表示させないオプションを用意しました。

デフォルトで 404エラーはログに表示されないようになっています。

404以外にもログに表示したくないステータスを private/config.system.yaml で設定できます。

static_export_exclude_log_status_codes: [404] # 静的エクスポートで、配列で指定されたステータスコードのログを出力しないようにします。例: [404,403]


非最新マイナーバージョンの更新に対応 & PHP非対応マイナーバージョンを表示するように改善

管理画面から実行できる、オンラインアップデートで以下の点を改善しました。

  • PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合でも「最新」と表示される問題を修正

  • PHPバージョン制約下でも対応可能な最新マイナーバージョンへ更新できるよう修正

PHPバージョン制約で最新マイナーバージョンに更新できない場合、Ver. x.x.x は存在しますが、対応する PHP バージョンが vx.x.x 〜 vx.x.x のため、現在の環境ではご利用いただけません。
システム更新画面


カスタムフィールドメーカーの id 属性で、マルチバイト文字をそのまま/エスケープの切り替えが出来るように改善

カスタムフィールドメーカーで、チェックボックスやセレクトボックスの値がマルチバイト文字だった場合に、自動生成されるid属性値を、そのままマルチバイトを使用するか、エスケープしてASCII文字に変換するか切り替えが行えるようになりました。

「マルチバイト文字をエスケープしてID属性を生成する」をチェックすると、マルチバイト文字をASCII文字に変換します。


Site・Beginnerテーマの修正

Site・Beginnerテーマのスタイル崩れなどを修正しました。詳細は https://github.com/appleple/acms-utsuwa/releases/tag/v3.0.3 をご覧ください。


最後に

該当する問題がございましたら、できるだけ早めのバージョンアップをご検討ください。

今後もご報告いただいた内容に対して真摯に受け止め修正と改善を行ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。